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ソフィアの闘病日記⑨

2021/9/5

昨日は、お昼に家に帰ってから、ソフィアをずっと抱っこしていました。夕方になると、痙攣の頻度が高くなり、私は朝から食べていなかったので、ソフィアをソファーの上に寝かせて食事の準備をしましたが、ソフィアが痙攣によってソファーの下に落ちてしまい、食欲もなかったので簡単に済ませました。お風呂も扉を開けて、ソフィアを見えるところに寝かせていましたが、ソフィアの痙攣が起きて飛び出ました。寝る時は、いつも一緒に寝ていたベッドで、ソフィアをずっと抱っこしていました。夜は、何度も頻繁に痙攣が起きて、ソフィアは息苦しそうで、可哀想で見ていられないくらいでした。「何故、長生きして苦しまなければいけないの?」と神様に祈りました。

最後の1時間は、ソフィアは生き苦しくて、ハアハア言いながら、痙攣が苦しくて、ずっと呻いて、見てる私もとても辛く、さすってあげ、ミルクをあげると少し緩和される感じだったのでミルクをあげることしかできませんでした。最後は、神様にソフィアの苦しみを取り去ってくれるようお祈りしていました。

ふと静かになって、痙攣が治まって良かったっと思ったら、ソフィアはもう息をしていませんでした。夜中の3時でした。ソフィアの目と口を閉じてあげて、固まってしまう前に箱に入れました。

明け方4時、ソフィアが息を引き取って放心状態の私に、姉が送ってくれた動画にとても慰められました。ソフィアには、いつも「天国に行っても同じ部屋にしてもらうようイエス様にお願いしてるよ」って言っていました。

朝になって、ソフィアを箱から出してみると固まった身体は、柔らかくなっていました。綺麗好きだったソフィアの身体をタオルで、きれいに拭いてあげて、イスラエルのHoly waterで清め、Holy oilを塗ってあげました。ソフィアは、寝ているようで、まだ生きてるみたいでした。最後の日は、ミルクを沢山飲んでくれました。食べることが大好きだったから、お腹いっぱいで天国に行けて良かったと思います。

お別れはとても名残惜しかったですが、聖書には、その日の内に遺体は埋葬するよう書かれているので、14:00に火葬車が来て、近くの駐車場で、姉と教会の姉妹が来てくださり、ソフィアを火葬しました。ソフィアの火葬の間、カディシュという服喪の祈りをしました。カディシュは、創造主である神、イエスキリストを賛美し、速やかにごく近い将来に、神の王国が建てられることを祈り、主を賛美し、私達に主の平安、命がもたらされることを祈ります。

ソフィアは、私の初めての猫で、いつも「ソフィアが世界一幸せな猫ちゃんになって欲しいと思ってるよ、ソフィアほど、かわいいくて、賢くて、優しくて、面白くて、癒しの子はいないよ、100万回言ってるけど、ソフィアが大好き」と言っていました。

この動画は、今年の初めに私がトイレのドアが壊れ閉じ込められた事件のソフィアのユーモアです。私がトイレに閉じ込められていることに気づいていないソフィアは、24時間後に私がこじ開けた小窓にひょっこり顔を見せました。私はソフィアを中に引き入れ、ソフィアが生きていたことに感謝して抱きしめ助けを待っていました。その後まもなく私の家に来て玄関のドアを開けようとした母に叫び助けを求め、救急隊によって救出されました。後日、ソフィアが居ないので、探したらトイレに隠れていました。最悪な事件がソフィアのユーモアで癒され笑いとなりました。


コロナ禍のおかげでテレワークとなり、この1年半、ずっとソフィアと一緒に居られたことも幸せでしたし、本当に幸せな15年7ヶ月でした。

ソフィアのお骨は、次の日曜日にエデン農園に埋葬し、お花が好きだったソフィアに、くちなしの木を植えようと思います。そうしたら、エデン農園に来る度に私はソフィアの思い出に会えるから。ソフィアは、先に天国に行って私を待っていてくれる。ソフィアは、いつも私の側にいて、全ての良いものを私に与えてくれました。いつかソフィアに天国で会える日を待ち望みます。

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