2023年3月 ペナン島一人旅 クアラルンプールとの住みやすさ比較
そんなのは個人の好みの問題だろう、と思いつつ比較する。
2022年8月 クアラルンプール
2023年3月 ペナン島
どちらもたった3泊の旅行だけど、私の夢は海外移住なので、「旅行先選び」よりも「居住地選び」の観点で書きたい。
都市レベル
⚫︎クアラルンプール
忙しそうな大都会。
ビルも人口も通りを走る車の数もレベル違い。
私の感覚では、大阪・名古屋よりも都会で、清潔さも日本の都市より上な気がした。
ただ、大都市化する街の宿命なのか、マレーシアという国の個性は失われがち。
とはいえ、いたるところにあるモスクが、ここはイスラム教の国 マレーシアなんだ、ということを思い出させてくれる。
⚫︎ペナン島
「島」という言葉に騙されてはいけない。
ペナン島は栄えている。
リゾートも自然もいっぱあるよね、くらいの感覚だ。
しかし、ペナン島の中心であるジョージタウンの建物は低い。
建物は低いけど、お店(特にカフェ)の数は多い。
イギリスのコロニアル調に、マレーと中国とインドの文化が混ざった雰囲気で異国情緒がたっぷりだ。
他エリアには、高層商業ビルや高層コンドミニアムもある。
ペナンでは手に入らないものがあって不便、みたいなことはない。
不便なことといえばただ一つ、電車がないことだけ。
人種
⚫︎クアラルンプール
マレー系>>中華系>>インド系
⚫︎ペナン島
マレー系≒中華系>インド系
*私の体感
ペナン島の方が、より多民族っぽさ、というかゆるさがあるような気がした。
日本人
⚫︎クアラルンプール
私がクアラルンプールに行った時期は、現地の医療機関でPCR検査の陰性証明を出してもらわなければいけない時期だった。
だから、そこまでして海外旅行をしたい人は少なかったはず。
にも関わらず、街中でちょこちょこ聞こえてくる日本語。
きっと彼らは観光客ではなく、クアラルンプール在住の日本人だ。
日本から進出してきた店も多いので、日本語もよく目に入る。
ここに住んだら、身体はクアラルンプールにあっても、心は日本から抜け出せない。
という事態になりそうだなと思った。
⚫︎ペナン島
オフィスビルに日本の企業ロゴがあるくらいなので、住んでいる日本人だっているだろう。
でも、街歩きで日本語を聞く頻度は少ない。
この旅で唯一日本語を聞いたのは、事前に約束をしていたペナン在住の日本人とお会いしたときだけ。
この街だったら、外国人として暮らしていけそうな気がする。
おまけ ペナン島でATM難民
ATMで現金を引き出すときに、私はVISAデビットカードを使っている。
ジョージタウンの商店は、店内にATMマシンを置いているところも多い。
現地通貨の出金に便利!
と思っていたけど、そこにはトラップがあった。
いくつかの商店でATMを操作するも、エラーに次ぐエラー。
いつも海外で問題なく使えているカードなのに、なぜだ?
しばらくして、ATMに「Visa」のロゴがないことに気付いた。
「Master」のロゴはちゃんとあるのに。
各商店のATMマシンはどれも同じ機種。
どおりでVisaデビットを跳ね返してくるはずだ。
商店での出金は諦めて、銀行併設のATMコーナーを探した。
あってよかった。
ペナン島はMasterカード推し、なのか?
おしまい。