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映画

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観た映画のレビューをします。ネタバレも多少あります。割と昔の名画と呼ばれている作品を観ます。
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記事一覧

ゴダールよ、永遠に

 私の好きな映画監督の一人、ジャン=リュック・ゴダール監督が2022年9月13日に亡くなられた。…

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ジャン=ピエール・リモザン監督『TOKYO EYES』

1,イントロダクション 昔の映画を見ていると、時々「懐かしいなあ」と思ったり、「あの建物や…

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引用する芸術家(映画監督編)

1,イントロダクション 自分は、読書や映画が好きで、偏りはあれど、様々な本を読んだり、映画…

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エリア・スレイマン監督『天国にちがいない』

1,イントロダクション 自分は、時々映画レビューを書きます。ただ、映画作品のレビューは、DV…

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アッバス・キアロスタミ『そして人生はつづく』

1,イントロダクション 映画というものを観ると、いつも興味深いと思ってしまう。  自分の眼…

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濱口竜介『ハッピーアワー』について

0,イントロダクション 濱口竜介という監督を御存知ですか?近作の『寝ても覚めても』は、別の…

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ミヒャエル・ハネケ『セブンス・コンチネント』

1,イントロダクション 物凄い質感が冷たくて、渇いた映画を観た。  ミヒャエル・ハネケ監督の『セブンス・コンチネント』という映画だ。  一言では説明しづらい、しかし、妙に心の片隅に残るような作品だった。  他人に薦めたい、でも、心に留めておきたいような感じだ。何処か蟠りがあるが、言葉にして表現しないと気が済まない自分は、今、文章にして、映画の感想を書こうとしている。  それでは、しばしお付き合いください。 2,あらすじ 1987年。とある家族。父親・ゲオルクは昇進目前に控え

小津安二郎①

イントロダクション男女の仲というのは、夕食を二人っきりで三度して、 それでどうにかな…

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アッバス・キアロスタミ『桜桃の味』

 映画評です。映画評といっても、そんなにがっつり詳しくは、語れないので、感想を載せたいと…

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