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顔がポイントカードになるアプリ、オモカゲ開発中。

小さなお店向けにAIの顔認証を利用したアプリを開発しています。本日で3日目となり、サービスのコンセプトも徐々に固まってきました。

アプリの概要

ポイントカードに代わるアプリ、がコンセプトとなります。

いろんなお店に行くと、ポイントカードがどんどんたまってしまいます。ポイントカードを忘れた時はとても悲しい気分になりますし、数が増えると管理も大変です。

レジ前でポイントカードをゴソゴソ探すのも、スマートではありません。

このアプリでは、お店でお客様が顔をかざしてもらうと、顔でお客様を認識してポイントを付与していくことができます。

お客様にはポイントカードを持ってもらったり、専用のアプリを入れてもらったりする必要はありません。

個人情報も書いたり入力する必要もなく、代わりに顔をかざしてもらいます。

また、顔画像自体は保存せず、数値化した特徴情報のみを保存するようにして、お客様もプライバシーに配慮します。

お店にとっては、お客様がどのぐらいの頻度で来ているのか、リピーターといちげんさんの割合、総ポイント付与数、総ポイント残数など、紙のポイントカードでは得られない情報を提供したいと考えています。

アプリの名前

顔の情報を使ったアプリですが、顔の画像そのものを保持するわけではないので、面影を会員番号の代わりにする、という意味を込めて、「オモカゲ」としました。

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ちょっとクールに、でも親しみの感じられるアプリにしたいと思います。

開発3日目

オモカゲの開発を始めて3日がたち、画面ができてきました。

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まずはお客様が顔をかざすための入り口の画面になります。
ここではお顔の画像そのものは保存しないことを記載して、お客様の抵抗感を無くせればと思っています。

サービスの内容が一言で伝わるように、「あなたのお顔がメンバーカードです」という文言を目立つように載せました。

「はじめる」をタップすると、カメラを起動し、顔をキャプチャします。

キャプチャ後、新しいお客様の場合に以下のようなお客様の新規登録画面を表示します。

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ここで確認用の画像を表示しますが、顔画像は保存しない設定を標準にしたいと思います。お店の設定によっては顔画像を保存できるようにしておいた方がいいかな、という気もしますがちょっと悩みどころです。

会員IDの発行部分はかなり工夫しました。無為の番号だとわかりにくいので、副詞と形容詞と名詞(主に動物の名前)をランダムに組み合わせて有意なIDを発行する事にしました。

副詞、形容詞、名詞をそれぞれ100種類用意しましたので、全部で100万通りとなり重複する可能性は低いと思います。
※システムでは別途ユニークな重複のない数字のIDを付与します。

会員IDの生成をためしてみると、

・全体的に 洗練された コウモリ
・おっかなびっくり 慎み深い バッタ
・身内には のんきな ウシ
・気持ち りりしい イヌ

となかなか面白いIDが生成されました。これを匿名またはニックネーム、偽名のように使ってもらえればと思っています。

もし気に入らないIDの場合、「違うID」をタップすることで別のIDをランダムに生成する機能もつけておきました。

一応名前とか電話番号、住所、メールアドレスなども入力できるようにしていますが、そういった個人情報をむやみに収集しない方がいいかなという気もしています。

アプリとして個人情報を保持する機能を製品版につけるかどうか、はもう少し悩みます。

明日はお客様のポイントの付与、確認部分のUIを設計、実装していく予定です。