久勢当
小話のようで、小説のようで、はたまた詩のようなナニかを書き連ねた自己満の1作。
漠然としていて、時に偏屈な思想を 書き連ねる。
個人的に傑作だと思う駄文と スキ など他者の評価を1つの指標を として「傑作」のみを集めたマガジン。
友、遠方より来たり。 片道、30分かけ、地元の仮別荘に連れ去りけり。 らいと をつけ やれ、演劇に使えそうだ 間取りみて 我の理想なり 中々さかしい人だ。 絶讚してくれて嬉しい反面 既に取り壊しが決まっている建物であることを僕は知っていたので どういった気持ちで その賛辞をきいていればいいのか、僕の胸中は複雑であった。
古本屋で本を30冊売ると700円でした。売却後にめぼしい本が1冊あったのでレジで精算をすると私の手元のお金は100円玉が2枚だけになっていました。 本20冊と本1冊の価値がほぼほぼ同じであるという不思議なことが成り立つ古本屋という場所が私は少し好きです。
❌ 人生の半分以上、損をしているよ ⭕ 人生の半分以上、得をするよ
日記 もし私がもう一度、日記を書き始めるとすれば第一文は絶対に 「女もすなる日記といふものを、私もしてみむとて、するなり。」 にすると決めている。
ツかれ ツかれてますね はい? いや、ツかれた顔してますね はあー… 疲or憑… unknown?
罪な男夢の中の僕は商品陳列員でスーパーなのか百貨店なのか、はたまたコンビニなのかは知りませんが、品出をするのです。 アイスにジュース、肉に魚に乳製品。陳列するものは様々で値段も現実とさして変わりありません。 ある程度、品出作業をしていれば腹も空いてきます。 そうなるといけないことだとは分かっていてもつい商品の口をあけてしまうのです。
コンビニ金持ちはコンビニにいる 高級料亭になんか滅多にいりびたりゃせんのです 金持ちはコンビニで飯を買います 駄菓子屋で駄菓子を買うような感覚で 値段なんて彼らの頭にはありゃしません きっとそうだ。そうなんだ
寒風右肩、左肩。 右太もも、左太もも 右ふくらはぎ、左ふくらはぎ。 筋肉痛を拗らせ、湿布を貼る。 風吹けば寒い。寒風。
トーン 社会の荒波を少し知って 社会や周りに期待をすることがなくなり 学生時代に見ていた世界に比べ、今見る世界は数段トーンが落ちて見えるようになった。 モノトーン。
おつかれさまです 仕事を辞めるにあたって、色々な人に挨拶周りにいくときまって「おつかれさまです」と言われます。 するとその度に、なにが「おつかれさま」なのだろうと疑問に思うのです。
ベーコンベーコンを買った。 ベーコンの香りが好きだ。 大工の祖父の仕事帰りの臭いがする。
兄貴兄貴が帰ってきた。 夢破れというやつだろうか ここよりは栄えているどこかの街で仕事に就いたものの、ついていけなくなり情けなく帰ってきてしまったらしい。 次の職を探さないのか? と私がきくと困った顔で「そうだな…探さないと行けないな」と答える。 バイトなのか、ハケンなのかはよく分からないが、家にお金をいれている様子ではあるので完璧なニートというわけではないらしい。 僕には兄貴のことがよく分からない。 兄貴はなにを考えているのだろうか。 ある日、兄貴が僕に「因
小学生のころ。 食べ物に火を通すことを覚えた僕は、 好物の生ハムも火を通せば美味しくなるのではないかと思い生ハムに火を通したことがある。 ただのハムになった。
タイムマシンが遂に完成したそうだ。 完成までウン十年。 紆余曲折あったらしいが、 正直詳しくなにがあったかは知らん。 ただ完成しただけではなく、 既に量産体制に入っているらしく なんと!友達が入手できたとのことなので無理を言って使わせてもらうことにした。 視界がぐにゃっと歪む。 時間旅行は無事、成功したらしいが カレンダーの日付も、時計の指し示す時間も何も変わっちゃいない。 友達が口開く。 無事成功はしたみたいだな。 このタイムマシンを使えば3秒前に戻ることがで
吐く 活字を読むことに抵抗感を覚えるようになった。 活字を読もうとすると息が詰まるような感覚に陥る。 気管に水が入ってくる時のような感覚だ。 ずっと気管に水が入っている状態なのは苦しいことこの上ないので、溜まった水を吐き出す。 そんなイメージで僕は言葉を吐くのであります。
野口 ごみ袋越しに野口と目があった。 おまえ、なんでそんな所にいるんだ?