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【週刊 海のイドバタNEWS】 2024年第36週 注目の海記事ランキング 2024.9.2-9.8

こんばんわ
皆さん先週はどんな一週間でしたか?まだまだ夏真っ盛りの暑さですね…私ごとですが、出張やら登録やら…いろいろあってアップできませんでした。すみません。ここら辺は後日またご報告しますね
それでは先週の記事ランキング行ってみましょう!

その前に・・・初めての方へ
海のイドバタ会議について
日本全国の海に関わる取組や魅力、情報の記事を紹介するnoteです。この【週刊 海のイドバタNEWS】は、直近1週間で最も注目を浴びた記事をランキング形式で発表して、あれこれ話している記事です。この記事だけで1週間の海のトレンドがわかります。

先週は新たに51記事。7379PV、29コメント、202スキも頂きました。
いつも読んでくれてありがとうございます。

9月2週目 注目の海記事ランキング
とくに注目になったのがこちらです

ということになりました。
では早速お話していきます!
※レギュラー記事【 】(【海のイドバタNEWS】、【深堀】、【海のある町】)を抜いた順位でお話していきます。

🥇海藻をチョコ・フィナンシェに 高知の新興が食べ方革命

栄えある1位は、シーベジタブルの海藻洋菓子が獲得しました。

海藻といえば味噌汁とか酢の物とか和食のイメージですが、それをぶっ飛ぶ洋菓子などの素材としてアップグレードさせたのが高知県のスタートアップ、シーベジタブル。青のり醤油や青のりクッキー、シーベジタブルを使ったサンドイッチなど、言われてみれば、ありそうでなかったコラボ。しかもブルーカーボンで注目されている海藻とくれば、新たな可能性が垣間見れた内容ということで注目も浴びたのかと思います。

🥈大洗~苫小牧航路のLNG燃料フェリー「さんふらわあ ぴりか」の命名・進水式を実施

2位は、LNG燃料フェリーさんふらわあぴりかの記事でした。

商船三井系列のフェリー、さんふらわあシリーズの最新船。新幹線や飛行機など様々な移動サービスが増えてきていて、下火になってきたフェリー業界ですが、堅調に推移している航路がこの大洗〜苫小牧の航路。そんなフェリー業界にも次世代燃料の動きがいよいよ本格化していきそうです。今回のさんふらわあ ぴりかはそんな次世代燃料競争の口火を切ったといったところでしょうか?ここからいよいよ始まるリアルな次世代燃料の動向。イドバタでもしっかり追いかけていきますね。

🥉海中でのルアー紛失による海洋ごみ課題解決に貢献 DAISO「植物由来の原料を用いたルアー」を新発売 大創産業として初、海の環境保全に配慮した商品の提供

3位は、DAISOの植物由来のルアーの販売開始の記事でした。

庶民の味方、100円ショップが出てきて早40年。本当に様々な商品が生まれてきました。そんな100円ショップの大手DAISOでは釣り向けのルアーもあるようで、200種類にも及ぶともいわれているようです。もちろんルアーと言えば本物の小魚そっくりな動きをするおもちゃみたいなものですが、その素材はレジンだったりシリコンだったりプラスチックだったりします。そんな海で分解されにくい化学合成品で作られたルアーはよく糸を斬られて海底に沈んでいることもしばしば。釣りの有名なポイントではルアーの残骸が海に大量にあるところもあります。しかもそのルアーが海底に眠っていることで魚に危害が及んでいることもあります。そこで登場したのがこのDAISOの植物由来のルアーです。海洋環境をテーマにした商品は今後もどんどん増えていきそうです。

4位 海上の安全を守るのは誰だ!船員法、海上運送法、内航海運業法 遵守していますか?無料ウェビナー開催のお知らせ

4位は海上運送法改定の無料ウェビナーの記事でした。

知床遊覧船の事故から早2年。遊覧船業のあり方を問うた大事件でした。そしていよいよ遊覧船事業としての海の法律の改訂が2026年に行われます。そんな遊覧船事業者さん向けのセミナーが開催されるという記事。専門的すぎる内容で4位という位置づけは、現場の人が見てくれているんだろうなと思わせてくれた順位です。1つの事例が起きてしまうとルール付けが厳しくなって当事者は苦しいかもしれませんが、それもこれも安心してお客さんが海を楽しんでもらえるための措置です。1人でも多く海の魅力を伝えるためにも、是非深めていってほしい大作です。

海上運送法一部改正の【深堀】はこちら
遊覧船事業者、必見!2026年のルール改訂

元記事のnote記事はこちら

5位 日立、ワカメ育ててCO2吸収 下水処理でブルーカーボン

5位は日立の下水処理水を使ったブルーカーボンの記事でした。

最近注目されているブルーカーボンですが、それなりの海の栄養素がなければ育ちません。その栄養素というのはリンとか窒素とかなんですが、これを取り除いている施設があります。それが下水処理場。昔の人は土に栄養を与えるため「肥溜め」といった人間の排出物を栄養にしていました。実はそういった排出物は現在でも立派な栄養源になっています。とはいえ、そのまま川や海に流してしまうとやっぱり汚く感じますよね。なのでその下水処理場で水をきれいにしてから流しているわけなんです。いいかえれば水に含まれている栄養を取り除いて排出しているというわけです。そこに目を付けたのが日立製作所。あえてその下水処理で取り除かれた栄養源を使ってブルーカーボンを増やそうという試み。まさに逆転の発想ですね。どちらにせよ自然の循環こそがやっぱり最強ってことなんでしょうね。



という1週間でした。

先週取り上げられなかった分のランキングだけを取り扱ってみました。
今週の一押し記事と海町の1位については2週間分を取りまとめて、明日にでもアップしようと思います。ということで今週もよい一週間を

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