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フードマイノリティの生き様:白砂糖100%ゼロ生活、2カ月近くが経過して

昨年(2022年)12月の頭から、白砂糖を中心に、いわゆるGI値が高い砂糖類を完全に絶つ生活を続けています。この記事を書いている時点で、約2カ月が経過しました。

「白砂糖100%ゼロ生活」、と申し上げましたが、もうすこしどういうことかを説明しましょう。厳密に決めているわけではありませんが、玄米のGI値が55、ドライフルーツのレーズンが57と言われているので、それよりもGI値が高い、白砂糖、グラニュー糖、三温糖、黒砂糖、水飴、はちみつ、和三盆、てんさい糖などは摂取しないことにしています※。また、原材料欄で「有機砂糖」と表記されている甘味、低GI値とされるココナッツシュガーなども、念のため取っていません。

※なお、果糖ブドウ糖液糖などの異性化糖は白砂糖よりも健康リスクが高いと言われています。元々あまりスポーツドリンク系は好きではないということもあり、こちらは最初から取り組みの対象外でした。

一方、低GI値のみりん、そして果糖(筆者が体調維持のためたまに飲んでいるサプリメントなどに入っています)は例外的に、1週間のうち3~4回程度は食べても良いことにしています。

■どこもかしこも白砂糖入り、最初は参った

「フードマイノリティ(食の少数派)」とうたった理由は、外食産業や加工食品市場を見ると、ほんとうに「どこもかしこも白砂糖入り」だからです。白砂糖が一切使われていない外食メニューや加工食品を探す方が難しいほど。これは私自身が無知だったのですが、食パンも白砂糖たっぷりです。

ですので、白砂糖ゼロを達成したい場合、食の選択肢は本当に限られてきます。「もう白砂糖を食べない!」と決めてから1~2週間の間は、やや精神的に参ったほどでした。なにせ、自然食品店に売っている調味料や「オーガニックパン」などにも、「有機砂糖」などという表示がありかなりのケースで原材料に砂糖類が使われているためです。

もちろん、お洒落なカフェに入った時に、「たまには自由にサンドイッチやドーナツを食べたいなー」などとふと思うこともあります(笑)。ただ、白砂糖を止めて数日のうちに、心身に大きな良き変化を味わったこともあり(こちらのnote記事もご参照ください:「砂糖を一切断って4週間。驚いた変化の数々(序章)」)、なんとか、白砂糖100%カットの生活を続けられています。

丁寧に探しきれば、砂糖が入っていない調味料も(例外的に)ありますし、砂糖やシロップが使われていないライ麦パンなどもごく少数ですが販売されています。

筆者は小さい頃から甘党で、それゆえに虫歯とは(悪い意味で)縁が深く、私の口の中はコンポジットレジンなどの補填物だらけです。また、それが自分としてはずっとコンプレックスでもありました。

そんな元・砂糖中毒な筆者ですが、「身体の叡智」というべきものは、いつでも、普段思考して考えて行動している「頭の自分」に対して、身体の叡智たる「もう一人の自分」に気付いてもらい、「身体を良くするための行動をとってもらいたい」と願っているような、そんな気がしています。

繰り返しますが、筆者は昨年12月からの1カ月で心身のあまりの劇的な好転変化を経験しました。この「白砂糖まみれの市場社会」の中でも白砂糖抜き生活ができているのは、「身体の叡智」が筆者に語りかけているからでしょうか? このあたりは、「DNAアクティベーション」など神秘学・形而上学に基づいた伝統的なヒーリングの恩恵かもしれません。

■「白砂糖ゼロ食事」、その心身の良き変化

さて、白砂糖ゼロ生活で実感したことで、何よりも大きいのは、胃腸の調子が改善したこと。そして、それと連動するかのように精神のトーンが一段も二段も落ち着いて、集中力が高まったことでした。これは、オフィスワークやクリエイティブワークに従事する筆者にとっては、大変ありがたいことです。

そして(男性ではありますが)肌が「あれ、奇麗だな!」と感じることが増えました。これには驚きました。

また、年ごろの男性諸氏なら多少なりとも気になるであろう髪の毛にも変化がありました。白砂糖ゼロ生活を進めたところ、髪の毛のコシ・ツヤが大きく改善したうえに、白髪までもが目立たなくなってきました。私は、4日ほどが経過した頃に「あれっ」と気づきはじめ、3週間程度でかなり明確に変化が出てきたのをよく覚えています。

筆者はさかのぼる20代の後半、仕事のストレスと職場のハラスメントのダブルパンチで、薄毛などの見逃せないトラブルを抱えた経験がありました。その後もずっと後遺症とも言えるような脂漏性皮膚炎に悩まされてきましたが、ひとつ白砂糖の影響は大きかったのかもしれません。

先にも触れましたが、筆者はつい最近まで、毎日何かしら「白砂糖+小麦粉な食べ物」を体に入れ続ける「白砂糖中毒」でした。そんなつい数カ月前の自分からしますと、いまの生活は驚きの変化です。

とはいえ、まだ食の在り方については試行錯誤の段階です。あくまで途中経過のメモになりますが、もし「白砂糖抜きの生活をしてみたい」という、私のような「フードマイノリティ」を目指す方のために参考になれば――と思いました。

そこで、現時点、どんなスタイルの食生活を送っているのか、羅列してみようかと思います。

■食事はほぼ全部自炊、生野菜が中心

筆者は昨年の晩秋、「歯の自然治癒」を提唱する歯科医師、小峰歯科医院の小峰医師の本を読んで、衝撃を受けました。

詳しくは小峰医師の書籍をご覧いただきたいのですが、虫歯で神経が露出していたとしても、甘いものなど刺激を徹底的に控え、歯磨きも気を付けていれば、生きている歯は再石灰化し元に戻ろうとする、というのです。

筆者はそこから、白砂糖抜きの生活を始めました。

小峰医師は、欧米の歯科医学の研究成果と、ご自身の歯科医療の観点に基づく食事指導を実践しています。特に、血糖値を激しくアップダウンさせる食事を極力控えるように言っているそうです。

というのは――これは主に欧州の歯科学の研究成果だそうですが――虫歯は血糖値のアップダウンの激しさを原因として発生するためです。白砂糖はご存じの方も多いと思いますが、血糖値の在り方に大きな悪影響を与えます。そのため、特にカットするべき対象となります。

また、これは小峰医師の意見ではなく、筆者の調査を踏まえた個人的な考えですが、白砂糖はその製造過程において薬品などを使って精製を繰り返すため、非常に毒性というか、中毒性が高い性質があるようです。穿った見方かもしれないですが、産業界がこぞって白砂糖の中毒性を利用し、食品に組み入れ、食品の消費さらには医療費といったルートで消費者からカネをむしり取ろうとしているのではないか、とも思ってしまいます。

ほかにも小峰歯科医院では、小峰医師の臨床経験に基づいた「アルカリ性体質」にするための食事法を提唱しています(書籍ではその概要を記したリストが確認できます)。

ざっくり大枠だけ言いますと、生野菜を中心に据え、豆類や発酵食品類を組み合わせた菜食中心の食事スタイルです。基本的に私がいま取り組んでいるのは、その食事法をベースに、過去の自分の経験を踏まえて、自分なりにへたらなくて続けやすい食事スタイルを構築しようとしています。

ちなみに、血糖値のアップダウンを極力抑えることがポイントなので、炭水化物、特に白米や白い小麦粉を使ったパン、うどん、パスタは、白砂糖と同じく、完全カットの対象となります。

炭水化物のうち、数少ない選択肢のいくつかは、少量の玄米や十割蕎麦となります。書籍を読むに、小峰医師は2日に1回くらいのペースで、食事に蕎麦や少量の玄米を取り入れているようです。私もそれを目安に、だいたい2日~3日に1回くらいのペースでメニューに組み入れています。

ある日の筆者のごはん。サラダボウル(ニンジン、キュウリ、生タマネギ、レタス、納豆など)200グラム程度に海苔をたっぷり。ドレッシングはオリーブオイル+海塩+醤油。右は具だくさん味噌汁(サツマイモ、厚揚げ、ワカメ。出汁に干し大根や昆布を使っています)。ドリンクにオーガニックのデカフェ紅茶を淹れました。なお基本的には白米、白いパン、うどん、パスタなどは食べません。2日に1回のペースで、半人前の蕎麦か玄米か全粒粉パンなどを食べています。

■ファミレスでも白砂糖抜き

さて、どうしてもファミレスに入るしかない――となった場合、どんなメニューを選択するべきでしょうか?

私は、飲み物としてブラック珈琲か紅茶、ハーブティを選択。ハーブティの中には白砂糖やシロップ漬けのドライフルーツが使われているおそれもありそうなので、フルーツが使われていないものを選びます。ミルクについてはそれぞれのチェーンでポリシーが変わるようですが、砂糖が投入されている可能性があるので、基本的に選択肢には入れません。お店に確認し、砂糖をミルクに混入させていないというケースだけ、ラテなどを注文することもあります。

ドリンク以外の食事でほぼ唯一選択できるのは、サラダ系。かつ、ドレッシングなしで注文します。その上で、自分で持ち込んだ醤油や海塩を味付けに使います(店に対して失礼にならないように、そうっと入れています)。

また、これはある意味「白砂糖ゼロ」を貫徹するための妥協ですが、フライドポテトをソースやマヨネーズなしで注文することもあります。実際にはフライドポテトはかなり体に悪いはずですが……。

■スタバも砂糖抜きで(何とか選択できなくもない)

カフェ、例えばスタバなどはソイラテなども含めて砂糖バリバリのお店ですが、「ブラックもの」を選択すれば、過ごしやすいお店です。私が好んで選択しているのは、ほうじ茶やハーブティなどのストレートティか、アメリカーノ(エスプレッソのお湯割り・水割り)です。

また、固形食として2023年1月現在メニューにラインナップされている「シェイクンミール ソイボロネーゼ(生サラダのカップ提供食)」は、何とか白砂糖抜きのメニューのようです。先日食べてみましたが、そこそこ満足できるメニューでした。(白砂糖が入っているかどうかは継続調査が必要です。材料に「増粘多糖類」が入っているのが、気になるところです)

スタバは最近、ベジタリアン対応の「プラントベース」メニューを増やしつつあります。グローバル展開しており世界のフードダイバーシティに対応する余力がある飲食店だからこそ、ここはぜひ「シュガーゼロ」のメニューも増やしてほしいところです。

■出張でも白砂糖抜きで食事を済ませることは可能

泊まりの出張は外食に頼るところが多く、「白砂糖ゼロ」はなかなか厳しいものがありそうに思っていました。しかし実際に筆者自身が実践してみたところ、イオンモールなどの大規模スーパーが宿泊先ホテルの近くにあれば、そこそこ快適に過ごせます。

特にイオングループの場合は、フランス系オーガニック小売店の「ビオセボン」日本法人に共同出資をしており、国内での店舗展開を進めています。その経緯から都市部のイオンモールなどでは、オーガニックバナナなども陳列し始めているようです。そこでこうした選択肢をうまく活用します。

先日、筆者は関西方面に出張したのですが、ホテルすぐ近くのイオンモールにて、有機豆腐、惣菜として売られているイタリアンサラダ(ドレッシングなし)、納豆、素焼きアーモンド、オーガニックバナナなどを購入。手持ちの海塩と醤油、そして自宅から密閉パックで携帯してきたお味噌で味付けをしながら、ホテルの部屋で晩ご飯を楽しみました。

■素敵な京都の和カフェでも「白砂糖抜きのおやつとお茶」は可能

京都駅の新幹線駅構内には、素敵な和カフェがあります。それが「宝泉(ほうせん)京都駅店」。あずきを使った和菓子を得意とするお店で、本店である「宝泉堂」は京都の風光明媚な土地・下鴨にあるそうです。

和菓子といえば、もう白砂糖バリバリですが、このお店であれば白砂糖抜きのおやつとお茶が楽しめます。そのメニューは「まめ豆茶」。

宝泉 京都駅店の「まめ豆茶」。黒豆のお茶を楽しんだ後は、小皿の塩と豆を混ぜつつおつまみとして楽しめる

黒豆のお茶を楽しんだ後は、小皿の塩と豆を混ぜつつおつまみとして楽しめます。茶菓子というとまず砂糖が使われていると思いますが、ここでは白砂糖ゼロで楽しめる格好です。

ちなみに豆茶は店頭で購入・持ち帰りもできます。

こちらが「まめ豆茶」の購入・持ち帰り用パッケージ

ちなみにあずきを使った茶菓子を得意とするという宝泉では、ゆで小豆のパック「無糖あずき」も購入できます。こちらは後日、サラダなどに入れて楽しもうと購入したものです。お土産にもよさそうです。

宝泉 京都駅店で購入した、ゆで小豆のパック「無糖あずき」

■“白砂糖ゼロ・サバイバル”生活は意外に楽しい!?

条件が厳しい中、創意工夫をしていろいろ試行錯誤しクリアしていくのは、なかなか面白いものです。難易度の高いロールプレイングゲームを「攻略」しているような感覚も、なきにしもあらずです。

私が以前仕事で関わったある起業家が、トヨタ自動車の「トヨタ生産方式」を研究しているとのことで、非常に興味深い内容をおっしゃっていたのを思い出しました。

「創意工夫が大切で、特に原価低減は一番、創意工夫のしどころがある。なぜなら取引相手に価格交渉(値段を上げて欲しい、下げて欲しい)というやっかいなことをしなくても、自分の努力ですぐに結果が出て、利益の向上という分かりやすい形で出るからだ」

「その意味で、トヨタ生産方式の核をなす思想である原価低減は、とても興味深い。彼らは下請け会社よりも下請け会社の原価構造をよく把握していると言われるほど。そのくらい原価低減にこだわりをもって創意工夫を繰り返してきたからこそ、世界でも無敵の強さを誇るトヨタ生産方式を確立できたのではないか」

私はこの話を思い出しました。外に働きかけるよりも、内側に働きかけること。諦めずに取り組めば、結果が出ます。白砂糖ゼロは、必ず身体が応えてくれる、結果が出る創意工夫だと思いました。

引き続き、「白砂糖ゼロ生活」および「フードマイノリティを生きる」というテーマ、折を見てこのnoteにて書いていきたいと思っています。

■「真実の剣」note記事をご覧いただきました方へ

「真実の剣」のnote記事をご覧いただき、ありがとうございました。併せて、ぜひ、下記のヒーリングや瞑想ワークショップの情報もご覧ください。

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DNAアクティベーションは、伝統ある形而上学の学校が古来引き継いできた、最重要のヒーリングメソッドの1つです。

DNAアクティベーションでは、後頭部から背中上部にある、皮膚から上1cm~2cm程度の領域に対して専用のワンドでアクセスします。これにより、受ける人のエネルギーを活性化していきます(出所:MMSジャパン「DNAアクティベーション」ホームページ)

かつては王族や神官など、限られた人にのみDNAアクティベーションの存在が明かされてきました。つまり、ごく一部の人物しか、このDNAアクティベーションの恩恵を受け取ることはできませんでした。

しかし、今は形而上学の学校・モダンミステリースクールが一般公開に踏み切ることにより、正式なトレーニングを受けて認められたヒーラーなら、施術ができるようになりました。これにより、市井で活躍するより多くの人々が、このDNAアクティベーションの恩恵を受けられるようになっています。

これを受けた人は、まさに形而上学が語る最大の教え、「I am God.」の一片――素晴らしき自らの潜在的な可能性が拓かれます。徐々に心の平和、心の豊かさ、さらには自らの人生を切り開いていくことができるようになるでしょう。

私がDNAアクティベーションを最初に受けたのは2005年9月のことでした。そしてDNAアクティベーションの施術法を最初に学んだのは、2009年でした。初めて学んでから10年以上もの月日が経過していますが、このヒーリングの威力については発見の連続です。

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DNAアクティベーションの解説ページはこちら

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