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最新全米映画興行成績(2019/08/16-8/18)

どうも。

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」、レヴューと、見る前の対策を今週は書きますが、もうそれが終わった後のことの準備を始めています。結構忙しくなるかも。

では、全米映画興行成績、行きましょう。

1(-)Good Boys

2(1)Fast & Furious Presents Hobbs & Shaw
3(3)The Lion King (2019)
4(-)The Angry Birds Movie 2

5(2)Scary Stories To Tell In The Dark
6(-)47 Meters Down Uncaged

7(4)Dora The Lost City Of Gold
8(5)
Once Upon A Time In Hollywood
9(-)Blinded By The Light

10(6)The Art Of Racing In The Rain

先週も初登場が4作あったんですが、今週もそうなっちゃいましたね。

ただ、1位に輝いたのは意外な作品でした。

これは「Good Boys」と言って、ちょうど中学生になりたての少年たちのズッコケ青春コメディですね。誰一人声変わりもしてないので、本当に小学校出立てですね。主演はジェイコブ・トレンブリーくん。「Room」での監禁された子とか「ワンダー」での前向きな奇形児とか、すごく感動作で見せてた子なんですけど、今回はおバカ・コメディの主役で、しかもこれ、そんな年の子が出る話なのにR指定なんですよ(笑)。ジェイコブくんも小さいと思ってたら、今年で13なんですよね。そのことにまず驚きます。

「中学生版スーパーバッド」ともよばれているこの映画ですが、評判はまあまあです。Metacriticで60点、Rottentomatoesで80点。これ、僕はちょっと見てみたいです。

4位初登場は「Angry Birds 2」。前作から3年ぶりの続編なんですが、だいぶ数字を落としましたね。

というのもこれ、前作の評判がすごく悪かったですからね。だって、「よその島からやってきた動物を歓迎してたらそれがすごく悪いヤツらで、一人反対していたアングリー・バードが一躍ヒーローに成ってしまった」ということで、「極右プロパガンダ」的な解釈をされてしまったんですね。僕も驚いたし、うちのワイフも「これはない」と言って嫌ってましたね。。主題歌もカントリーでしたしね。今回、数字がかなり落ちたのはそれが理由でしょう。

ただ、今回、前作より評判は良くなってるんですよね。Metacriticで60点、Rottentomatoesで76点。前回は両方とも40点台でしたからね。極右的なアプローチはやめたのだと思われます。

6位初登場は「47 Meter Down Uncaged」。2017年公開のサメのパニック映画「海底47メートル」の続編です。今回は、4人の若い女性がメインみたいですけどね。

この続編ですが、評判はピリッとしません。Metacriticで44点、Rottentomatoesで50点。

そして9位で初登場が「Blinded By The Light」。これは、イギリスで悶々と暮らすパキスタン移民の青年がブルース・スプリングスティーンの音楽に出会ったことで人生が変わってしまう姿を描いた青春もの。タイトルももちろんスプリングスティーンの名曲から来ています。

これは今年のサンダンス映画さいいで話題を呼んでメジャー配給が決まった映画ですが、好評ですよ。Metacriticで71点、Rottentomatoesで90点。もうすぐ僕のところで公開される、世の中がビートルズを知らない世界になったところでビートルズの歌を歌って大スターになった青年を描いた「イエスタデイ」がもう少しで公開されるんですけど、あれも主役はインド系。「インド系とクラシック・ロックの組み合わせ」が密かにブームになっています。



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