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リアムにケイト・ブッシュにクイーンに・・。最新全英チャート(22/05/20~05/26)

どうも。

では、全英チャート、いきましょう。

SINGLES
1(1)As It Was/Harry Styles
2(4)Go/Cat Burns
3(5)About Damn Time/Lizzo
4(2)Late Night Talking/Harry Styles
5(7)First Class/Jack Harlow
6(3)Music For A Sushi Restaurant/Harry Styles
7(8)IFTK/Tion Wayn & La Roux
8(Re)Running Up That Hill/Kate Bush
9(11)2 Step/Ed Sheeran
10(10)Peru/Fireboy DML feat Ed Sheeran

ハリー、すごいですね。これで「As It Was」は9週連続1位。先週入ってこいた「Late Night Talking」「Music For A Sushi Restairant」もトップ10から落ちることなく、2週連続で3曲トップ10です。

そして今週注目はやはりこれですよ!

はい。ケイト・ブッシュ、1985年の名曲「Running Up That Hill」が再ヒットですよ!きっかけは、これは以前にも書きましたが、ネットフリックスのドラマ「ストレンジャー・シングス」で大きくフィーチャーされたからです。

この白眼になってしまう女の子、マックスが悪魔に呪われるんですけど、彼女を悪魔から救う音楽としてケイト・ブッシュの曲は機能します。

 これ、ケイトがなんで音源提供したかというと、彼女自身が「ストレンジャー・シングス」の大ファンだったから、話が早かったようですよ。ケイトにとっても、好きなドラマで自分の曲が使われ再ヒットまで果たしたわけですから、一石二鳥ですよね。

では、アルバムに行きましょう。

ALBUMS
1(-)C'mon You Know/Liam Gallagher
2(1)Harry's House/Harry Styles
3(2)Divide/Ed Sheeran
4(-)Down By The River Thames/Liam Gallagher
5(-)Diamond Star Halos/Def Leppard
6(-)20 Years The Greatest Hits/Will Young
7(-)I Used To Think I Could Fly/Tate McRae
8(3)Mr.Moral & The Big Steppers/Kendrick Lamar
9(17)Gold/ABBA
10(7)Between Us/Little Mix

1位初登場はリアム・ギャラガー。聞いてみましょう。

こないだ当ブログでオアシスとギャラガー兄弟で恒例企画FromワーストToベストをやって、すごくたくさんの方にお楽しみいただけたんですけど、そこでも今回のアルバム、良いと僕は熱弁をふるったんですけど、実際かなり好調だと思いますよ。2週目とはいえ、今世界的に無敵のハリーを落とし、さらに同発のライブ盤まで4位なんですから。

このタイミングで6月1日には郷里マンチェスターの、マンチェスター・シティのスタジアムで、そして3日4日は、オアシスの伝説のライブで知られるネブワースでのミニ・フェス形式でのライブもだいせいこうさせました。そこでも惜しみなくオアシスの代表曲をつぎ込んでましたけど、今、完全にオアシス・レガシーを世襲した立場になってますよね。彼の場合、それが多くの人に求められるし、彼自身もそれで生き生きするんだから、僕はそれでいいと思いますね。

今週はこのほかに5位にデフ・レパード、6位にウィル・ヤング、7位にテイト・マクレーが初登場してきましたが、この人たちを聞きましょう。

デフ・レパードですね。この曲、かなりグルーヴィーなグラムロックでかっこいいんですけど、何年ぶりだろう。たぶん90年代以来に彼らの曲で素直にいいと思えましたね。

アルバムも本人たちは「グラムを強く意識した」と言ってたので期待したら、「もうちょっとさらにそっちに絞ったほうがよかったな」と、曲数が多くバラードも多い感じに若干肩透かしも覚えたんですけど、それでも好評でして、イギリスでは26年ぶりのトップ5、オーストラリアで3位、ドイツで8位など、かなり結果いいんですよね。80sの全盛時を追うでなしに今の彼らの等身大にあったシンプルなアレンジが功を奏したのは確かだと思います。

さて今週は

クイーンの名作ベスト盤「Greatest Hits」がチャートイン1000週を達成しました!

これもすごい記録ですよね。のべ20年くらいチャートにずっと入ってるわけですからね。これを達成したのはアバの「Gold」とボブ・マーリーの「レジェンド」しかない大記録です。

僕としても思い入れの強いアルバムです。なにせ今からちょうど40年前、お年玉で初めて買ったアルバムがこれでしたから。小学6年生の時のスイートな思い出にあふれてます。

この偉業がエリザベス女王の即位70周年のタイミングとバチリ重なったのもすごい偶然ですよね。この式典でクイーンは見事にオープニングを勤めました。ヴォーカルはフレディでなくアダム・ランバートですけど、彼も代役ヴォーカルで入ってまさかこんな大役を務めることになろうとは思っていなかったでしょうね。





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