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BLACKPINKの「The Album」チャート結果と、ネットフリックス・ドキュメンタリー「Light Up The Sky」

どうも。

今日は、やり損ねていたことを。

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BLACKPNKのファースト・アルバム「The Album」、これのチャート結果が出ました。まちがいなく、BTSに次ぐ2番目の好結果でした!

各国の状況、こんな感じでした。

韓国 1位
ニュージーランド 1位
アメリカ 2位
イギリス 2位
オーストラリア 2位
スペイン 4位
カナダ 5位
アイルランド 6位
ドイツ 7位
スウェーデン 8位
フィンランド 9位
オーストリア 9位
ノルウェー 10位
フランス 11位
スイス 11位
チェコ 11位
日本 12位
ポーランド 16位
イタリア 17位
オランダ 17位
デンマーク 19位

世界をまたいで、主要な音楽マーケットではすべてトップ20に入る、立派な成績です。

過去に全米アルバムチャートだけなら、SuperM、モンスタX、NCT127もトップ10には入っているんですけど、こういった各国万遍ない成功は収めてませんでしたからね。こうした、ワールドワイドでの成功を経て、やはりビッグになったか否かはやはり判断されるべきです。

そして14日には

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Netflixで、彼女たちのドキュメンタリー「Light Up The Sky」が公開されました。

これは、彼女たちが2010年頃、まだ10代半ばの頃にどうやってYGエンターテイメントに集められて結成し、現在にまでいたるかを追った、いわば自己紹介ドキュメンタリーです。

大まかな内容は

僕が以前にこの記事で書いた通りです。それがよりはっきりした、ということですね。

彼女たち、これ見てても面白いんですけど、インターナショナル・グループとして、Kポップの中でもかなり異色だったんだろうなと思いますね。

 一番興味深いのは「言葉」ですね。ジェニーはシチュエーションによって韓国語と英語を意図して使い分けてるんですけど、ジスーは韓国語以外を話そうとしないし、逆にオーストラリアで生まれ育ったロゼはほとんど英語で話してるし、タイ生まれのリサはタイ語、韓国語、英語の3つで話している。パッと見はみんな韓国人っぽく見えるんだけど、こういう国際色があってこその成功だったことが、これを見るとよくわかります。

これはBTSのナムジュンにも言えることですけど、いくら「Kポップは歌って踊れる高度なエンターテイメント」と言っても、それを世界各国のファンと結びつける存在がいなければ、やっぱりクリックしないということなんだと思います。それを、ファンとのコミュニケーション上で結びつけられた存在がいた。そこがBib Bangや少女時代までの時代との決定的な違いだったのかなと思います。サムスンたLGみたいな家電屋での宣伝活動とかKコンも、以前はそこまで浸透してなかった、というのもあるかとは思いますけどね。

 あと、彼女たちだけでなく、ソングライター、プロデュースを一手に背負うテディ・パク、そして「Kポップの歴史の始まり」でもある、90sのソテジ&ボーイズからのYGのKポップの歴史も一瞬振り返ったりしているところも興味深いところでもあります。ソテジのメンバーの一人がYG作ったわけですからね。

 ウィキペディアに載ってるようなこと以上のことはそこまで語られている印象もないんですけど、ただ、彼女たちのことを全く知らなかったような人には「へえ、そういう感じの人たちだった」のと伝わりやすいものにはなってるかと思います。

今後のさらなる成功も期待したいですけどね。はっきり言ってしまうと、ビルボードのチャートで上位に入ったりするようなセレーナ・ゴメスやらデミ・ロバートやら、そういう中途半端なセレブよりははっきり言って「魅せる力」が全くもって違うので、人種の壁超えてアピールされて言って欲しいものだと思います。




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