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成りたい自分に成っていく/クラッシャー四天王! ; 航海日誌No25


 
記; QC星人
航海日誌; 西暦2022年07月02日


“成りたい自分に成っていく!”

20年近く前、今や2昔ほど前に同僚から聞いた言葉。
ブルースリーの名言にも、似た言葉があった記憶から耳を傾けた。
その説明では、計画を立てるとか、何か具体的に進めなくとも、普段から強く思っていると、その思いに関する事柄には、自然とアンテナが向き、目が行き易くなる。
だから無意識でも、思いの強い方向に進んで行く、思いが強ければ、強いほど、自然と成りたい自分に近づき、成っていく。


“今の自分とは、過去の自分が望んだ結果。”


20年も前の話を思い出したのは、その同僚と一緒に深圳出張に行った食事中。
羨ましいと言われた為だ。
何が?と質問を返した処、サラリーマンなのに、言動や行動が自由らしい。
私自身には、そんな自覚は全く無かったため、”我慢する事は多いし、思い通りに行かない事ばかりだよ”と返事をした。


この深圳での”自由”との言葉が、自分には謎となり、何が自由なのか?不自由ばかりなのに、と思い出す事が多くあった。
そして、Noteへの投稿を続けていたところ、職人のように成りたいと思った入社初期の自分を思い出した。
30年ほど前の職人達は、上司の課長、係長相手でも自分の意思を通し、稀に来場する役員にも同じ接し方で通っていた。


前述の同僚からすれば、今の私は、その状態に近いのかもしれない。
今は、自分の業務内容は自分で決め、計画も、方法も自分で決める。それを所属部署の業務計画に組み込んで貰い、取り組む状態。
年度方針や、所属部門の年間業務計画よりも、私の業務計画は先に出来る。プロセスから逸脱しそうな順番だが、何故か、毎年、年度方針にも、部門計画にも、先行する私の業務計画は合致している。


もし、職人に近づけとしたら、ひたすら品質業務に邁進し、品質業務スキルを向上させたいと考え、日々取り組んだ結果だろう。職人が技を磨き、勘を身につけ磨く、そんな価値観と似ているのかもしれない。
今や、社内に職人はおらず聞く事は出来ない。。。。。


思えば、この航海日誌で、QC職人と呼ばれた当時の話題を出した時に気付くべきが、今回の投稿まで遅れただけかもしれない。
気付くのが遅れたのは、社会人1年目に入社した会社の業務で、引きこもりとなった経験が、このNote投稿では、より鮮明に思い出された為だろう。


入社から30年弱が経ち、成りたかった自分や、立場を確保出来たのかもしれない。
社会人になる時、従事したくなかった業務は、海外関係と英語だった。だが、しかし、今の業務は、英語に中国語やスペイン語、インドネシア語なども加えた海外QMS事務局の現地スタッフ育成だ。成りたい自分に成った為か、悪くない。むしろ楽しい事もある。


そんな中、コロナ禍での1ヵ月以上の在宅勤務でも、全く支障が無い。
ネット翻訳に感謝、感謝。
ネット翻訳で笑えたのは、ISO9001、IATF16949、品質ノウハウ、製品解析など、何も支障が無い。リモート監査での改善指導も出来てしまう。処が、日常的な話題では、意味不明な場合が時々ある。
業務的には、マイペンライ、没问题。インドネシア語も、スペイン語も、QMS事務局育成だけなら、ネット翻訳で大丈夫。
近頃は、入社同時からの仲間が現場にもいるから毎日出社するが、結局の処、スタッフとの業務はリモートだ。


品質管理所属時や、海外駐在での工程改善、製品品質向上とは、随分と趣きが異なる品質業務だ。
現地スタッフと品質探検隊を組み、山に分け入るが如き日々からすれば、今はピクニックに近い感覚だが、これも1つの品質スタッフ育成だ。


ここまで記入した時点では、今回の投稿題は、“成りたい自分に成っていく!”だったが、前述の流れに沿えば、私以外も同じかな?


と疑問が、頭に浮かび、
“クラッシャー四天王”を追加。

とは言え、謙信びいきの私としては、彼等を毘沙門天(多聞天)を含めた例えにはしたくもない。

白虎;
2度の内部通報の少し後に、2度とも昇進状態。狂虎の如き剛腕。
青龍;
内部通報により注意勧告を受けた後、人間が丸くなったと噂の数年後、龍の国へ赴任。
朱雀;
長年のパハワラ上司を見習いながらも、自身のパワハラは露呈。パワハラ師匠の定年より先に、退職し社外に羽ばたく?
玄武;
後任候補の部下がメンタルを病んだら、直ぐ異動させる老獪さ、まもりの硬さ。


似た路線の4名だか、その顛末は、異なるクラッシャー四天王。
彼らは、成りたい自分に成ったのだろうか?成ったが故の顛末か?


私の経験からだと、回答は、Yesしかない。
同じ路線でも、似た人間でも、顛末が周りの状況で、異なっただけだろう。無意識であろうが、無かろうが、望んだ自分、成りたい自分に成った結果だろう。


“成りたい自分に成っていく”

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