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1st.Album「NAKED」全曲セルフライナーノーツ&アーティストによるレコメンドコメント!!

▶セルフライナーノーツ

01.Madness
アルバムの幕開けを飾る一曲目であり、レコーディングの時も一番初めに録った楽曲。プレッシャーもあり中々上手くいかず何度もテイクを重ね、やっとのことで録り終えた初産にして難産の作品。Joy DivisionよろしくPixesからInterpol。個人的には一人眠たい夜の高速で車をぶっ飛ばしながら聴いてみたい。免許持ってないけど。
by Ko Koga

02.Lemontea
The ManRayの曲の中で1番日本詞が耳に入ってくる曲かな。人生の中で、大切な人が居てくれるだけで幸せに思う。そんな気持ちになるような曲。ロマンチックでもなんでもない、ただストレートにそう思って生きたいかな。演奏面は他の曲と比べるとシンプルだがアウトロのギターソロが特に聴きどころ!聴き終わると何か物足りないような、けど満足感もある、そんな曲。
by Ryosuke Oki

03.砂の上のバカンス
夏の海。沖縄の波の上ビーチを思い浮かべて作った楽曲。コードはG♭7thとE7thを行ったり来たりして、寄せてはかえす波のように。暇を持て余した若い男女の話で、舞台は故郷沖縄にある波の上ビーチ。そこは浜から30mくらいの場所で車道を支える柱が、空と海を四角く遮る少し人工的な寂れた海。近くにはラブホテル街があり、互いに干渉しない雰囲気があってそこを訪れる疎らな観光客や地元の人、数人の浮浪者に太陽の影に隠れてチルする心地良さ、ドライなストレンジャー感をギブしてくれる。そんな場所。
2Aのメロディはその前の「I wanna be with you」 を打ち消すように人間の移ろいやすい感情を淡いセレナーデ感でドロップ。ラストは暑い昼間のビーチから少し時間が経ったサンセットへ。感傷的な「I wanna be with you」のリフレインからのリバービーなギターソロは夏っぽい開放感を意識して弾いたお気に入りっ。ポイントはミックスエンジニアのグレッグのミックス、ドラムのテックさんのスネアのチューニング。ahいい感じ〜。なんのことか分からんかったらすいません。
by Takuro Asato

04.Seaside Motel
月が雲に隠れた妖しい夜。其処は50'sの西海岸の廃れたBarなのか?はたまた90'sの沖縄の片田舎なのか?
1サビと2Aの間に入るギターソロが、どこかBradley Nowellも感じさせ胸にグッとくる。やっすいウイスキーの小瓶を片手に、なんか"イケナイ"コトを企んでるよな表情で聴いてくれ。そしてその様子をMVにしたい。
by Ko Koga

05.INU
税金に対する歌。政府に対する歌。原発に対する歌。
払いきれない税金、自転車操業、放射能を気にする毎日の食事。
日頃の暮らしにくさのイライラをぶつける為のサンドバッグソング。
自己管理の行き届いてない部分は認めつつも、それだけでは無い部分の抑えきれない怒りを”俺はINU”という自虐的なフレーズでガナった歌。
町田康の「INU」にもかけて曲調はパンク。KeyはGで爽やかに。
日本全国にいるであろう同じ気持ちの人の為に歌いたい!!
by Asato Takuro

06.Rollin' Daddy
ジャムからできた曲。BPMはそこまで早くないがスピード感のある曲でベースラインが頭に残る。2サビ終わりからエンディングへと3人の遊び心が詰まったファンキーなアレンジに仕上がった。ドラマーはこの曲が気に入る人が多いんじゃないかなーって思う。個人的にはアルバムの中で1番お気に入りの曲。ステップ踏みたくなるね。
by Ryosuke Oki

07.Naked
ドラムのリズムとベースラインから作った楽曲で、タイトルと曲の内容は「Into the wild」というショーン・ペンの映画からインスパイアからつけたもの。北に向かう列車にのって、心を雪のように白く清めたいっていう歌。ベースのスラップを初めて使っていて、コウ発案のファンキーラインが聴きどころ!あとはがっつりソロが最後にあるのでそこもチェケ!後は映画もチェケ!ちなみに使用機材に関しては、このアルバムは曲ごとにマーシャルのアンプを繋いだリッケンバッカー330とフェンダーTwinReverbを使い分けてるんだけどこれは前者の組み合わせを使ってるよ。
by Asato Takuro

08.Everybody Wants
俺が初めて作詞作曲した作品。Kevin MorbyやBlack Eyed Peas、The Velvet Underground 等を参考にしたけど、図らずも持ち前のポップ好きが発揮され、The ManRayの楽曲の中では異質な存在かもしれないね。
大切な人を失った喪失感、でもその出来事を含め、出会わせてくれた縁そのものへの感謝の気持ちを歌った曲、なのかなぁ。
by Ko Koga

09.Curse
この曲もリズミカルで個人的にもオススメしたい楽曲。
比較的現代っぽいサウンドかな?2:40くらいで割と短い曲だけど、Aメロはスピード感のあるメロディーから、Bメロがレゲエ調っぽく身体を揺らして踊れるようなユルいグルーブ感。それからのアウトローのメロディアスなギターサウンドも聴きどころ!
by Ryosuke Oki

10.C'mon  baby
くもんベイベっ!同世代であれば一世を風靡した彼の有名なアレンジを想い浮かべる方も多いのではないか?
しかし、これはそのなんかイイ感じ〜のアップテンポ、ノリノリーのテンションとは水と油、S極とN極、ハブとマングース。全くの反対に位置する楽曲である。簡潔には”孤独”と寄り添うというありふれたテーマの歌。
by Asato Takuro


▶レコメンドコメント

アオキテツ(a flood of circle)

アオキテツ(a flood of circle)
心落ち着く埃の匂い素っ裸のロックンロールサウンドに
気がつくと腰が動いてた。

阿南智史(never young beach  PAELLAS )


阿南智史(never young beach / PAELLAS )
1人の寂しい男のじっとりとしたブルース
世間が浮足立たってる中、地に足をつけながら着実に生きている
音だけ聴いてまずどんだけイカした男達がやってんだろうと思うだろうけど本人たちはもうまんまイカしてるから

上野恒星(Yogee New Waves)


上野恒星(Yogee New Waves)
The ManRay 1st album リリースおめでとうございます!
1st epの頃から彼らの大ファンです。
アルバムは更にワイルドにかつ研ぎ澄まされていったアンサンブルと、
日本語詞を取り入れて生々しくなった歌がカッコいいです。
とにかく、古臭くなりがちなことをやってるのに、それを新鮮に聴かせるセンスが素晴らしいと思います。今後の彼らの活動も期待しています!

カマチュー(DENIMS)


カマチュー(DENIMS)
どんなリズム、どんなジャンルの音楽を演奏しても土臭くてセクシーな
The ManRayの音楽として鳴っている。やっぱり生々しい音が好きだ。

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kid'z(MY FIRST STORY)
僕らとはまた違うジャンルと思われると思うけど、やってる事は同じ。
ロックです。本当に音楽って素晴らしい。皆さん是非聴いてみて下さい。

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TOKIE
昨年初めて音を聴いて、一発で好きになったThe ManRayの念願のフルアルバムは期待以上のカッコよさでした。とにかく聴いてみてほしい!




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