結局、名誉挽回の機会もなく・・・
どうも。
昨日の続報です。
フランク・オーシャン、結局、コーチェラの2週目はキャンセルになり、ブリンク182が代理を務めることになりました。
あ〜あ、これでフランク・オーシャンに語られる「伝説」が出来てしまいましたね。
しかもキャンセルの理由が「足首2箇所の骨折と捻挫」って言うんですけどね、これもつじつま合わないんですよ。彼は3日前に自転車で転倒してそうなったって言うんですけど、去年、僕、ほとんど同じ怪我をしたんですね。骨折箇所がもう1箇所多いだけの。普通ですね、その怪我したら、足、地面につけないんですよ。ギプス固定が必要になって、靴履けない状態です。ほおっておいたら骨折の具合、拡大します。その中、彼、ステージで普通に歩いて、飛び跳ねまでしてるんですよ。どういうことなのかな、と思いますけどね。
そして、昨日も言いましたけど、テイム・インパーラのケヴィン・パーカー、腰の骨折ってもロラパルーザやってましたし、デイヴ・グロールやアクセル・ローズも全米ツアーしてました。「そんな状態でライブ強いるなんて」とおっしゃるかもしれませんが、足あげた状態なら問題ないです。そんなに痛みません。「ライブがやりたい」と前向きに思う人なら、そんなに難しくなくできるものでもあります。
あと、昨日の投稿に関して、「あいつは全部見てもないくせに」と文句言ってた人がいました。全部見てないからこそ「それ以前の問題」と書いていたはずなのですが、そう言われると悔しくはあるので
https://www.youtube.com/watch?v=cDy8stRMhW0
これで全部見ましたけど、まあ〜、同情の余地はないですね。「これは呆れられても仕方ない」というかね。
ポイントを言うとですね
①散々待たせた上に進行がダラダラ
②ライブの曲順がメチャクチャ
③曲がライブ・アレンジになってない
④大観衆向きのアレンジになってない
⑤曲によって音程がずれっぱなし
⑥有数の人気曲にアレンジ
⑦良くなったかと思ったら謎の展開
⑧立ち上がって、マイクを持たないリップシンク
⑨唐突に入る意味不明のDJタイム
⑩熱唱が聴けたかと思ったらリップシンク
まあ、こんな感じですよね。
思うに彼、ライブをやる以前に、人のライブとかに行く習慣がないのかなと思いましたね。ライブになってないんですよ。アレンジもぶつ切れで終わったり、文脈上、突然意味不明な音やフレーズが出てきたり、歌わない箇所があったり。
展開もわかんないんですよ。通常のライブで3曲目くらいまでは、特にフェスだとアッパーな曲で攻めるのに2曲目でいきなり地味なフリースタイルとか、やったり。あと、アレンジも、「それ、500人の会場のライブ?」みたいなこじんまりとした音で。IDMっぽいアレンジしててかっこいいとかいう声もみましたけど、レディオヘッドの数万人相手のライブ見てたら、そこまで驚くものでもないです。
あと歌も、もともとそこまで強い売りでない上に、ピッチずれがあった上に必要を感じないリップシンク。リップシンクというのは通常、ダンスの激しい曲とかに適用するものなんですけど、彼みたいに動く必要のない音楽性でリップシンクというのは意味がわからないです。しかもマイクも持たずに!
そして何の脈絡もないDJタイム。何のために?そのあとも「おっ、声出た!」と思ったらリップシンク。そして最後は、残されたバンドメンバーも当惑の途中退場。
・・・・まあ、別の意味で「伝説」とは思いますけどね。
彼のレコーディング作品には今後も期待しようとは思うのですが、ライブはこれ・・・相当時間かかりますね、「見たい」と思うには。
逆に
これ、代理のブリンクとしてはおいしすぎますね。だって良いライブしてウケたらそれこそヒーロー扱いですよ。「Mステのミッシェル」が20年讃えられるのと似た賞賛受けるチャンスがあるわけですからね。
で、そうなったら、ここ数年、ロックを冷遇し続けてきた、もともとそれでステータスを築いてきたコーチェラに何かを思い出させるきっかけになったりするかもしれません。もっともコーチェラ、昔はエモやポップパンクまで締め出してたほどのお高いインディ・ロックのフェスで、それが無視し続けてきたブリンクに救われるのはなんとも皮肉ではあるんですけど、ブリンクの起用に大喜びしてる人、いろんな投稿で既に見てます。「ロックの底力」が示されるようなことが仮にあれば、ロック好きとしては嬉しいことではあります。
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