ゆるい生活 を読んだ

ただ単に睡眠時間が足りないのか、そういう時期なのか、なぜだかよく分からないですが とにかく身がとろけるように眠いので手短に。

最近読んだ本、群ようこ ゆるい生活
面白かったです。

漢方薬局に通うようになった群ようこさんのエッセイ。

すべてニュアンスでふわっと感想を書きますが、読んでみて、いくら世間一般的に身体に良いとされているものでも人によって合う合わないがあるんだなぁと再認識しました。
…とはいっても以前からその感覚はあったのですが。例えば、自分は普通お腹に良いとされるものがあまり効かないIBSであって、食べるものに関してはトライアンドエラーで日々試しているので、心に余裕がないときはよく「そんなんじゃ治りません!」とテレビやインターネットを見てはイライラしています。

作者の方はあまり水を排出できない体質なのに「水分の摂りすぎ」ということで、水分量を調節されたり。そっか、自分も良かれと思って毎日意識的に水分を摂るようにしていたけれど、もしかしたら逆効果だったりするのかな?と少し見つめ直そうと思うなど。体質も、合うものも人によって違う。

これを読んで面白いなと色々刺激を受けたのが、ここ数週間体調があまり良くないことも理由にあると思われます。これまであまり経験してこなかったのに めまいというかふらっとすることやなんとなく乗り物酔いしているような感覚がある。ぶっ倒れたりはしないし、目的地にもまぁ涼しい顔をして到着できるけど内心わりと具合悪い、でも休むほどでもない、という微妙な状態、一番タチが悪くないですか?
単に疲れが取れていないのか、そこからくる自律神経系なのか、はたまた何かもっと良くないことが起こっているのか、よく分からないのですが普段の生活をちょっとずつ改善していってみないと…と思いました。たぶんまずは睡眠、そして睡眠。あとは本当はお酒は飲まない方がいいというのも分かっている。ビールは身体を冷やすのでダメ!と本書にもありエーン😭となりました、はじめからお湯割りはあんまり飲めない…要検討

ここ一年ほど、体調がひと月穏やかで何もなくて快適、ということがほとんどないほど色々乱れていたのですがこの本にもあったように「増やす」より「減らす」をやっていきたいと思います。
本にあった「疲れてしまうので趣味は1日ひとつまで」、というのもユニークだけど自分にも必要なのかもしれないと思ったり。(趣味が増えると気持ちは昂るけれどそちらに意識がいってしまい、気付かないうちに心身ともに疲労は溜まってしまう)
無駄なもの、ストレスや疲れは減らしたいとは思いつつ、身体に合う、良いものはプラスしたいとは思っていて、最近ハーブティーを試してみたり。分かりやすい効果はないのですが、とりあえずちょっと続けて様子を見てみます。


ちなみに今は群ようこさんの「ぬるい生活」を読み始めています。無理をしない、自分を甘やかす、などのお言葉があってほっこり。

たぶん自分は同年代の人より身体は色々厄介なつくりであるという自覚があるのですが、こういうタイプとして体調管理をするにあたって、「色々と気を遣って調整する」のと「あまり気にしすぎない」、両方同じくらい大切な気がしてこれのバランスをどう取るか、が必要なんじゃないかなと思っています。


でもふと、やっぱり生活様式や他人との付き合い方が変わってから色々とこれまでのボロが出て、というかそれに気がつく余裕が出てしまって、去年からなんとなく常に乱れているのかしらと思いました。学生の頃なんて常に走り回っていてあまりにひどい風邪のとき以外は休まない(休めない)生活をしていたのに、身体的には週2日はしっかり休みを取れる社会人生活になってからの方がデリケートに、色々と気になってしまって。

結局なんの話か分からないですが、とにかく体調がいまいちよくない状態で読む本としてよかったです。なによりどっしり構えて「ゆるく」自分の身体と向き合っておられる方のお話は元気が出る。


とにかく3月はもうちょっと睡眠を大切にします。


おしまい

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