なぜ、マグリットなのか?
- 1987,MoMA ニューヨーク近代美術館
ザ マグリットの称号は、
ベルギーの画家、ルネ・マグリットより採択しています。
1987年、MoMA(ニューヨーク近代美術館)で出会った、
ルネ・マグリットの“光の帝国Ⅱ”。
街灯が本当に光っているように見え、強烈な衝撃を受けた弊社社長。
帰国後、家業の旅館『石山花壇』を将来、
“マグリット”に社名変更しようと特許庁に申請したところ、
運よく商標を取得しました。
ルネ・マグリットが25歳のとき、ジョルジョ・デ・キリコの作品『愛の歌』の複製を見て「涙を抑えることができない」ほどの感銘を受け、これがきっかけでシュル・レアリスムの方向へ進むことになります。
光の帝国Ⅱ
マグリットの“空間づくり”をはじめとする商品づくりは、
シュル・レアリスム(超現実主義)の画家、
ルネ・マグリットの代表作『光の帝国Ⅱ』をヒントにしています。
シュル・レアリスムは、日本語で「超現実主義」と訳されています。
シュル・レアリスムの画風の一つに、ディペイズマン(Dépaysement)と呼ばれる技法があります。
この技法はルネ・マグリットが同じシュル・レアリストの画家、
マックス・エルンストの影響を受けて習得したものです。
「異なった環境に置くこと」を意味するフランス語で、
意外な組み合わせを行うことによって、
受け手に強いインパクトを与える、というものです。
ディペイズマンの技法をつかった、
マグリットの代表作『光の帝国Ⅱ』を見てみましょう。
『光の帝国』は、シュル・レアリストの仲間、
ポール・ヌジュによって命名されました。
一見普通の絵画に見えるかもしれませんが、半分から上は青空が広がった『昼』、半分から下は街灯が灯った『夜』を描いています。現実にはあり得ない風景ですが、何の違和感もなく、見事に一枚の絵画にまとまっています。(昼と夜/光と闇)
私たちマグリットでは、
これを『相反する二つのものを融合させる』という捉え方として、
商品(料理を含む)をつくる上でのヒントにしています。
相反する2つのモノ、コト。
例えば、空間づくりの場合、
光と闇、高い天井と低い天井、アンティークとモダン、
動くものと動かないもの、電球と炎、間接照明と直接照明、
大きいものと小さいもの、などなどです。
人はギャップがあることによって心を揺さぶられ、ワクワクするのです。
『光の帝国Ⅱ』は、ディペイズマンの技法を使いながらも、
違和感のない素晴らしい一枚の絵画にまとまっています。
▼ 以下、ベルギー王立美術館、公認解説者の森 耕冶先生による、光の帝国の解説動画です。弊社の為に作成いただいた内容です。
私たちマグリットがお手伝いさせていただく、
挙式やパーティーも例外ではありません。
挙式はより感動的に。
そして、パーティーは徹底して楽しく。
進行や演出に単なる意外性を求めるのではなく、
対照的でバランスの取れた価値ある挙式&パーティーであることこそ、
私たちが本来目指す、理想のウェディングの形です。
株式会社マグリット
専務取締役 羽原正人
THE MAGRITTE @partylabo.
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