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ギバーとテイカーのおはなし。

耳の痛いはなしをします。
具体的に当てはまるひとも出てきちゃうので、言っておきますが
消してその人を否定したいわけでもなく。
でもなんか、あ、私が言いたいのは、
こういうこと!
っておもったので、
ので。
書いてみようとおもいました。

まず、前提のギバーとテイカーの話は、西野さんの話が私は一番わかりやすかったので、前提として、意味を理解したければこちら、お読みください。

インタビュー中盤に注目!)西野流“稼ぐ哲学”。「お金持ちギバー」はテイカーに近づかない


で、だ。
私、舞台学科出身、
イベント系の仕事経験あり、という経歴の持ち主でして、
とにかく回りにステージパフォーマンス系の友人知人が多いのですが。

『観に来てください』=チケット買ってください
のお知らせに対してモノ申したいことがあります。

大前提として、怒ってるんでもなく、
否定したいわけでもなく。
ただひとつ。1度立ち止まって考えてみないかい?
ということ。


【貴方は、テイカーじゃないと言えますか?
このステージ、作品をみることで必ずや 
私に、お客様に
与えるモノがあると自信をもって
誘いの連絡をいれていますか?】

と、いうことなのです。

今まで接客業を生業にしてきた私にとって、
モノの値段ってわかりやすいよなーって
とてもおもうのです。
もちろん、その人のお金の価値観にもよるんだけど。

靴3000円
→やすい。買える!
Tシャツ5000円
→これは高いな、わたしには。

とかさ。

でもステージのチケットって
ちょっと判断が難しい。
会場の広さとか。
キャストの有名度合いによってのギャラ、とかもね、あるんだろうし。

でも、
舞台にかぎらず、
サービスを売っている→手に取れないものを売る
って、いわゆる、その人の時間も買っていて

時間+サービス+満足度=代金

みたいな気がするんですよ。

つまり、
時間とお金を奪っているだけのテイカーになってしまうと、
いずれ、みんなが離れていってしまいますよ?ということなのです。

知り合いだから、
友達だから、
家族だから、

〇〇してくださいっ

やさしさ搾取です。
キツい言い方になってしまうけど、
感情抜きにしていうとそうなんです。


私もテイカーにならないように、
信用を稼ぐ生き方をしたいんですよね。
いまのところ、信用稼ぎ率、
100%中60%くらいかな。

昔とはいえ、
私も数回、イベントや、お店の宣伝をしている身として
そういうところ、気をつけなくちゃいけないなっておもってるんです。

だから必ず、私が誘うものは、
自分がお客様や、相手の立場になっていったときにも楽しめるもの。
辛い思いや、行かなきゃよかった、という想いをさせないもの。
って決めています。

人に行動してもらうとき、
0(行かない)→1(行く)
にするための努力って想像以上に大変なことだとおもうんですよ、とても。
でも、最も力を注ぐべきところでもあるとおもう。
私はこのサービスを通して、自信をもって貴方に何かを与えられます!っていうそういうもの。


だから、
練習や稽古、とか大変だったとおもうし、
チケットノルマも大変だとおもうし、
私もお客様が来ないという現実がヤバいな、とかおもうけど、

人にサービスを売るって
けして
簡単なことじゃないぞ!
ということを自分に対しても戒めて、

言葉にしたいと思った次第であります。

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