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「バンクシーって誰!」展

11月5日、品川駅下車。

都会なのか下町なのか分からない風景の中を、20分歩き、「バンクシーって誰?」展を開催している寺田倉庫G1ビルへ。

途中、セブンイレブンで発券した平日券で入場。ほとんど待たずに済んだ。

バンクシーの作品世界を、映画セットのような壁に展示し、世界観を再現するというコンセプトだった。

一枚だけ撮影禁止だったので、それ以外は複製と言うことになる。女性が圧倒的に多く、スマホで撮りまくっている。もちろん、私も。

私のようなアートに疎い人間にも親しみを与えるキャッチーな絵柄が嬉しい。


政治に疎くても強烈な反骨精神は伝わって来る。

政府や戦争や資本主義の弊害への批判や皮肉が多い。

オークションで、自分の作品が高額で落札された途端、シュレッダーで裁断されるというニュースを見た時は、シビレた。〝こんなガラクタを高額で買うバカの気がしれない〟というセリフ入りの絵も描いている。

表現者にとっての衝動と自由と生き様を、突きつけられた。

(2021.11.8.記 )

次回作の製作費として、大切に使わせて頂きます。