ユーロ決勝直前の最新全英チャート(21/07/02~07/08)
どうも。
では、全英チャート、行きましょう。
SINGLES
1(1)Bad Habits/Ed Sheeran
2(2)Good 4 U/Olivia Rodrigo
3(4)Heartbreak Anthem/Galantis/Guetta/LIttle Mix
4(22)3 Lions/Baddiel/Skinner/Lightning Seeds
5(5)I Wanna Be Your Slave/Maneskin
6(3)Save Your Tears/The Weeknd
7(7)Beggin'/Maneskin
8(6)Holiday/KSI
9(10)By Your Side/Calvin Harris feat Tom Grennan
10(11)Traitor/Olivia Rodrigo
チャート全体はそんなに変わらないのですが、今週は目立ったものが存在してます。
もう、イギリスでサッカー・アンセムといえばこの曲です。「Three Lions」。スリー・ライオンズというのはイングランド代表のニックネームで、エンブレムについてる3匹のライオンにちなんだものです。
この曲は1996年に、この当時人気ありましたね、バンド、ライトニング・シーズにコメディアンの2人、デヴィッド・ブラディールとクリストファー・スキナーが共演するという形で出て、96年のユーロのときに1位になってるんですよね。
それ以来、ワールドカップとユーロのたびにこの曲、ヒットしてまして、今回、5度目のトップ10返り咲きです。
今週はこれの他にも61位にニュー・オーダーの「World In Motion」。これは90年のワールドカップのときの曲です。これ、聞き返してるんですけど、いい曲だなあ。
そして82位にはアトミック・キトゥンの「Southgate You're The One」。これは2001年にアイドルのアトミック・キトゥンが出した「Whole Again」と言う曲を2018年のワールドカップの際に替え歌にして、イングランド代表監督のギャレス・サウスゲートに捧げた歌です。代表監督に捧げる曲まであるという(笑)。この国のサッカー熱、すごいです。
では、アルバムにいきましょう。
ALBUM
1(2)Sour/Olivia Rodrigo
2(13)Greatest Hits/Queen
3(3)Planet Her/Doja Cat
4(1)Europiana/Jack Savoreti
5(6)Inside(The Songs)/Bo Burnham
6(5)Future Nostalgia/Dua Lipa
7(7)Divide/Ed Sheeran
8(11)The Highlights/The Weeknd
9(10)Diamonds/Elton John
10(12)50 Years Don't Stop/Fleetwood Mac
オリヴィアが1位に返り咲きですね。
クイーンの「グレイテスト・ヒッツ」が40周年エディションが出た関係で2位に上がってます。このエディションがなくてもずっと売れてるんですけどね。
では今週は圏外のアルバムを2枚いきましょう。
まずは12位に入ったプライマル・スクリームのボビー・ギレスピートサヴェージズのジェニー・ベスのデュエット・アルバム。この曲なんて、オアシスの「ワンダーウォール」というか、それをさらにセルジュゲンズブールよりに料理した感じの渋いダンディズムあふれるいい曲ですよね。
では、もうひとつ
21位初登場のローラ・エムヴーラ。
彼女、これが3枚目のアルバムになるんですけど、今回がこれ、一番いいですね。80sのいわゆる「ブラコン」と呼ばれていた時代のエレクトロ・ファンクなR&Bを今の音の感覚で再解釈したのがすごく新鮮ですね。温故知新な栗エイティヴィティが光る、なかなかの好作品ですよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?