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ソフィアの闘病日記⑦

2021/09/03

ソフィアは今朝は、病院に行く前にスギナ温湿布をして、気持ち良さそうにしっぽをゆらゆらしていました。

お昼に、病院の待合室で、緊急に来られた犬のため、15分くらい待たされたのですが、その間、籠から出て興味深そうに外を歩いている人々を眺めていました。

先生は、こんなに元気なら、明日機嫌が良ければ血液検査をして、数値が下がっていればいいですねと話していました。

ところが、夕方、痙攣の頻度が上がって、ぐったりと籠に入ったままです。

歩くのもフラフラするようになり、ソファーからめまいで落ちてしまいました。

チュールにも見向きもせず、水も飲みません。だんだん反応が鈍くなり、身体が冷えて、目を閉じたらそのまま死んでしまいそうな感じです。

病院に何度か電話しましたが、今朝の様子からは先生も緊急性を感じてもらえず、明日の夕方の点滴の予約を、無理矢理予約の間の10:45に入れてもらいました。

今日は金曜日でShabbat(安息日)なので、急いでパンとブドウジュースとキャンドルを用意し、籠に入っているソフィアを横に置いて、Shabbat(安息日)に入り、アブラハムがイサクを捧げたように、主にソフィアを捧げてお祈りを始めました。するとソフィアが急に籠から出て歩き出し、そして、私の背後のソファーの上に登りました。(正確には、力が出ずずり落ちそうになったところを支えました)そして、いつも私の夕食の時に横に居てくれるソフィアの定位置に座りました。

身体は相当しんどいのに、いつも通りにShabbat dinnerに私の隣に来てくれたのです。私はDinnerを食べる食欲はなく、そんなソフィアに寄り添って撫でていました。ソフィアもゴロゴロ言っていました。

命を授けるのも、取り去るのも主。創造主である主がエデンを造られた時、この世に死はありませんでした。アダム(人間)の罪によって、死がもたらされ、この世のものは全て朽ちることになってしまったのです。しかし、創造主、イエスキリストを信じる者には、永遠の命が与えられています。ソフィアを私に与えてくださった主に感謝します。ただ、主の憐れみを祈ります。

夜は、ソフィアはまた玄関に置いた籠に入っていました。何故かというと、玄関はトイレに近いからなのです。いつも一緒に寝ているベッドルームから、トイレまで歩くのもしんどいのと、ソフィアは私に気を使って、粗相をしないようにしているようでした。私は、ソフィアが心配だったので、夜は玄関のソフィアの隣にブランケットやクッションを敷いて一緒に寝ることしました。夜は少し涼しかったので、2時間置きにソフィアのスギナ温湿布を取り替えてあげました。夜中、私が仮眠をして、ふと目を覚ますと、ソフィアは起きていて、静かに私のことを見ていました。

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