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雪国生まれの国産ニット。

「toiro knitwear(トイロ)」は、国内最高峰のニット産地である新潟県五泉市の工場が作るニット・ブランドです。国内有名ブランドのOEM(発注元の会社名で生産するといった意味)を数多く手がけてきた工場が、自らの意思で好きなものを、好きな数量だけ作って、自ら販売しています。

通常であれば、店頭価格3~5万円で販売される「国産の高品質ニット」を普段着づかい出来る価格で提供できるように心がけています。それは、工場直販のブランドだからこそ、過剰な宣伝費や流通コストを極限まで削減して実現した価格帯ですが、それでも、昨今の大量生産されたアイテム群とは、価格では太刀打ちできません。

しかし、選択肢のひとつとして「国産ニット」が入るように、これからも努力し続けていきます。toiroは、小さな取り組みですが、お陰様で、多くのニットファンの皆さんに応援してもらって運営を続けています。着心地や素材感、サイズや仕様、カラー展開などヒントやアドバイスをもらいながら、各アイテムは進化し続けています。

これまでに生まれた定番15型(プルオーバー5型、カーディガン5型、ニットパンツ3型)から、毎シーズン4アイテムくらいを改良しながら数量限定で生産しています。

すべてのアイテムは、ブランド名「toiro」の由来である、十人十色の着方が出来るように心がけています。ベーシックかつプレーン。ワードローブに溶け込んで邪魔をしない。でも、ちょっと面白い。しかも、ニット工場のこだわりとして、編み地にひと工夫。そんな欲張りなイメージで作っています。

これまで、WEBやブログ、SNSなどで、散文的に書き綴ってきたものを、ZINEとして、まとめました。
完全非売品で、toiroの展示会&即売会に、直接、ご来場してくれて「ZINEありますか」と声かけてくれた方にのみプレゼントさせてもらいます。
自分たちの考えを、ここに改めて編集したものです。編集んでめる。ニットと同じですよね。toiroが今、考えていること。これからも続けたいこと。それらをまとめた、手作りの一冊です。

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