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【一人賛否】保育実習受け入れても就職に繋がらない問題ーー実習生受け入れにおける保育施設と保育者養成校の相互の課題。解決策はあるのか

保育園と保育者養成校は、将来の保育者を育成する上で重要な役割を果たしています。

しかし、実習の受け入れに関しては、双方に多くの課題が存在することも事実です。

このnoteでは、
保育園と保育者養成校の双方の立場から実習受け入れの現状とその改善点について考察します。

ということで粗品さんのようにうまいこと言えませんが「どっちの意見も一人で言ってみます」

どぎついニュースはやりませんが

【一人賛否】めっちゃ好きなんです。

投げ銭もしたことありませんが、霜降り明星大好きです。

討論、ディスカッション系の番組も、「論破する・される」が爽快で好きなのですが、「一人賛否」はそういった内容とはまた別角度から世の中を見ることができて面白いです。

うまく言えないのですが、エンタメという大きな括りの中で、より「コント」っぽくした内容ですね。本人も「コントやから」と言ってますね。

私、素人ですが、やってみます。

賛否両論を交えながら解決策を探ります。


保育園の視点

メリットとデメリット

保育園側から見た場合、実習生の受け入れにはいくつかのメリットとデメリットが存在します。

園長から「実習を受け入れても就職につながらないからメリットがない」との指摘があったように、保育園側には実習生を受け入れることで直接的な利益が見えにくいという現実があります。

一方で、実習生が将来的に優秀な保育者となり、保育園に貢献する可能性もあります。

特に、保育園での実習を通じて学生が園の雰囲気や方針に共感し、そのまま就職につながるケースもあります。

指導の負担

実習生の指導には多くの時間と労力が必要です。

指導案や毎日の記録の添削、学生とのカンファレンスなど、保育士の日常業務に加えて実習生の指導を行うことは大変な負担となります。

保育園は多忙な毎日を過ごしているため、この負担が大きな問題となります。


保育者養成校の視点

学生の自由と選択

大学は「自由」な場所であり、学生は自分自身がどんな人間であり、将来何をしたいのかを深く考える時期です。

この過程で「保育者になる・ならない」という決断をする学生がいるのは自然なことです。

最終的に進路を決めるのは学生本人であり、その選択を尊重する必要があります。

保育者志望者の減少

近年、保育者志望の学生自体が減少していると感じられます。

これは、「不適切保育」や「保育者の低賃金」などのネガティブなニュースが多く報道されていることが影響していると考えられます。

これらの報道によって、保育業界に対する不安や不信感が広がっている可能性があります。

改善点と解決策

双方のコミュニケーション強化

まず、保育園と保育者養成校の間でのコミュニケーションを強化することが重要です。

定期的なミーティングや意見交換の場を設けることで、双方のニーズや課題を共有し、解決策を模索することができます。

実習プログラムの見直し

実習プログラム自体の見直しも必要です。

保育園の負担を軽減するために、実習生に対する指導方法や評価基準を明確にし、効率的に実習が進行できるように工夫することが求められます。

また、実習生自身にも主体的に学び、積極的に関わる姿勢が求められます。

記録の様式もいろいろありますが、個人的には少なくしても良いのではないかなと思います。

エピソード記述として一つの事例を振り返り、深く深く考察することでも十分意味があると思います。

ただでさえ書き物が多い仕事なので、改善点はありそうです。

保育者の魅力を伝える

保育者が生き生きと楽しそうに働き、愛情を持って子どもと関わっている姿を見せることが、学生にとって大きな魅力となります。

ポジティブな面を強調し、保育の仕事のやりがいや意義を伝えることで、保育者志望者の増加を促すことができます。

この際、「やりがい」だけを伝えることには危険性だと思っています。

保育者の生き生きとした表情は、協働的で明るい職場風土も必要ですが、働きやすい環境の必要です。

処遇改善や、業務の見直しと効率化は必須です。

書類一つ無くすだけでも、無料で、すぐに実現できます。

実習の意義を再確認する

実習は学生にとって、理論と実践を結びつける貴重な機会です。

実習を通じて現場のリアルな状況を学び、自身の適性を確認することができます。

そのため、実習の意義を学生に再認識させることが重要です。


賛否両論の整理

賛成意見

実習受け入れに賛成する意見としては、以下の点が挙げられます

  1. 将来的な採用の可能性:優秀な実習生がそのまま保育園に就職する可能性がある。

  2. 教育の一環:実習は学生にとって重要な学びの場であり、保育園の経験豊富な保育士が指導することで、将来の保育者の質を向上させることができる。

  3. 園の評価向上:実習生が満足する実習を提供することで、保育園の評価が向上し、将来的な志望者増加につながる。

反対意見

一方で、実習受け入れに反対する意見としては、以下の点が挙げられます。

  1. 指導の負担:実習生の指導は保育士にとって大きな負担となり、日常業務に支障をきたす可能性がある。

  2. メリットの不明確さ:実習を受け入れても就職につながらない場合、保育園にとっての直接的なメリットが見えにくい。

  3. ネガティブな影響:保育業界に対するネガティブな報道が多い中で、実習を通じて学生が保育業界に対する不安を感じる可能性がある。


終わりに

保育園と保育者養成校の双方が協力し、実習の意義を再確認しながら、現場の負担を軽減するための具体的な対策を講じることが必要です。

相互の理解とコミュニケーションを深めることで、実習がより有意義なものとなり、将来的な保育者の質向上と志望者の増加につながるでしょう。

保育園が実習生にとって魅力的な環境であり続けることが、最終的には保育業界全体の発展に寄与するのではないでしょうか。

センシティブな事柄なので,表面的なことしか言えませんでしたが,今後も対話をしていきながら、お互いにとって、保育業界全体にとってより良い方法を模索していきたいと思います。


今日の1バース

今日もセカセカ園周り
行ったり来たりの県境
行ったら決まって言われるワード
「誰かいい人いませんか?」
こっちは必死に話題を転換
それでも食いつく百戦錬磨
ケンカは避けたい目指すは円満
個人のことでわかりませんわ〜

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