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最新全米映画興行成績と、カンヌ映画祭結果

どうも。

今日は

カンヌ映画祭の結果も出てるので、そちらを中心に話します。

まずは全米映画興行成績から。

1(-)Little Mermaid
2(1)Fast X
3(2)Guardians Of The Galaxy Vol.3
4(3)The Super Mario Brothers The Movie

5(-)The Machine
6(-)About My Father
7(-)Kandhar
8(-)You hurt My Feelings
9(4)Book Club The Next Chapter
10(6)John Wick Chapter 4

初登場で1位は「リトル・マーメイド」。興収1億1000万ドルの大ヒットです。

これ、見てます。言いたいこともかなりあるので、近日中にレビューします。

レビューですが、Metacriticで59点、Rottentomatoesで67点なんですが、ロッテンのユーザー・レビューは95点!僕はですね、ロッテンの批評とユーザーの間くらいの評価です。

では、カンヌいきましょう。

まず、大賞のパルムドールを受賞したのは

フランス映画「Anatomy Of A Fall」。ジャスティーン・トリエというフランスの女性監督の作品です。

続いて2位に当たるグランプリを受賞したのは

イギリスの映画監督、ジョナサン・グレイザー、彼はスカーレット・ヨハンソンのカルト映画「アンダー・ザ・スキン」の監督として知られているんですが、彼の最新作「Zone Of Unterest」が受賞しました。

ところでお気づきでしょうか!なんと、パルムドールとグランプリで

主演女優が同じ人なんですよ!この人、サンドラ・ヒューラーというドピツの女優さんです。僕、顔見てすぐわかったんですけど


2016年のカンヌで話題になったドイツ映画「ありがとう、トニ・エルドマン」で、お父さんのトニ・エルドマンに散々振り回される娘を演じてた人です。

これ、すごいシュールな映画で、「ドイツ人のギャグのセンス、斜め上行っててすごいな」と思って見た映画でしたが、見ておいてよかった。映画見続けると、こういうつながりがあるのがいいところです。

監督賞はこの「ポトフ」というフランス映画がとりました。トラン・アン・ハンというベトナム系の人のようです。

審査員特別賞はフィンランドの巨匠ですね、アキ・カウリスマキの「Five Leaves」が受賞しています。

主演男優賞、これはご存じの方、多いでしょう。役所広司、日本映画の名優ですよね、ヴィム・ベンダーズの「Perfect Day」で受賞。カウリスマキとかベンダーズとか、僕が大学の時にすごくヒップだった監督ですよ。30年経ってもまだ健在なのがすごいです。

主演女優賞は、なぜか映画が2冠のサンドラじゃなくて、トルコ映画「About Day grasses」のDeniz Celiloğlu、ごめんなさい、ちょっっと読み方わからないです。この人が受賞しました。

そして、これもご存知の方多いでしょう。脚本賞を是枝裕和監督の「怪物」で坂元裕二が受賞しました。この人もそれこそ30年前、「東京ラブストーリー」の人だったんですけど、着実に成長してた話は耳にはしてましたね。「大豆田とわ子」の話も聞いています。全然、国際展開してくれないので見れませんが。

 あと、カンヌといえば、オスカーでの展開もすごくきになるところ。その意味で英語作品がどうかなんですけど

コンペに参加しない形での参加となったマーティン・スコセッシの最新作「Killers Of The flower Moon」、これもものすごく好評でした。Metacriticで91点評価。パルムドールの「Anatomy Of A Fall」が88点なのでそれ以上の評価。もっともグランプリの「Zone Of Interest」は98点なのですが。


僕の好きな監督です、トッド・ヘインズの最新作「May December」。ご覧のようにジュリアン・ムーアとナタリー・ポートマンが主演のようですが、こちらも81点となかなかの評価。ただ、ヘインズがオスカー受けが悪いので、そっちでの展開はない気がしますが。

記載ウェス・アンダーソンも参加してました。「Asteroid City」。こちらは73点とあまり評価高くはないですが、どうでしょう。

気になるのは、「Zone Of Interest」がこれ、アメリカだとA24の配給なんですよね。作品そのものはドイツ語映画なので国際長編賞の方が狙いやすいですが、言語関係なく作品賞狙ってくるかもしれないですね。

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