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独立系アプリクリエイター。 小さなお店にAIを。

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マガジン

  • 顔でポイントが貯まるアプリ、オモカゲ

    小さなお店のための、AI顔認証技術を使ったポイントカードアプリを開発しています。紹介サイト:https://www.omokage.site/

最近の記事

オモカゲ システム構成振り返り

小さなお店のための顔がポイントカードになるアプリ、オモカゲの開発が完了し、無事にGoogleのPlay Storeの審査も完了しました。 現在ベータ版を公開中です。 今回の記事ではオモカゲのシステム、利用技術について振り返りたいと思います。 モバイルアプリはFlutterで構築アプリの機能は全てFlutterを利用して開発しました。 FlutterはAndroidとiOSの両方で動くクロスプラットフォームの開発環境です。今回はまだAndroid版でしかテスト、アプリ

    • オモカゲ 開発振り返り

      小さなお店のための顔がポイントカードになるアプリ、オモカゲの開発が完了し、現在Googleストアの審査待ちです。審査が終わり次第アプリを公開する予定です。 一次リリース後はしばらくサポート改善に努め、落ち着いてきたら追加機能開発を進めていこうと考えています。 ここまでのアプリ開発を振り返りたいと思います。 開発期間と所要時間アプリ審査までにかかった期間と所要時間です。 所要日数は26日、合計時間は160時間となりました。 開発を始めたのが2020年5月14日、開発完

      • オモカゲ開発 20~23日目:テスト終了、紹介ページ作成

        小さなお店のための顔がポイントカードになるアプリ、オモカゲを開発中のthere2です。 アプリの開発がようやく終了し、テストも大きな問題なく完了させることができました。 オモカゲ紹介用のページ作成も完了して公開する事ができました。残るはオモカゲのオンラインマニュアルを整備してリリース対応するのみとなります。 ここまでくるとアプリリリースが近付いてきていて、だんだんと緊張してきました。 テストの実施単体レベルは画面の開発と並行して進めていましたので、画面間の連携を中心に

        • オモカゲ開発19~20日目:実装完了、そしてテストへ。

          顔がポイントカードになるアプリ、オモカゲを開発中のthere2です。 オモカゲの開発を始めてから20日が経過し、ようやくファーストリリースで必要な実装が完了しました。 明日から2日間はテストに専念し、不具合対応を進めます。 新しい機能や使い勝手の向上の対応はキリがないのでしばらくは手をつけないようにしないとです。 レスポンシブ対応19日目は主にレスポンシブ対応を進めました。 これまでずっとスマートフォンの縦型をベースに開発を進めてきました。オモカゲの利用シーンとして

        オモカゲ システム構成振り返り

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        • 顔でポイントが貯まるアプリ、オモカゲ
          16本

        記事

          オモカゲ開発17~18日目:ログイン認証、ログ・エラーハンドリング、アイコンなど

          顔がポイントカードになるアプリ、オモカゲを開発中のthere2です。 17~18日目にかけてはどのアプリにも不可欠ですが、あまり面白くない作業を進めていました。 今回ログイン認証、ログ・エラーハンドリングは最後にまとめて実装する方法を取りましたが、ずっといつかやらなきゃな、と心の負担になっていました。 今回の開発で自分の中でパターンができたので、次回からは最初から対応していく方が良いように思います。 やりたくないことを後回しにまとめてやるのはよくありませんね。 ログイ

          オモカゲ開発17~18日目:ログイン認証、ログ・エラーハンドリング、アイコンなど

          オモカゲ開発15~16日目:利用規約、プライバシーポリシーの作成と初回起動時の処理を実装

          顔がポイントカードになるアプリ、オモカゲを開発中のthere2です。 15日目は利用規約とプライバシーポリシーを作成し、16日目はアプリ初回起動時の処理を実装しました。 どんなアプリでも必要な対応ですが、このあたりの実装はコア機能に比べてなかなか気が進まないですね。 利用規約とプライバシーポリシー最初はそれぞれ用意しようと思っていたのですが、個人開発のアプリの例を見てみると結構シンプルにまとめていたりするので一つにまとめてしまいました。 マークダウンで記載しておき、Fl

          オモカゲ開発15~16日目:利用規約、プライバシーポリシーの作成と初回起動時の処理を実装

          オモカゲ開発14日目:初期設定画面の実装

          顔がポイントカードになるアプリ、オモカゲを開発中のthere2です。 14日目は、主にお店向けの初期設定画面の実装、お客様向けの画面からお店向けの画面に遷移する際にパスコードを入力する実装を行いました。 本日はGitHubのIssueが3つもクローズできたのでなかなか気分が良いです。 初期設定画面 設定項目は5件ほどでたいして難しい画面ではないのですが、入力項目のチェックや設定値の保存など実装していくとそれなりに時間がかかりました。 パスコードは表示、非表示を切り替え

          オモカゲ開発14日目:初期設定画面の実装

          オモカゲ開発12~13日目:ダッシュボードの実装

          顔がポイントカードになるアプリ、オモカゲを開発中のthere2です。 12~13日目では、最初にアプリを起動した時に表示されるダッシュボード部を実装しました。 主要なKPIが一目で確認できるようにしています。 ダッシュボード画面 カード型を利用する事で、各指標が見えやすくなっているのではないかと思います。 トップには本日の売上と来店者数の累計を表示しています。 次のブロックでは前日の売上と来店者数を前日比との比較と一緒に表示しました。 最後のブロックでは総会員数と総ポ

          オモカゲ開発12~13日目:ダッシュボードの実装

          オモカゲ開発11日目:メンバー検索、来店履歴機能の実装

          5月14日から始めたオモカゲの開発も延べ11日を経過して、想定の進捗の50%が経過しました。 8日目から11日目にかけては、既存のメンバーを検索する画面と日付で来店履歴を取得する機能を実装しました。 メンバー検索画面すでに登録済みの会員を検索できる機能です。 テキストでは名前と会員IDの一部を入力すれば絞り込み検索ができるようにしました。 検索結果の一覧はExcelのような表形式ではなくカード型にしました。 表形式に比べて画面内に表示できる情報は少ないですが、その分直

          オモカゲ開発11日目:メンバー検索、来店履歴機能の実装

          オモカゲ開発8日目:会員ポイント機能の実装

          顔がポイントカードになるアプリ、オモカゲを開発中です。 本日の開発で8日目となりました。 主要な画面が出来上がってきましたが、作り始めるとアレもコレも必要と思いついてきて押しつぶされそうになりますね。 ミニマリズムの精神で機能を絞り込んでいきましょう。 今日までで、会員のポイントを利用する画面と、お店が利用ポイントを確認してポイントを付与する画面を構築しました。 Flutterで入力項目を制御していますが、慣れずにちょっとしたやりたい事がうまくいかなかったりしてなかな

          オモカゲ開発8日目:会員ポイント機能の実装

          オモカゲ開発管理にGitHubのProject機能を利用する

          顔がポイントカードになるアプリ、オモカゲを開発中です。 開発着手してから6日経過し、徐々に形になってきました。 これまではスプレッドシートでなんとなく機能、タスク管理いていたのですが、GitHubでプロジェクト、タスク管理ができるという事で利用してみる事にしました。 数日利用してきて使い方がわかってきて、かなり印象が良かったので、今後は全面的にGitHubのプロジェクト管理を利用することにしました。 GitHubのプロジェクトは、Issue, Milestone, Pr

          オモカゲ開発管理にGitHubのProject機能を利用する

          顔がポイントカードになるアプリ、オモカゲ開発中。

          小さなお店向けにAIの顔認証を利用したアプリを開発しています。本日で3日目となり、サービスのコンセプトも徐々に固まってきました。 アプリの概要ポイントカードに代わるアプリ、がコンセプトとなります。 いろんなお店に行くと、ポイントカードがどんどんたまってしまいます。ポイントカードを忘れた時はとても悲しい気分になりますし、数が増えると管理も大変です。 レジ前でポイントカードをゴソゴソ探すのも、スマートではありません。 このアプリでは、お店でお客様が顔をかざしてもらうと、顔

          顔がポイントカードになるアプリ、オモカゲ開発中。

          小さなお店のAIアプリ 開発ゼロ日目に戻る

          開発中のアプリの仕様とシステム構成が決まって着々と開発を進めていたのですが、いくつか疑問があがりいったん振り出しに戻す事にしました。 疑問1: 小さなお店で許可なく顔認証して保存すること防犯カメラも勝手に撮っているわけですが、顧客管理しているわけではありません。 防犯カメラはあくまで防犯目的であって、その画像を使って顧客管理される事には抵抗がある人もいるでしょう。 小さなお店はその地域での信用や評判が非常に重要ですから、盗撮されているというように捉えられてしまう事は避け

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          小さなお店のAIアプリ 開発9日目

          「小さなお店のAIアプリ」の開発を初めて9日が経ちました。 コア部分の顔認識処理部の開発が概ね完了し、アプリとして形になってきました。 必要な機能はまだまだ沢山ありますが、技術的に難しそうな部分は残っていないので、着々と手を動かして行けば良さそうです。 プロトタイプが終わって、ベータ版までに必要な機能をざっと見積もったところ、70時間となりました。 そのうち32時間分はだいたい作業が終わっていて、のこり38時間です。ただ、こういうのは後から後から必要な機能が見えてきます

          小さなお店のAIアプリ 開発9日目

          小さなお店のAIアプリ システム構成を決める

          お店のためのAIを使ったアプリの開発を始めました。 おぼろげに構築したいもののイメージを持っていましたが、どのような技術要素を利用するかでしばらく悩んでいました。 まだ迷いはありますが、最初のリリースとしては概ね固まりました。 家の建築で言えば、鉄筋か木造か基本的な構造が固まったというところでしょう。 小さいお店に利用してもらうために小さいお店に利用してもらうためには、導入するためのハードルができる限り低くないといけません。 専用の機器が必要だったり、別途契約が必要だっ

          小さなお店のAIアプリ システム構成を決める

          小さなお店にAIを。

          小さなお店の経営昨年、自宅の1階部分をカフェにして、妻が小さいビジネスを始めました。 小さなビジネスを初めて、これまであまり触れる事のなかった様々なスモールビジネスの人たちと接点を持つようになりました。 それ以来、個人が営んでいるような小さなビジネスに目がいくようになり、個人が工夫を凝らして営んでいる小さなカフェを好んで行っています。 チェーン店や大きな企業が経営しているような整った安心感のあるサービスも良いですが、個性あふれる店で、店主自ら「いらっしゃい」と言ってもら

          小さなお店にAIを。