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7年目のモン•ブラン

7年前ミラノを旅していた時に地図を見ていてハッと気付きました
「あれ?これってモンブラン?」
ミラノからそれほど遠くない距離のアルプスに“Monte Bianco”の文字
国境にあるこの山はフランス語だとモン•ブランですがイタリア語だとモンテ•ビアンコと呼びます
その時にはもう。ベネチアの予約を入れてあったのでモンテ•ビアンコ行きに充てられたのは1泊2日
晴れてれば日帰りでも見られるはずなのですが

麓のクール•マイヨールは中世の香りも残したこざっぱりとした素敵な街でした
ただ、残念ながら麓は晴れてても山頂付近はずっと雲の中で、ガラス張りの球体が横に360°回転しながら登っていく最新式のゴンドラで登った展望台で数時間粘ったもののその姿を拝むことはできませんでした
晴れてればすぐ間近に見えるはずの展望台の説明写真の恨めしかったこと

7年越しのリベンジです
今回は前回の経験を活かし、旅の最初に組み込んで天気予報を見ながらタイミングを測ってやってきました
待てば海路の日和あり
山ですけど(笑)

快晴のモンテいやモン•ブランは数日までの天気が悪かった時には氷点下だったはずの気温もダウンを脱がなきゃ汗をかくほどでしかも無風
堪能しました

さて、ここでまた例のヤツが来る気配
天気が再び崩れる予報なのです
次を急がなければなりません
ここでは2泊の宿を取って少しトレッキングもするつもりでいたのですが1泊はキャンセルして次に向かうことにしました
キャンセルしても払い戻しはされず、ただでさえ高いスイス旅行が一段と割高になってしまいますが、また天気待ちで数日潰れるよりはましと忸怩たる思いでロスカットです

せめてキャンセル代が次の天気を保証してくれるとありがたいのですが

*右の丸い頂がモン•ブランです


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