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神様の恩寵

旅を満喫するための条件が2つあると思っています
まずは体調
自分の調子が悪いとどんなに素晴らしい景色も心躍る体験ももったいないことにすべて台無しです
次は天候です
特に風景や野外のイベントには決定的なそして時には致命的な影響を与えます

夏休みの旅も16日目
でもこの間、雨が降らなかった日は2日のみ!
なんてこった...
でも自分が雨男だとは思ってないんですよね

だってそんなにも雨に降られてもキャニオニングをはじめとして雨では危ぶまれるイベントはことごとくクリアしてきてるんですから
長岡の花火や五所川原の立佞武多なんかほんの数時間違いで災害級の豪雨が降ったんですよ
ま、函館の夜景と根室行きは断念しましたけど(笑)

そして極め付けは今日です
北海道で一番楽しみにしていたと言っても過言ではない神の子池
神様の湖とされる摩周湖の伏流水が湧き出して池になっていることから神の子と言われます

場所柄一年を通して気温が低いため倒木や落ち葉が腐敗することもなくしずんだままで、新鮮な水が常に湧き出し青以外の光の成分を吸収するためこんなふうに見えるんだそうです

この景色には太陽の強い光が不可欠です
ところが当地は一昨日から大荒れの天気で今日も午前中はドン曇り
それがどうでしょう、窪地になった池にちょど光が届く昼頃になって急速に回復しこの色です
そして予報では明日からまた雨模様

摩周湖の神様が厚い雲の緞帳をほんの少しめくってくれたに違いありません


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