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ペースを落としてみるとき

こんにちは、Theo です。
植物たちがぐんぐん成長して生命力をより感じる季節がやってきました。

今回は「歩くこと」です。
少しづつ気温もあたたくなり、外へ出かけたい気持ちが高まるこの季節に自分はいつもより「歩くこと」を意識しています。
リフレッシュにもなるし、何よりも景色がどこをとっても素敵。色んな変化が見られる時期なのではないかと思います。

今になって、なんで歩くの好きになったのかな?と思い返していたので、ここに書き留めておこうかと思います。


「回り道して帰ろう」

自分は歩くのが元々好きではなかったと思います。
どこから歩くのが好きになったのかなと記憶を巡らしていたら、確か始まりは学生時代のようです。

当時は少し遠めの大学に通っていて、電車を3本くらい乗り換える程度、寄り道するところは選択できないほどに沢山ありました。
卒業を目前にしてやり残した事はないかと考えていたところ、乗り換え駅から少し歩いたところの公園に行きたいなと思い出し、そこから早く授業が終わる時には、その公園を一周してから帰るのがひとつの楽しみになりました。

ただただ散歩して
「あー、ここに鳥がいる」
「こんなところにこんな花、木があるのか」
「葉っぱの色が変わってきたな」
それらを深く深く追求をせずに感じるだけにしていました。個人的には頭を空っぽにできていたような気がしています。ここから散歩をすることがリフレッシュのひとつになっていきました。


社会人になると仕事が忙しすぎて、家で休んだりすることが多くなっていく日々が続いてしまい、歩くなんてことをしなくなっていた気がします。



「歩いていけそうだから、歩いてみる?」

友達がそんな声をかけてくれた。東京の人形町にいた時、次の目的地が東京駅で地図上で確認してみると、歩いて行けそうな距離でした。

良いね、歩くの。そういえば歩くのでさえ億劫になってて、歩くことの良さを忘れていたな。

久しぶりの散歩は歩いていくとなんだか身体が軽くなるような気分で、流して見てしまいがちな景色をもっとスピードを落としてみれたりもしました。人形町から東京駅へ歩いていく時は日本橋を通過するので、色んな建物を見ながら目的地にたどり着けます。都心だからと言って高層ビルだけではなくて、高島屋のような歴史のある建築様式のものもあったり、歩道に小さな花壇があるところもあってそこも見どころで、自分の好きなルートのひとつでもあります。


最近は徒歩40分くらいだと歩いていくのが自分のスタンダードになりました。特に都心だと、駅と駅の間隔が意外と近かったりするので歩いたほうが運賃もかからず、歩いていく中で新しい発見があるときが今までに何度かあります。だから歩いて行くのを続けられているのかもしれませんね。


日頃の流れているスピードを少し緩めていく時に、歩いて移動してみたりするのも選択肢のひとつにあっても良いのではないかと思います。

また次回、お会いしましょう。

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