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私たちが住まう「分断の時代」を生き抜くために

私たちは、大変なる「分断の時代」を生きています。

海外ではいわゆる先進国でさえ、民衆が政府に対して一種のクーデターを試みるような動きが見られています。貧困層と富裕層の対立、民族同士の対立、国家同士の対立などが顕在化し、まさに命の奪い合いにまで激化しています。

ここ日本ではまだ、そこまで大きな動きとしては現れていませんが、私は少し前にフランスで起きたように、「知性と学歴の不一致」に基づく民衆グループ間の衝突が起きるかもしれないと見ています。

「知性と学歴の不一致」とは、人類学者のエマニュエル・トッドが見いだした社会現象です。以下に私なりにつかんだポイントを紹介しましょう。

第2次世界大戦が終わった後、西欧・米国・そして日本が掲げてきたいわゆる民主主義の国家では、高等教育を受けることが社会で発揮しうる能力を獲得する条件となりました。

こうした形態が発生した初期のうちは、高等教育機関への入学試験が適切に機能していました。つまり本当に知性を磨き、知性を社会のために生かそうという若者が高等教育機関を志し、試験を勝ち抜いて学び舎の戸口に立ちました。

しかし、時代が進み、もはやこの構造は1980年代から1990年代にはかなり崩れてしまいました。「入学試験で勝ち抜くための有利な条件(=試験勉強の成績)を、家庭教師や正規の学校以外で学ぶ塾などで獲得する」という傾向が強まったためです。つまりは、お金で学歴を買うということです。

その結果、お金を持っている家庭に生まれた子どもが支配層にシフトし、お金を持っていない家庭の子どもはますます被支配層にシフトする、という格差拡大の動きが顕著になってきました。これは格差拡大を助長しています。

さらなる問題は、子どもが「高いレベルの高等教育機関に入るためにひたすら受験テクニックを鍛える」という「詰め込み勉強」に終始することになり、「ひとりで能動的に物事を深く考える」という本質的な知性を養うアクションに時間を投じることができなくなってしまった点です。

これをトッドは「学歴が本来の学歴ではなく、単なる資格と化している」と批判しています。トップ大学に入れるかどうかは、その人物の知性の度合いで決まるのではなく、子どもの頃に試験で勝ち抜くための専門的なノウハウに触れられるかどうかで決まるためです。当然、それは本人の意向というよりは親による方針であり、本人の預かりしれぬところで決まる変数です。

こうした「学歴の資格化」は、非常に興味深い4つの分類を形成しています。支配層で知性がある人間と、支配層で知性がない人間。そして、被支配層で知性がある人間と、被支配層で知性がない人間です。

これは先にも触れた「知性と学歴の不一致」そのものです。学歴があっても知性がない人間が支配層に立った結果、エリートと言われる集団の質が顕著に下がっています。つまりは、エリートがかなり前から本来的な意味でのエリートではない状態であるということです。責任を持つべき集団単位である国家にアイデンティティを見いださず、他者への優越感だけが刺激され、同じ国の被支配層を「負け犬」と断じてさげすんでいます。このような人々に、昔ながらの騎士道(日本では武士道ですね)などは期待できそうにありません。

トッドは歴史を振り返りながら、今、新たな分断と社会変革が起きようとしていると指摘します。その分断とは支配層と被支配層の対立――特に被支配層にある知的グループの勃興であり、そうした知的グループによる社会活動の活発化です。

私はトッドの母国であるフランスに限らず、まさにこの日本で、エリートの没落、そして新たなる知的グループによる社会変革が起きようとしているように思っています。

ひるがえって、今の日本政府が繰り返している経済政策の失敗やワクチン被害に代表される医療分野のとんでもない失策は、まさに「知性がない自称エリートたち」の象徴ではないでしょうか。学歴という資格だけを手にして、日本社会の行く末について熟考できない支配者たちが招いた日本の混乱は、過去約半世紀にわたって進行してきた「知性と学歴の不一致」をよく示しています。そして支配者か被支配者かどうかに限らず、みんなが同じく乗っているこの船・日本国が沈没の危機にあります。

ただ、暗いことばかりではありません。私は、こうした危機の表出こそが「サムシング・グレート」の計画ではないかと思っています。

私たちが宇宙の中心から生まれ出でているのであれば、私たちの知性のよりどころはまさに神であるはずです。サムシング・グレートの意図に同調できるだけの自己鍛錬と自己統御、そして他者への思いやりが、次の時代に求められる知性の在り方となるのではないでしょうか。

私自身もそれを厳しく心に留め置いたうえで、日々、真摯に、そして楽しく生きていきたいと思っています。

さて、次はお知らせです。この激動の時代を切りぬけるのに、きっとお役に立てる内容と自負しております。

■「スプリングフェスタ2024 in 多摩センター」ヒーリング・占いセッション提供のおしらせ

私が参画しているヒーラー・占いユニット「SOULMATE TOKYO」がお届けする、ヒーリング・占いセッションのご案内です。

多摩センター駅近くの「パルテノン大通り」で開催される「スプリングフェスタ2024 in 多摩センター」に、きたる3月23日(土)と24日(日)の2日間、ポップアップストアを出店します。(なお、本イベントは屋外で開催されるため、荒天・雨天中止です)

ポップアップストアのブースの名前は「心と体のメンテナンス」。会場にて「心と体のメンテナンス」を見つけられましたら、ぜひスタッフにお声がけください。

【おすすめセッション・その1】ラータロット(TRUE TAROT)占い 20分 3000円
ラータロットは単なる占いではありません。古来の伝統に従って、これを受ける人に大いなる加護の力を提供する、特別なタロットサービスです。あなたらしい人生の指針を得て、さらにはあなたらしい人生を創造するために、ぜひラータロットの恩恵を受け取ってください。

【おすすめセッション・その2】レイキヒーリング(ENSOFIC REIKI) 10分 1000円
レイキは世界的に実践者が増えている、日本発の手当て式伝統療法です。私たちが提供するレイキヒーリングは「エンソフィックレイキ」というもので、特に癒やしのパワーが感じやすく、大変好評です。癒やしは決して軽視するべきものではありません。自分を芯から癒やしてこそ、活動のパワーが生まれます。逆に癒やされていなければ、どれほど頑張っても他者に優しくすることはできません。本セッションは、今回は体験版として10分1000円とリーズナブルな料金で受けられます。ぜひ、お試しください。

そのほかにもDNAアクティベーションの体験版(20分3500円)、さらにはルーン占い(無料)など、いろいろな体験セッションをご用意しております。

これら私たちが提供しているヒーリングや占いの手法は、すべて私たち自身がクライアント(お客)として体験し、「これはいい」と実感したものばかりです。皆さんにも体験していただく、満を持して提供しております。

当日ふらりとお出でいただくのも大歓迎ですが、可能でしたら、事前のご予約がスムーズです。以下のSOULMATE TOKYO「心と体のメンテナンス」Webページより、「ご予約はこちら」というメニューをクリックして、お申し込みください(Googleフォームによるお申し込みページが開きます)。

最後に、繰り返しになりますが、2024年3月23日(土)・24日(日)の2日間は、多摩センター駅前の「パルテノン大通り」にぜひ、おいでください!

■「真実の剣」note記事をご覧いただきました方へ

「真実の剣」のnote記事をご覧いただき、ありがとうございました。併せて、ぜひ、下記のヒーリングや瞑想ワークショップの情報もご覧ください。

「真実の剣」ヒーリングおよびセミナーWebサイト
創造力高まる最高の休息 MAX瞑想システム/MAXメディテーションシステム™
「神スイッチ・オン」、あなたが持ちうる可能性を拓く DNAアクティベーション®
宇宙の根源から来る光で「喜びにあふれた人生」を――エンソフィックレイ・ヒーリング

■あなたの一人の神としての特性を開く「DNAアクティベーション」

DNAアクティベーションでは、後頭部から背中上部にある、皮膚から上1cm程度の領域に対して専用のワンドでアクセスします。これにより、受ける人のエネルギーを活性化していきます(出所:MMSジャパン「DNAアクティベーション」ホームページ)

DNAアクティベーションは、伝統ある形而上学の学校が古来引き継いできた、最重要のヒーリングメソッドの1つです。

かつては王族や神官など、限られた人にのみDNAアクティベーションの存在が明かされてきました。つまり、ごく一部の人物しか、このDNAアクティベーションの恩恵を受け取ることはできませんでした。

しかし、今は形而上学の学校・モダンミステリースクールが一般公開に踏み切ることにより、正式なトレーニングを受けて認められたヒーラーなら、施術ができるようになりました。これにより、市井で活躍するより多くの人々が、このDNAアクティベーションの恩恵を受けられるようになっています。

これを受けた人は、まさに形而上学が語る最大の教え、「I am God.」の一片――素晴らしき自らの潜在的な可能性が拓かれます。徐々に心の平和、心の豊かさ、さらには自らの人生を切り開いていくことができるようになるでしょう。

私がDNAアクティベーションを最初に受けたのは2005年9月のことでした。そしてDNAアクティベーションの施術法を最初に学んだのは、2009年でした。初めて学んでから10年以上もの月日が経過していますが、このヒーリングの威力については発見の連続です。

受けた人が備える可能性を最大限に開く、古来の叡智・DNAアクティベーション。このヒーリングの恩恵を、ぜひ、多くの人に受けていただきたいと思います。

DNAアクティベーションの解説ページはこちら

DNAアクティベーションをお受けになりたい方からのお申し込み・お問い合わせ、歓迎いたしております。下記のnoteお問い合わせフォームから「DNAアクティベーション希望」とお書きになって送信ください。折り返し、当方から連絡いたします(東京・池袋/目白がメインの活動場所ですが、各地への出張も可能です)

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