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全般は値ごろ感から反発へ、少子化対策関連が注目

先週のマーケット振り返り

1月6日の日経平均株価は、25,973.85円+153.05円 (+0.59%) 。週間(4日~6日)では、-120.65円(-0.5%)。

同6日のTOPIXは、1,875.76+6.86 (+0.37%) 。週間(4日~6日)では、-15.95 -6.23(-0.8%)。

6日朝発表された昨年12月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月比22万3000人増と市場予想を上回ったほか、平均時給が市場予想を下回ったため、賃金インフレに対する警戒感が和らぐとの見方を背景に6日の米国株式市場では、ダウ工業種30種平均が2.1%上昇と反発。

日経平均株価は、4日安値25,661.89円と売られ昨年10月3日安値25,621.96円に並び、PBR1.09倍、今期予想PER12倍台で2万6000円割れと値ごろ感があり、日経寄与度の高い8035東京エレクトロンが下値圏の3万8000円を前に切り返していますから、目先日経平均株価は25日移動平均線(27,049.39円)前後を目安にリバウンドが期待されます。

6日の東京株式市場では、日経平均採用銘柄の【5202】日本板硝子と【8411】みずほフィナンシャルグループが昨年来の高値を更新。

【5202】日本板硝子は今3月期赤字を見込むが、来3月期業績回復に対する期待が高く、信用取組倍率1.18倍の好取組の好需給から買われています。

新年に入り先を見据えた前向きな動きも見られており、期待先行ながら値動きの良い銘柄が人気化する傾向が強まると予想します。

今週の注目テーマと関連株

注目材料は、岸田首相が4日の年頭記者会見で、異次元の少子化対策に取り組む方針を表明したこと。

政府は1月中に少子化対策の拡充策を検討する新たな会議の初会合を開く予定ですから、【2152】幼児活動研究会、【2749】JPホールディングス、【4014】カラダノート、【6189】グローバルキッズCOMPANY、【6567】SERIOホールディングス、【7037】テノ.ホールディングス、【7084】Kids Smile Holdings、【7363】ベビーカレンダー等、関連銘柄が騰勢を強めるか注目したい。


※当コラムで掲載されている各銘柄についての見解は執筆者自身が取り組む際の考えであり、売買指示等の投資助言ではありません。あくまで投資はご自身の判断と責任に基づいて行っていただくようお願いいたします。

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