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音楽

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記事一覧

都会は詐欺でいっぱい!〜オペラ『ばらの騎士』

オペラには人をだます設定が多く取り入れられています。そのほとんどは罪の無いものか、ハッピ…

字幕の無いオペラ映像を見たいときは?~原語の歌詞も大事!

映像はあっても日本語の歌詞が無い昔と比べたら今はオペラを目にする機会も簡単に手に入るよう…

映画でイメージがしっくりきたクラシック音楽

クラシック音楽はわかりにくい。 やたらと長いし、何を表現しているのか聞いただけではわから…

クラシック音楽と似ている曲あれこれ

クラシック音楽を聴いていると「あれ?この曲何かに似てない?」というものに時々出会います。…

抵抗のオペラ(悪玉編)

抵抗のオペラ前・後編では抑圧に抵抗する人たちの姿をオペラの中に見てきました。 今回の悪玉…

抵抗のオペラ(後編)

オペラには抑圧される人々が反抗する場面やテーマが数多く見られます。 香港やウクライナで戦…

抵抗のオペラ(前編)

香港やウクライナでの抑圧に対して私たちはどういうメッセージを発信できるでしょうか? 過去の多くのオペラ作品では抑圧に抗う人々が描かれ、今でも私たちを鼓舞し続けてくれています。 私もその中のいくつかを紹介することで抑圧者への断固たる抵抗を表明したいと思います。 動画のリンクは取り上げた場面から始まりますので、そのままご覧ください。 モーツァルト『フィガロの結婚』結婚直前の妻を狙う好色な主人・アルマヴィーヴァ伯爵への抵抗を誓う下僕フィガロ。 初演当時の検閲によって表現は

デビュー作が最高作となったオペラ作曲家たち① マスカーニ

芸術家は経験を重ねるごとに作品の質を高めていくのが一般的なイメージです。 ですがオペラの…

デビュー作が最高作となったオペラ作曲家たち➁ レオンカヴァッロ

レオンカヴァッロ『道化師』(1892年)ライバルにしてやられた才人 レオンカヴァッロ イタリ…

デビュー作が最高作となったオペラ作曲家たち③ シャルパンティエ

シャルパンティエ『ルイーズ』(1900年)ローマ大賞受賞のエリート シャルパンティエ イタリ…

デビュー作が最高作となったオペラ作曲家たち④ ボイト

ボイト『メフィストーフェレ』(1868年)かつての敵と和解して偉大な功績をあげる ボイト 作…

デビュー作が最高作となったオペラ作曲家たち⑤ 意外な大作曲家も実は・・・

今回ご紹介したのは“デビュー曲のほぼ一曲だけ”で名を残した作曲家たちです。たくさんの名曲…

オペラの魅力➁『驚き』(後編)

オペラの魅力を『驚き』という観点から見ていく記事の後編です。 前編を読んでいない方は先に…

オペラの魅力➁『驚き』(前編)

オペラという素晴らしい体験は『驚き』で始まるこれからオペラを楽しんでいこうとする方にぜひ知っていてほしいこと、それは「オペラの醍醐味は『驚き』にある」ということです。 オペラは決して気取った上品な“芸術”ではありません。 いや、着飾って紳士淑女ぶって「崇高な芸術を嗜む人間なんだぞ」という顔をするのを否定するわけではありません。 ですがオペラの魅力はそんなお上品さからは離れた、心からの驚きと興奮にあると思います。 これは芸術全般に言えることなのですが、本当の魅力は“衝撃的”と