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「黒い雨」もサンパウロで実体験!アマゾンが大変なことに!大統領は許せない言い訳も。

どうも。

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の特集のシメをしたかったのですが、ちょっといてもたってもいられないことがあったので、海外エンタメ・ネタに絡めた感じでいきたいと思います。

もう、ニュースで見た方もいらっしゃるかとは思いますが

アマゾンの熱帯雨林の火災が止まらない勢いです。このCNNをはじめとした報道があり、世界の人々が驚きとともに受け止めている状況です。

このように、炎の中で野生動物たちが死んでいく報道写真も何枚も撮られているし、NASAの空撮で、アマゾン一体に白い煙が立ち込めている異常な写真まで報道されています。

実際にですね、僕らサンパウロ市民も

19日の昼にですね、サンパウロの空、こんな風に夜中の天気になったんですよ。午後4時に!しかも、降った雨が黒く濁って!

これで「何かがおかしい」となって、何が起きてるか調べてみたら、アマゾンで広がり続ける森林火災が原因ということになってですね。

で、この火災、なんで起こっているのかというと

当ブログ読者にはもうおなじみかもしれません。クソ大統領ボウソナロがですね、国際社会の反対を押し切って森林伐採を急速に進めた結果です。伐採って、木を刈り取った後、焼畑するんですけど、ほとんどがその際の火が抑えられずに起こったものです。火災の数の地区のトップ10が、森林伐採の進んでいる地域と完全んい一致したことでも明らかです。

ボウソナロがここまで頑なに森林伐採を進めるのは、極右のコイツにとっては環境問題は「左翼の主張」で、農業開発を行って経済を活性化させたいなどと、経済理論も何もわからない(前、思いっきり指標の理解、間違ってました、笑)くせに主張してね。要は、前にネットフリックスの「消えゆく民主主義」でも紹介した労働者党(PT)政権が森林伐採抑制で世界から賞賛された実績あげたから、それが妬ましいのが本音なんですよ。

で、ボウソナロ、この報道受けてなんて言ったか知ってます?

世界の環境保護団体が、ブラジルを陥れるために放火をしたんだ

・・・でしょ?しかも、この直前に、アマゾン森林保護基金をドイツとノルウェーから止められてるんですが「あいつら(環境団体)はノルウェーやドイツから資金の横流しをもらってたんだ」とか、わけのわからない陰謀論も言ってます。「ヨーロッパはアマゾンの利権が欲しいんだ」とも言いましたね。

この発言があまりにひどいので、これも報道されています。これには世界の首脳も見かねて

前からボウソナロを要注意人物として睨んでいたフランスのマクロン大統領が、アマゾン対策のために緊急にG7会議の招集をかけています。

もう、最悪な状況でしょ?

これがあまりにショックなものだったので、それがいろんなセレブにまで「アマゾンを守れ!」の輪が拡大しています。

とりわけ黙ってられなかったのがレオナルド・ディカプリオですね。かねてから環境活動は積極的なレオですが、インスタグラムで5連続投稿で、今回の火災のことに関して怒りと嘆きをぶつけています。彼の言った「アマゾンは地球上の酸素の20%を生み出しているというのに」という言葉がかなり浸透しています。

あと、こんなタイミングで不具合でツイッターの埋め込みができないのですが、僕が見た限りでもエレン・デジェネレス、マドンナ、スポーツ選手でもクリスチアーノ・ロナウド、ルイス・ハミルトン、テニスのジョコビッチらがアマゾンに対しての声明を行っています。

「アマゾンは地球の肺だ」。このメッセージも拡散中です。僕自身も一人でも多く、届いて欲しいです。ツイッター上でも#prayforamazonas、#prayforamazoniaと言ったハッシュタグが出回ってます。

それにしても、前から僕が批判し続けているボウソナロが、今や地球上の脅威になろうとは。




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