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「1.5度目標」確認でも道筋なき世界 COP26閉幕

2021年11月14日 日本経済新聞

第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(通称、COP26)は、石炭の段階的な削減などを盛り込んだ文書を採択し、閉幕した。気候変動対策の重要性で世界は一致しながら、化石燃料の扱いなど具体策になると溝が目立って調整は難航。パリ協定達成の道筋は描けなかった。既に化石燃料への投資は減速し、エネルギー価格が高騰する。現実を見据えながら脱炭素に取り組む覚悟が問われている。

合意文書ポイント
・気温上昇を1.5度までに抑える。
・30年目標を22年末までに決める。
・石炭火力は段階的削減へ。
・発展途上国への支援金を早く渡すように。
といった内容となった。

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