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コーヒーグラインダー「Niche Zero」を海外配送代行で買ってみた

ROK+カスタムキットとNiche Zero…汚い…

経緯

コロナになって在宅勤務となり、始めたことがいくつがある。
その中で、一つが「家でエスプレッソを抽出する」ことだった。

家でドリップコーヒーは淹れていたが、ドリップコーヒーだとどうしもカフェラテが薄味になってしまう。お店のような濃いカフェラテを再現するためには、やはりエスプレッソを抽出する必要があった。

少ない予算で検討した結果、
・エスプレッソマシンは手動ROK
・コーヒーグラインダーはBaratza Encore
で購入した。
1年前に購入してまぁまぁ満足して使用していたが、Baratza Encoreはエスプレッソ専用ではないので、挽き目が変わったりして塊ができたりして安定的に抽出できなかった。より美味しく安定的に抽出することを目指し、コーヒーグラインダーを購入することを決意した!

どっちにしようか!

(1)自動 VS 手動

手動エスプレッソマシンを使っているので、グラインダーまで手動にすると一杯を抽出するまで結構時間がかかってしまう。(挽くの大変だし…)
自動コーヒーグラインダーを使っている現在もエスプレッソを抽出するまで10~15分がかかるので、ランチの時間にコーヒーが飲めなさそうな気がした。
抽出時間だけを考えて、自動コーヒーグラインダーで購入することを決めた。
※ちなみに手動コーヒーグラインダーは「KINU M47 Classic」を購入しようとしてた。

(2)Niche Zero VS Mignon Specialita

妻にコーヒーを淹れているので、妻も支援してくれるとのことで予算は10万円。10万円台で色々調べた結果、家庭用コーヒーグラインダーだと「Niche Zero」と「ミニヨン スペシャリタ」の2択だった。
結局、「Niche Zero」で決めた。

決め手は、「残量が少ない」「シングルドージングが可能」「掃除しやすさ」だった。「ミニヨン」は豆を引いたあと、残量が一定残る構造になっていた。「Baratza Encore」を使った経験上、溜まりやすいと掃除をする頻度も増えるので、残量とメンテナンスは結構大事!

しかし、Niche Zeroを購入するには大きな壁が…

ニコニコしながら、サイトにてホワイトを選び、注文ページへ。しかし、なぜか配送可能な国に日本がない…日本から注文ができないのだ。
日本で「Niche Zero」に関するブログや記事は異常に少ないのがおかしいと思っていたが、そもそも日本で購入ができないのがその理由だったのか…
一時期は日本で公式に販売されたこともあるようだが、今は販売していない。また、公式サイト以外で購入できない。
でも「Niche Zero」に代わりになるグラインダーはなかったので、どうしても購入したいと思った。

海外配送代行で購入するしかない

いよいよ本題。
「Niche Zero」の公式サイトで日本に配送してくれないので、海外配送代行サービスを利用することにした。
仕組みとしては、配送可能な国の配送代行サービスの住所に商品を送り、配送代行会社に商品が届いたら、そちらから日本に発送してくれる。配送代行会社に送料と一定の手数料が支払う必要がある。

海外配送代行サービスを使いのは今回が初めてで、調べるのに時間がかかったが、進め方は以下である
①海外配送代行サービスに会員登録しておく
②購入サイトにて、届け先を海外配送代行サービスの住所を記載して購入する
※海外配送代行サービスに住所が書いてある
③海外配送代行サービスにて、購入内容などを登録する
④商品が配送配送代行の支社に届いたら、配送代行サービス側に支払いを行う
⑤商品が届いたら、関税を払う

海外配送代行サービスはmalltailを使う

(1)「Niche Zero」の購入サイトにて、お届け先はmalltail側の住所を記載する

複数の海外配送代行サービスの中で、malltailでの購入方法が記載された記事を読んでmalltailを使うことにした。
・malltailのサイト:https://jp.malltail.com/
malltailのサイトを入ってみたら若干怪しいと思ったが、日本語対応しているし、長くサービスしているので、このサイトに決めた。
手数料はもっと安いところがあるかもしれないが、結果的にはスムーズだったので満足した。

「Niche Zero」の会社はイギリスにある。イギリスに近いmalltailの支社はドイツにあるので、ドイツ支社を選択しようとしていた。しかし、「Niche Zero」は日本仕様がないので、米国仕様に選択したところ、配送国をドイツにすると決済に進まない。米国仕様の場合、配送国を米国にしないといけなかった。(どこか書いておいてよ…)
malltailは米国の支社があったので、お届け先を米国のmalltail支社にした。
※malltail側の注意事項などは事前に把握して、そのとおりに購入することが大事!

お届け先(赤丸の部分)はmalltail米国支社の住所にする

(2)malltail側に登録する

商品を購入したので、商品はmalltailに届く。そのため、商品の追跡番号や日本のお届け先を登録しておく必要がある。
商品を購入したばっかりだと、追跡番号がない状態だが、一部の情報がなくても申請は可能なので、一旦申請しておく。
マニュアル通りに記載すれば、特に難しいことはないが、Niche Zeroはポンドで購入していたので、これをドルに変換して記載した。ここで気づいたが、ドルのようにポンドも上がっていたので高い…

記載する項目は多いが、そこまで複雑なものはない

日本に送る前にmalltail側で検収を行うので、色が間違ったものが届いたりするので返品対応もしてくれるらしい。正確に記載しよう。

いよいよ届いた!

「Niche Zero」は商品が足りない状態なので、コンセントの仕様や色によっては一ヶ月以上待たないといけない。私の場合は、US仕様でホワイトの場合は在庫があったので、ホワイトにした。(もともとブラックにしたかったが…)

全体のスケジュールとしては、以下である。
・5/27:公式サイトで購入完了
・5/30:イギリスから商品を発送
・6/9:malltailの米国支社に商品が到着&日本へ発送
 ※ここで送料が確定するのでmalltailへの支払いも確定
・6/16:家に到着

特にイギリスから米国に到着するまで、情報がほぼシャットダウンされていたので不安だったが、malltailに届いた時に安心した。米国のmalltailから日本に発送する時、現在はヤマト運輸を使うので、米国から日本に届くまでの状況は分かりやすかった。

分かりやすいー

購入してから約3週間後に「Niche Zero」が届いた!

malltailの方で検収してくれる
商品に問題なく届いた
上部のburrはMazzerの63mmサイズが使われている。デカい!
正直デザインはまぁまぁだが、性能はバッチリ

Encoreを使っていたので、性能の違いははっきり分かった。私のレベルでは十分すぎる。デザイン以外は不満な部分はない。家庭用コーヒーグラインダーとしては、100点だと私は思う。
・挽いた粉の均一性
・ステップレスで挽き目が調整しやすい
・コーヒーの粉が静電気でかたまりにくい
・メンテナンスしやすい

費用は総額いくら?

使った費用をまとめてみる。

▼公式サイトでの金額
・Niche Zero:499ポンド
・送料(イギリス→米国):55ポンド
合計:90,862円(当時)
▼malltailでの金額
・転送サービス料金(手数料+送料):62.86ドル
合計:8,590円(当時)
▼関税(商品が届いた時、ヤマト運輸の配達の方に支払う)
合計:約2000円

合計「101,452円」!
今年5~6月は、円安の影響でポンドやドルが高かったので、12-13万円くらいはかかるかなと思っていたが、ちょうど10万円くらいで収まった。

やや不安な部分もあったが、買いたかった商品が購入できて達成感を感じた!配送代行サービスは思ったより手数料が安かったし、簡単に申請できたので、これからも買いたいものがあれば、配送代行サービスで購入したい。

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