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最新全米チャート(2021/07/31)

どうも。

Da Babyがマイアミのフェス「Rolling Out」で「あと3週間で死ぬHIV持ってないやつはケータイあげろ」「パーキング・ロットでディック出さないやつ、手を挙げろ」と、大観衆を前に公然とLGBT差別をして大問題となっています。

 いくらですね、ヒップホップにそういう側面があるにせよ、これはLGBTの人を一般の人と隔離して排斥する発言だし、曲中での軽口の域をはるかにこえていますね。不要に敵を作ってしまいましたね。しかもこんな大観衆を前に証拠もバッチリ残るのに。マッチョなラッパーとかは支持、実際してる人もいますが、元から僕があんまり聞かないタイプですね。

では、全米チャートいきましょう。

SINGLES
1(7)Butter/BTS
2(2)good 4 U/Olivia Rodrigo
3(4)Levitating/Dua Lipa
4(3)Stay/The Kid Laroi & Justin Bieber
5(5)Kiss Me More/Doja Cat feat SZA
6(6)Bad Habits/Ed Sheeran
7(1)Permission To Dance/BTS
8(-)Montero (Call Me By Your Name)/Lil Nas X
9(10)Save Your Tears/The Weeknd & Ariana Grande
10(9)Deja Vu
/Olivia Rodrigo

なんか集計のマジックですね。先週初登場1位に輝いた「Permission To Dance」に代わって先週7位に落ちていたはずの「Butter」が1位に返り咲き。ずっとバンタン独占です。

そして3位に、そのダ・ベイビーをふぃーちゃーしたデュア・リパ。彼女も今回のベイビーの発言にはかなり遺憾の発言をすでにおこなっています。

そして8位に

リル・ナズXの「Industry Baby」が入ってきました。さっきのベイビーの発言、ゲイ・アピールで成功しているリル・ナズに対抗したものとの説もあるんですけど、まあ、リルナズの方が好まれますよねえ。

では、アルバムにいきましょう。

ALBUMS
1(-)Faith/Pop Smoke
2(-)Sob Rock/John MA
3(1)
Sour/Olivia Rodrigo
4(2)
Planet Her/Doja Cat
5(7)
Dangerous Double Album/Morgan Wallen
6(4)
The Voice Of The Heroes/Lil Baby & Lil Durk
7(5)
Hall Of Fame/Polo G
8(6)
Future Nostalgia/Dua Lipa
9(15)Shoot For The Stars Aim For The Moon/Pop Smoke
10(8)
Inside/Bo Burnham

1位初登場はポップ・スモーク。聞いてみましょう。


これが2作目の遺作となります。ポップ・スモーク。英米ともに複数の曲がシングル・チャートの上位に入るくらい安定した人気ありますね。

売り方がトゥパックみたいになってますが、今回のアルバムは、おそらく残っていた録音に人気者がバックアップしたものとなっています。

2位初登場はジョン・メイヤー。これも聞いてみましょう。

ひさしぶりのジョン・メイヤー。今回のアルバムはジャケ写からして

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もうジャケ写からして、「1982年のレコード?」みたいな雰囲気ですからね(笑)。その「Nice Price」のシールのパロディなんてみると、「3枚買えば3000円」という、昔、僕がタワーレコードやった買い物を思い出しますね。

 で、実際、音の方も70年代のシンガーソングライターがシンセ使い出した頃の時期の音ですね。それで全盛期ほどは売れなくなるんだけど、なんかジャケ写で思い出すタイプの作品というか。妙にニッチなとこついたなと思います。




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