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【EDH】コマンダーサミットin大阪 ガチコマオープン参戦レポート【23/03/25】

2023年3月25日に、晴れる屋TC大阪さんで開催されたコマンダーサミットのガチコマオープンに参加した時のレポート記事です。
日付に疑問に感じた方もおられると思いますが、2023年のコマサミで間違っていません。(笑)
対戦後のメモ書きが残っていたので、記録のためにもNoteの記事にしておくことにしました。
なにぶん、メモ書きを元に書き上げたもののため矛盾や詳細部分についてはご容赦ください。
 
筆者の使用統率者は《夢の巣のルールス》。当時のデッキリストは別記事をご覧ください。



≪1試合目≫


  【群衆の親分、クレンコ】
Win【鋭い目の航海士、マルコム/織り手のティムナ】
  【夢の巣のルールス】
  【トリトンの英雄、トラシオス/織り手のティムナ】

 
【ルールス】は《堂々たる撤廃者》と《願い爪のタリスマン》でどうにか動けるかなという手札でキープ。【マル/ティム】のみ手札4枚でスタート。
 
序盤、【マル/ティム】が《エスパーの歩哨》、《鋭い目の航海士、マルコム》、《不気味な雇われ人》と展開して宝物トークンを増やしてから《ドラニスの判事》を出す。
【ルールス】は《撤廃者》で対話拒否しつつ《判事》に《ダークスティールの突然変異》を付ける。【トラ/ティム】は《石のような静寂》を出して、《マル/ティム》の宝物トークンの起動を止める。
 
しばらく誰も大きな動きは見せないが、【クレンコ】は《ゴブリンの女看守》や《Goblin Chirurgeon》を場に出しながら【クレンコ】の能力でゴブリントークンを増やしていき、【マル/ティム】は《ティムナ》で手札を増やしつつ起動できない宝物トークンを増やしていく。
 
手札が十分に増えたところで、【マル/ティム】が《沈黙》を唱える。
これが通り、《サイクロンの裂け目》で《石のような静寂》をバウンスして、起動できるようになった大量の宝物トークンから《切望の報奨》。
(ちょっと何が出ていたかがうろ覚えですが)パーティー条件を達成していたので《切望の報奨》でのサーチから、4マナ以下の呪文を唱える。
【マル/ティム】が唱えたのは《タッサの信託者》。そのまま《タッサ》のETB誘発にスタックで《Demonic Consultation》を唱えて、【マル/ティム】の勝利。
 
【ルールス】は《願い爪》を場に出していたが、自分が仕掛けられるタイミングまで待とうと起動せずに温存してしまった。
《マル/ティム》の手札と宝物トークンが増える前に《願い爪》を起動、4番手の《トラ/ティム》と共闘して《マル/ティム》を止めにいくべきだった。

≪2試合目≫


Win【意志を縛る者、ディハーダ】
  【ウィンドグレイス卿】
  【夢の巣のルールス】
  【万物の姿、オルヴァール】

 
1番手の【ディハーダ】が1ターン目から《意志を縛る者、ディハーダ》を場に出してマイナス忠誠度能力を起動。
【ルールス】は1ターン目に《師範の占い独楽》と《写本裁断機》を場に出す。【オルヴァール】も1ターン目に《師範の占い独楽》を場に出す。
 
2ターン目、【ディハーダ】が《波止場の恐喝者》を唱えると、それに対応して【オルヴァール】が《独楽》をデッキトップに戻す。【ディハーダ】はさらに《夢の巣のルールス(ディハーダ)》を場に出す。
そして、宝物トークンから《敏捷なこそ泥、ラガバン》を疾駆で唱えて【オルヴァール】を攻撃、デッキトップの《独楽》を奪いにいく。それに対応して、【ルールス】が《写本裁断機》を起動、【オルヴァール】のデッキトップの《独楽》を墓地に落とす。
【ウィンドグレイス卿】にターンが移り、《死儀礼のシャーマン》が場に出る。
 
3ターン目、【ディハーダ】が《ディハーダ》のプラス忠誠度能力で《ルールス(ディハーダ)》に破壊不能を付与してから《滅ぼし》を超過で唱えて場を流す。
【ウィンドグレイス卿】は《永遠の証人》を場に出して、墓地から《シャーマン》を回収、そのまま《シャーマン》を場に出す。
 
しばらく、4人とも大きな動きせずこのまま膠着するかなというところで【ディハーダ】が《むかつき》。他3人とも止める手段を持っていなかったので、《むかつき》解決後に《ボーラスの城塞》、《師範の占い独楽》、《霊気貯蔵庫》と揃って【ディハーダ】の勝利。
 
3ターン目以降、手札に《ネクロポーテンス》があったけれど、自分が最初に大きな動きをするという展開が嫌で動かずに終わってしまった。1回、勝負を仕掛けてみてもよかった。

≪3試合目≫


  【ウェザーライトの艦長、ジョイラ】
  【万物の姿、オルヴァール】
  【夢の巣のルールス】
Win【祖神の使徒、テシャール】

 
【オルヴァール】が3回マリガンして、初手5枚からスタート。
1ターン目、【オルヴァール】が《島》から《魔力の櫃》を出した以外は、全員がゆっくりとした立ち上がり。
 
2ターン目、
【オルヴァール】がファクトをバウンスできるカード(カード名を覚えてません)をサーチ。
【ルールス】は《ドラニスの判事》を唱えるも【オルヴァール】が《撃退》をピッチコストで唱えて打ち消す。
【祖神の使徒、テシャール】は《Wicker Picker》を出す。
 
3ターン目、【ジョイラ】は《トーモッドの墓所》を出して【テシャール】を警戒しますとアピール。(《墓所》は【ルールス】的にもきつい…)
【ルールス】は《催眠の宝珠》と《願い爪のタリスマン》を場に出す。
 
4ターン目、【ジョイラ】は《ウェザーライトの艦長、ジョイラ》を場に出すも手札にファクトが無いらしく苦しそう。
【テシャール】は《祖神の使徒、テシャール》を唱える。それに対応して【ジョイラ】が《墓所》を【テシャール】を対象に起動。【テシャール】の墓地が追放されて《テシャール》が場に出る。
そのあと、【テシャール】は《マイアの回収者》を場に出す。すでに場に《クラーク族の鉄工所》が出ていたため…
 
⑴     《Wicker Picker》を生贄に《クラーク族の鉄工所》を起動して②マナ。
⑵     《マイアの回収者》を生贄に《クラーク族の鉄工所》を起動して②マナ。(計④マナ)
⑶     《マイアの回収者》が死亡したので、墓地の《Wicker Picker》を対象にして手札に戻す。
⑷     《Wicker Picker》を唱えて、《テシャール》の能力で《マイアの回収者》を墓地から場に出す。
⑸     《Wicker Picker》が場に出る。
⑹     ⑴~⑸をの手順を無限に繰り返す。
 
上記の無限ループと、最初に選ばれたステッカーの中に《Elemental Time Flamingo(046)》(クリーチャー死亡時に各対戦相手から1点ドレイン)があったため【テシャール】の勝利。
 
たぶん【テシャール】以外の3人とも、「《テシャール》を唱えたのに対応して墓地を追放すれば、無限ループまではいかないよね」って認識だったと思う。甘かった…。
あと【ルールス】としては、せっかく出した《願い爪》を使わなかったのが良くなかった。

≪4試合目≫


  【夢の巣のルールス】
Win【ロフガフフの息子、ログラクフ/愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット】
  【軍団のまとめ役、ウィノータ】
  【甦りし悪夢、ブレイズ】

 
【ルールス】は2ターン目に《ドラニスの判事》が出せる手札でキープ。
0ターン目、【ブレイズ】が《宝石の洞窟》を出す。
 
1ターン目、【ルールス】はセットランドから《太陽の指輪》、《指輪》から《秘儀の印鑑》を出す。
【ブレイズ】が《甦りし悪夢、ブレイズ》を場に出して、エンド時に《ブレイズ》能力を使って3枚ドロー。
 
2ターン目、【ルールス】は《宝石の睡蓮》から《夢の巣のルールス》を場に出す。《生き埋め》を唱えて《ドラニスの判事》《縫い師への供給者》《レオニンの遺物囲い》を墓地に落とす。《ルールス》の能力で《判事》を場に出す。
【ウィノータ】は《ヴェクの聖別者》を場に出して、【ルールス】の墓地にある《供給者》を追放。
【ブレイズ】は《黒玉の大メダル》を場に出して、エンド時に《ブレイズ》能力を使って再び3枚ドロー。
 
3ターン目、【ルールス】は《ルールス》の能力で、墓地から《遺物囲い》を場に出して、《黒玉の大メダル》を追放。
【ウィノータ】は《大歓楽の幻霊》を場に出す。
【ブレイズ】が《遺物囲い》に《悪意の熟達》を打って《遺物囲い》を追放する。
 
4ターン目、【ルールス】のドローは土地。特にもう出来ることが無いので、とりあえず【ログ/テヴェ】に攻撃してライフを詰めておく。
【ウィノータ】は《命の恵みのアルセイド》を場に出す。
【ルールス】のエンド時に【ログ/テヴェ】が《出現領域》の能力を起動して《悪魔の教示者》。サーチ後、《幻霊》を対象に《稲妻》を唱えて《幻霊》を除去。
【ログ/テヴェ】のターンになり【ログ/テヴェ】は《毒の濁流》を唱えて、場のクリーチャーを一掃する。その後、マナ加速呪文を2枚挟んでから《深淵への覗き込み》を唱える。
これが通って、《死の国からの脱出》と《ライオンの瞳のダイヤモンド》でマナを生んでから《ギャンブル》で《霊気貯蔵器》を持ってきて【ログ/テヴェ】の勝利。

≪5試合目≫


Draw【鋭い目の航海士、マルコム/燃えさし爪の使い魔、ケディス】
Draw【法務官の声、アトラクサ】
Draw【夢の巣のルールス】
Draw【鋭い目の航海士、マルコム/激情の薬瓶砕き】

 
1ターン目、【マル/ケディ】はランドセットから《定業》。
【ルールス】は《ウルザの物語》出してから《太陽の指輪》。
【マル/薬】は1ターン目に、《鋭い目の航海士、マルコム》を場に出す。
 
2ターン目、【マル/ケディ】も《マルコム》を場に出す。
【アトラクサ】は《オグマの文書管理人》を場に出すけれど、土地が止まって苦しいとのこと。
【ルールス】は《夢の巣のルールス》を場に出してターンエンド。
【マル/薬】のターン、攻撃クリーチャー指定後に【ルールス】が【マル/薬】の《マルコム》を対象に《流刑への道》を唱えて除去。【マル/薬】は第2メインに、《マルコム》を再度場に出す。
【マル/薬】のエンド時、【ルールス】が【マル/ケディ】の《マルコム》を対象に《致命的なはしゃぎまわり》を唱えて除去。
 
3ターン目、【マル/ケディ】は《神秘的負荷》と《魂標ランタン》を場に出す。
【アトラクサ】は《森の知恵》を場に出す。
【ルールス】は何もせず、構えてターンエンド。
【マル/薬】のターン、攻撃クリーチャー指定後に【ルールス】が《皇国の地、永岩城》の魂力を使って《マルコム》を除去。
第2メインに【マル/薬】は《法務官の掌握》を【マル/ケディ】を対象にして唱える。これが通って、【マル/薬】は【マル/ケディ】のライブラリーからカードを1枚奪う。
 
4ターン目、【マル/ケディ】は《神秘的負荷》を維持。
【ルールス】は《ウルザの物語》の第3章で《真髄の針》を場に出して、「光り角の海賊」を指定。
さらに【ルールス】は《生き埋め》を唱えて《聖戦士の奇襲兵》を墓地に落としてから、《ルールス》の能力で《奇襲兵》を墓地から場に出す。
【マル/薬】はみたび《マルコム》を場に出す。
 
5ターン目以降、【マル/ケディ】が《波止場の恐喝者》を場に出してから、《波止場》をバウンス。再度《波止場》を場に出して大量に生まれた宝物トークンから《海門修復》を唱える。
【ルールス】は《海門修復》に対応で、《魂標ランタン》を対象に《奇襲兵》の能力を起動。【マル/ケディ】がさらに対応して《魂標ランタン》を起動して1枚ドロー。その後、《海門修復》を解決してターンエンド。
【マル/薬】は《激情の薬瓶砕き》を場に出す。
 
その後、4人とも大きな動きが出来ずゲームが膠着する。
 
序盤に展開が遅れていた【アトラクサ】が徐々に盤面を整えていく。
【アトラクサ】の場に、《法務官の声、アトラクサ》、《エスパーの歩哨》、《離反ダニ、スクレルヴ》、《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》といったカードが出揃い、《アトラクサ》で【マル/ケディ】のライフを詰めていく。
さらに【アトラクサ】は《タッサの信託者》を唱えるが、これは【マル/薬】から《遅延》を打たれて止まる。
 
その後【ルールス】はトップデッキした《彩色の星》を場に出し、すぐに起動して1枚ドロー。《伝国の玉璽》が引けたので、唱えてデッキトップに《天使の嗜み》を置く。
【マル/薬】にターンが移り、【マル/薬】が《意外な授かり物》を唱える。これをめぐって【マル/薬】と【マル/ケディ】の空中戦のすえ、《意外な授かり物》は打ち消される。
 
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たしか、このあたりで制限時間が来ました。
4人とも勝っても準決勝に進める可能性が無かったので、記録としては「引き分け」に。(たしかこの頃はまだ、「引き分け」は「4人とも負け」扱いではなかったかな)
予選の最終戦ということもあり、せっかくなのでこのまま決着が着くまでプレイを続行することに。
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その後、【マル/ケディ】は《幽体の船乗り》の能力などでドローして手札を増やしていく。
しかし、【マル/ケディ】の手札があまりに多いため、他3人が共闘して【マル/ケディ】のライフを削っていく。
【アトラクサ】が《アトラクサ》を対象に《ダニ》の能力を起動したのに対応して、【マル/ケディ】が《赤霊破》を唱えて《アトラクサ》を除去。その後【アトラクサ】は《アトラクサ》を再度場に出す。
 
【ルールス】は先ほどデッキトップに積んだ《天使の嗜み》をドロー。《ルールス》の能力で《彩色の星》を使いまわすが、今度は何も引けずターンエンド。
 
その後の【マル/ケディ】のターン、《魔力の墓所》のクリプトチェックでコイン投げに負けて【マル/ケディ】が脱落。
その直後の【アトラクサ】のターン、アップキープに《遅延》されていた《タッサ》が場に出る。さらに手札から《Demonic Consultation》を唱えて「デモコンタッサ」コンボで勝ちにいくも、《タッサ》の能力解決前に【ルールス】から《天使の嗜み》。
そのまま【アトラクサ】はアップキープ後のドローが出来ず、ここで脱落。
 
その後、残った【ルールス】と【マル/薬】は、場に出しているクリーチャーでステゴロの殴り合い。
ドロー運に助けられて除去が引けた【ルールス】が、なんとか殴り切って【ルールス】の勝利。

≪最後に≫


自分はこういったイベントに参加したのが初めてで、それまで初対面の方とEDHの対戦をした経験もほとんどありませんでした。
そのため対戦してくださった方々にはご迷惑をおかけした点も多々あったと思いますが、どの方も大変紳士的に接してくださり、大変楽しい体験になりました。
一年以上経ってしまっていますが、大会に参加された方、運営スタッフの方に最大限の感謝を申し上げます。
 


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