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2020年はタフな年だったが実りも多かった…と言えるように

「確実にある」と思っていたものがなくなる、今までの常識が全く通用しなくなる。
そんな経験を国全体、世界全体が経験した…というのがこの半年ほどで起こったことだと思います。

生まれて半世紀近くも経つと当然いろいろなことを経験してきているのですが、その中でも群を抜いて珍しい-といっても世界中の人たちが同じ体験をしているので珍しくはないか。まあそういう意味でも不思議な体験だと思います。

こうした状況下で思うのは、なんだかんだいっても確実に世の中は良くなっているんだろうなということです。

もちろん状況を楽観視しているわけではありません。
第二波はいつくるかわからないですし、南米やアフリカなどでは今もすごい勢いでコロナの感染者は増えています。世界全体にとって、今がよくない状態なのは明白ですが、それでも、中世のペストが蔓延したころに比べれば、断然マシなはず。だって今は、原因がウイルスだということがわかっていますし、それだけでも全然違う。

まして、日本ではインターネットの設備やサービス、さらには物流網まで整っています。ステイホームとなった時も、それらのおかげで情報も物資も手に入りやすかったですし、孤独にならずに済んだ人も多かったでしょう。たくさんの癒しもありましたよね。

ステイホーム期間中に妻がこう言っていました。
「コロナが来たのが今でよかったね。10年前でなくて」と。

そうなんですよね。
今回のような災厄が訪れた時、何に目を向け、どう考えるか、それこそが重要。

前向きに考え、自分にできることを探し、利他的に行動する。
他人をいたずらに批判せず、思いやる。
そんな美しい振舞いもたくさん目にすることができました。

僕の昔からの持論は「人間の本質はコミュニケーションである」というものです。

人は人とのつながりの中で初めて自らの価値を知ることができる(論理的な正しさはないかもしれませんが、気持ちとしてそう思っているということです)。

僕は人類にとっての苦難の年、この2020年という年に逆に多くの美しいものを見ることができたし、これからも見ることができると信じています。もちろんそうでないものもたくさん見ましたし、それを忘れないことも大事だと思っています。

そして、あと70年くらい生きた後に「2020年は本当にタフな年だったけど実りの多い年だった」とかっこよく言って死にたいなと思っています。

今までの僕の人生、とても幸せでした。
既に他界した善き父母、今も傍らで寝息を立てている妻やこどもたち、僕を支えてくださる素晴らしい友人たちのおかげで、僕という小さな人間も善き方向に導かれ続けてきたと思います。

僕に関わりを持ってくださる皆さんのこれまでのご厚情にあらためて感謝します。
そして、これから70年もどうぞよろしくお願いします!!

一緒に「2020年はタフな年だったけど実りも多かった…」って言いましょうね!!w

・・・
最後まで読んでくださってありがとうございます。
実はこれ、僕の48歳の誕生日の記念に書いてるんですよ。
よかったら、いつもより心のハードルを低めに、スキしてくださいまし!!
あとTwitterとかでのシェアもお願いできると超うれしいです!!!

どうぞよろしくお願いします~

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