日記抜粋(7月-2 華の土曜日)

月曜
本屋に行って資格の本を買おうと思ったが見つからず保留。
帰って気づいたのだがメモを書いた付箋を落とす。
今週は月曜にぶり大根、火曜に豚丼、水曜に中華風焼きそば、木曜日にシチューを作るつもりだ。

火曜
極楽征夷大将軍をひとに勧めたからには続きを読まないといけない。必要に迫られ文章を書くが三行ほどで手打ちとする。

水曜
棚掃除が終わって熟睡できそうに思う。
例会で人狼殺を見ていたのだが罵詈雑言が飛び交って治安が悪い悪い。みんなでゲラゲラ笑っていた。自分がすることはきっとないだろうが久々に腹から笑った瞬間である。

木曜
……やはり下宿で楽器をさらえないというのも気が重い。金曜の晩に吹いておきたいため明晩夕飯を食べるというのも泣く泣くキャンセルする。

金曜
クリーニングから帰ってきたスーツは全く問題なしという具合だった。実家に帰り早々にチコちゃんを見ながら夕食を食べ、少しばかり楽器を吹く。早々と寝たかったがすこしばかり雑談もする。式次第を皆で確認するなどする。

土曜
式場まで歩くがこれが上着を着て楽器を持っているとなかなかに暑い。結局幸運にも降らなかったが蒸し暑い。七夕の翌日となるとそういえば毎年こんなものじゃないかと思い出す。
さっそく楽器を吹いて合奏になる。何だかんだ言って楽器なり指揮棒なりを持つと目が変わる人ばかりだ。その辺がとても心地よく思う。
あまり写真には写らず同窓の人とも喋らなかったと思うが、その分テーブルの人とかと深く話すことができてよかった。

終わってから本町のコメダで界隈と話す。……

その後すぐ帰宅してゴロゴロする間もなく楽器を置いてネクタイを変えてシャツを着替える。トイレに行くとお腹が緩くあすか亭に遅れてしまう。
北摂の人たちでバーベキューでもしようかという話になる。家庭菜園の話などをする。その他去年の地獄とか、一週間おきに全部がどうでも良くなる日と色々執着したくなる日が来る話とかをする。

三次会の途上の電車で余韻にふける。ここのところ今自分が亡くなったとしても特に執着するものなどなく幽霊になることもなかろうと思っていたが、こういう余韻を味わうという些細なふわふわした心地を味わうという文脈なら、幽霊の現世への未練という心情もわかると漠然ながら思った。……
三次会は茶屋町。ぼやぼやしているうちにお腹が空いてきてお茶漬けやアイスや寿司などをかなり食べることになって驚かれた。急いで終電一つ前の電車に乗ったが急がなくてもよかったとちょっとばかり後悔する。2時頃まで余韻をかみしめる。こういう名残惜しい感覚の日が続けばいいのに。

日曜
何だかんだ10時頃に家を出て実家につく。NHK杯は藤森五段が勝ったが、途中山崎八段が逆転していたようだ。ゴロゴロする間に7時になる。夕飯はジョリパなのだが、フェットチーネが自分の中での定番メニューになりつつある。


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