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早くも大ヒットの予感!ネットフリックスでも放送のKドラマ「青春の記録」

どうも。

Kドラマ人気にも支えていただいてるこのnoteなのですが(笑)、今なら間違いなくこれですね!

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はい。この「青春の記録」。これは韓国ではTvNで放送されているんですけど、ネットフリックスでも9月7日から本国での放送終了直後から放送されています。いまのところ、全16話中の4話の放送が終わったところです。

これ、本国での視聴率も好調で、すでに「サイコでも大丈夫」の視聴率マックスの状態を超えてる(「サイコ・・」、実は視聴率、高くなかったのです・・)状態。しかも、韓国で高視聴率ドラマって、一般には金・土、もしくは土日の「週末ドラマ」なのに、月火ドラマで高視聴率であるところも注目されています。

では、どのへんのところが好まれているのか。簡単にあらすじ見てみましょう。

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主人ヒェジュン(パク・ボゴム)は26歳のモデル。知名度はそこそこありますが、モデルだけでは食って行けずバイトも並行してやってます。「当初期待された割には伸び悩み」の印象を持たれていました。

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彼には幼なじみの親友へヒョがいるんですが、へヒョはヒェジュンとは対象的に人気モデルの道を快走中。インスタの人気でもヒェジンを圧倒。俳優業への進出も有利に展開しています。

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ただ、2人の背後には複雑な家庭関係もありました。へヒョは裕福な家の出身で、母親は口やかましい熱心なステージママ(右)。一方、ヒェジュンの母親は長きにわたり、この、かなり鼻につくへヒョの母親が尊大な態度を振るう中、この家の家政婦をつとめていました。

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一方、ヒェジュンは家に帰ると、冷たい父親と兄に、「いつまでモデルなんてやってるんだ」と、一家の恥扱い。とりわけ激情家の父親とはソリが合いません。

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そんな中、おじいちゃんだけが、毎日のようにヒェジュンを励まします。おじいちゃんはイケメンで、若い頃は芸能界入りを勧められ、詐欺にあって断念した過去を持っていましたが、それを嫌な思い出とすることなく「好きなことをやって生きてほしい」とヒェジュンを暖かく見守ります。

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一方、チョンハ(パク・ソダム)は駆け出しのメイクアップ・アーティスト。所属の美容院では、かなり陰湿な上司のいじめを受ける日々を送っていましたが、いつでも独立できるように、店の休日をいかして外で個人で街頭メイクのサロンを開くなど、かなりの働き者です。

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そんな彼女がヒェジュンのメイクを担当することになりました。実は彼女はヒェジュンの熱烈なファン。しかし、「それで浮かれるような軽薄な態度はファンとして失格」という生真面目さを持つ彼女は、その本音を出さずにヒェジュンに接します。しかし、ケータイをいじってヒェジュンのインスタを見ているところをヒェジュン本人に見つかってしまいます。彼女は、その写真に映っていたへヒョをさして「彼のファンなのよ」と嘘を言いますが、ヒェジュンは基本的にそれを信じてません。ただ、チョンハがついた嘘でへヒョがチョンハのことを気にしてしまい、近づくようになり、ちょっと厄介なことになります。

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ただ、ヒェジュンとチョンハはゆっくりと愛を育んでいくことになります。

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「モデルとして目が出ないから、もう軍隊に入ってしまおうか」と追い込まれていたヒェジュンでしたが、前の事務所の女性従業員だったミンジェが一念発起し、ヒェジュンを支えることを決意。猪突猛進で熱心な彼女の助けで、なんとかヒェジュンのキャリアは巻き返しをはじめ・・・・。

・・・という感じで話が進んでいます。

これ

かなり面白いです!

これ、

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そもそもが大物共演として話題でした。主人公パク・ボゴムは、今、韓国でイケメン若手俳優として一番人気あるんじゃないかな。女性Kドラマ・ファンの反応見ると、何見てもキャーキャーです。僕は彼のことは「応答せよ88」で知って、そのときから「やたら美しい少年がいるな」と思っていましたが、順調に出世して

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こんな感じでヴォーグの表紙まで飾ってるんですけど、劇中、こういうサービス・ショットのオンパレードなんですよ(笑)。この美しさで十分、助成ファンを引きつける要素満載です。

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一方、ソダムはご存知の方も多いでしょう。あの「パラサイト」でソン・ガンホの娘役やってた人です。絵の家庭教師で入り込んでいく人です。彼女が、独立心の強い、人として尊敬できる硬派女性を熱演してるんですが、演技、うまい!声のとおりと感情表現が豊かなんですよ。この辺の感覚が、「梨泰院クラス」のイソと通じるところがありますね。かなり役のキャラクターとして注目されそうです。

この2人見てるだけでも楽しい上に、これ、脚本がすごくいいんですよ。「梨泰院」とか「不時着」みたいな派手さこそはないんですけど、そのかわり、メイン視聴者の若い人にかなり身近なテーマを選んでます。

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やはり「人生の岐路」ですよね。やりたいことやりたくても目が出ない。そんな中、韓国人男性だったら避けられない兵役がある。兵役までにキャリア築いていないと、その後にその仕事は続けられなくなる・・。韓国社会の男性には切実な問題です。とりわけこれ、今、BTSがこの問題、直面してますよね。プラス、ボゴム本人がこのドラマの撮影終了後、本当に兵役についてるという、ドラマと現実が同時にシンクロしてるんですよね。この辺でもかなり見ものです。

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あと、ヒェジュンとへヒョを通じて、「韓国の格差社会」も鮮やかに描いてますね。同じ親友同志なんだけど、スタート地点から家庭環境でどうしても差がついてしまう。家計の苦しい家庭の出身のヒェジュンの家はどうしても考え方が卑屈になってしまい、裕福なへヒョはママを中心にどうしても嫌みな感じがにじみ出てしまう。このあたりの描き方も、ちょっとデフォルメ強いかなと思いつつも、リアリティあります。

あと、このドラマ、いいのは

助演陣!

脇のキャラが印象的な人、多いんですよ。

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ベストはこのヒェジュンのおじいちゃんですね。この人、ストーリー上、かなり重要なキー握ってそうなんですが「青春は若者だけが持つものじゃないぞ」ということを見せていきそうな展開になりそうな感じです。

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あと、ヒェジュン、へヒョと共通の友人の業界裏方のジンウですね。3人でよくつるんでます、まだ、ストーリー設定上、へヒョの妹とつきあってるくらいしかメイン・ストーリーに絡んでいませんが、登場場面多いので、これからなんか起きそうですね。

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熱血マネージャーのミンジュも大事なキャラ。彼女、ボケ役でもあって、そこも愛らしかったりします。

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嫌われ役も充実してます。へヒョのママに、チョンハの意地悪上司。彼女たちの今後も気になります。

・・といった感じです。あと12話もあるので、気になったかたはネットフリックスで追ってみてはいかがでしょうか。

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