見出し画像

SAGアワーズの結果と、全米映画興行成績(2020/01/17-01/19)

どうも。

では、全米映画興行成績から見てみましょう。

1(-)Bad Boys For Life

画像1

2(-)Dolittle

画像2

3(1)19174(3)Jumanji The Next Level
5(2)
Star Wars The Rise Of Skywalker
6(5)
Just Mercy
7(6)
Little Women
8(9)
Knives Out
9(4)
Like A Boss
10(8)
Frozen 2

初登場で1位はなつかしいですね。ウィル・スミスの映画の出世作「バッド・ボーイズ」の第3弾「Bad Boys For Life」。マーティン・ローレンスとのコンビ復活です。興行もなかなかで3800万ドルを獲得しています。

評判も悪くはないです。Metacriticで59点、Rottentomatoesで76点。

2位初登場は「Dolittle」。これは有名なドリトル先生の、1922年のオリジナル小説の映画化ですね。主演はロバート・ダウニーJrがつとめています。

ただ、評判がこれ、ちょっと「20年代最初の駄作か?」と思えるほどに悪いですね。Metacriticで27点、Rottentomatoesで18点。2021年のラジーの最初の候補ですね。

では、この週末に発表になった、オスカーに直結するギルド・アワード、PGAとSAGの結果、見てみましょう。

画像3

プロデューサーズ・ギルド・アワード、PGAを受賞したのは「1917」。

画像4

そして、スクリーンズ・アクターズ・ギルド・アワード、SAGのベスト・アンサンブルを受賞したのは「パラサイト」

SAGは俳優のギルドなので、主演、助演の男優、女優も発表されています。

主演男優 ホアキン・フェニックス(ジョーカー)
主演女優 レネー・ゼルウィガー(ジュディ 虹の彼方に)
助演男優 ブラッド・ピット(ワンハリ)
助演女優 ローラ・ダーン(マリッジ・ストーリー)

ゴールデン・グローブ、クリティックス・チョイスと全く同じ結果。オスカーでも動かないでしょう。

作品賞はこれ、「1917」と「パラサイト」の一騎打ちの様相ですね。世間はこれ、「パラサイト」を贔屓するでしょうね、これ。立場的には、初の、アメリカ資本の入っていないアジア映画が作品賞受賞といったら快挙ですからね。日本でも、盛り上がると思います。

僕もねえ、「1917」を見た後では、どうしても「パラサイト」推さないわけにはいきません。こないだも言ったように、僕の中でも5番目に好きな映画だし、「1回、外国語映画賞対象作品を作品賞に選んでしまうと、毎年、外国語作品を対象にしないといけなくなるから大変だけど、その責任は負えるの?」という疑問はあるんですけど、だけど、それでも名作として称賛する価値はもちろんある映画だし、「ワンハリ」に受賞の目が消えるんだったら、そりゃ、映画の格から言ったら断然こっちですからね。応援したいですよ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?