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待ったなしの物流DX、海運大手と新興企業の取り組み

2022年6月24日 日本経済新聞

APモラー・マースクやMSCなど世界の海上輸送にDXの流れが止まらない。

デジタルソリューション

ブロックチェーンとしては、マースクとIBMのTradeLens、米のConvoy、英のeTEU、米のr3、印のStaTwigが台頭。配達管理ソフトウエアとしては、Maersk Flow、米のLogiNext Solutions、イスラエルのBringg、米のDeliverr、米のWise Systemsがラストワンマイルや配船効率の機械学習。ECのフルフィルメント&ロジスティクスとしては、インドのDelhivery、マースクのE-Commerce Logistics、中国の壹米滴答、インドネシアのShipper、米のShippo、米のCart.comがECプラットフォームの作成。電子データ交換(EDI)システムとしては米のLogicbroker、米のStedi、米のOrderful、米のDirect Commerceがある

サプライチェーン&ロジスティクス

コールドチェーン物流としては、スタートアップが介入するのは難しいが、ニッチソリューションとしては入り込んでいる。中国の杭州魯尔新材料科技、米のLineage Logistics、韓国のKorea Superfreezeが良い例。デジタル貨物運送としては独のSenator International、米のFlexport、独のcargo.One、独のsennderなどリアルタイムコストなどもわかる。貨物のデジタルマーケットプレイスとしては米のLoadsmart、米のUber Freight、ブラジルのCargoX。可視化プラットフォームとしては、米のproject44、米のParkourSC、米のRoambee。返品物流としては米のOptoro、米のHappy Returns。ロボットを活用したフルフィルメントとしては中国の未来机器人(VisionNav)、米のGreyOrange。保管&流通としては、米のlexe、米のSTORD、米のFlowspaceがある。

輸送サービス

自動トラック輸送としては、米のAurora、中国の図森未来科技(TuSimple)、中国の馭勢科技(UISEE Technology)となっている。

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