この度、Raspberry Pi4の8GBモデルを購入したため、セットアップのメモがてらに、久しぶりに記事を書いてみました。(メモがてらって思いましたが、書き起こしにすごい時間がかかってしまった)
この記事のまとめ
以上です。あとは画像と参考にした記事リンクがあるくらいです。そして、記事を普通にたどれば簡単にセットアップが可能でした。
Raspberry Piとは
Raspberry Piとは名刺サイズのSBC(Single Board Computer)です。最近はIoTデバイスという位置づけで紹介されることが多いと思います。
セットアップに用意したもの
※PC側はWindows10を利用しています。
OSインストール
SDカードにOSを書き込むのに、Windowsの場合、win32diskimagerを利用することが多そうですが、「Raspberry Pi Imager」が用意されていました。
以下のようにOS(ディストリビューション)を選択可能
「Raspberry Pi Imager」では、デフォルトで書き込み可能なOSが選択形式になっているので便利そうです。
https://www.raspberrypi.org/software/
今回は8GBのメモリが体感速度にどの程度貢献するのか興味があったため、Raspberry Pi OS with desktopをSDカードに書き込みました(win32diskimagerを利用ちゃってますが)
書き込み後に起動
操作感じとしては思ったより動作が重かったです。アプリやブラウザともに普段使いするにはCPU、メモリ、SDすべての速度がやや不十分みたいな。
外付けSSDにイメージを複製して起動
外付けSSDにOSイメージを複製して起動させます。以下記事を参考にしました。
外付けSSDを利用したい背景は、容量が大幅増に加えて、SDカードだとすぐイメージが壊れてしまう事象などの改善など(ただ、学習用途で操作するだけなら全く問題なさそうです)
SD Card Copier でSSDへコピー中
外付けSSDの容量は120GB
Raspberry Piセキュリティ設定
Raspberry Pi セキュリティ検索結果
以下の記事などを参考(大感謝)
SSHクライアント
SSHでアクセスするためにいつもはTeraTermを利用していましたが、以前から気になっていたrloginを利用してみることにしました(TeraTermとWinSCP両方を兼ねて使えるっぽい?)
※現在はWindowsのコマンドプロンプトからもアクセス可能
編集画面で以下を入力します。
編集画面
Rloginでアクセス
OKするとログインが可能です。
OpenCVとtensorflow kerasをインストール
※以前はOpenCVのセットアップが中々できずOpenCVをビルドする方法でしかセットできなかった(makeにめちゃくちゃ時間かかる)
説明の一部(DeepL翻訳)
TensorFlowのセットアップもPi3のときハマると中々抜け出せなかった記憶があるため、公式リファレンスを参考にしたかったものの
Kerasについてはよくわからなかった。
以下を参考に
pip3 install keras==2.2.4
で行けそうなのかもしれない。
virtualenvをインストールしてactivate
参考記事のパッケージインストールコマンドをinstall.shにまとめて実行
TensorFlowのバージョン確認
Kerasのバージョン確認
PythonのREPLを起動
OpenCVのバージョン確認
からあげ本が発売
からあげ先生の本がちょうど先日に発売された。
github上にサンプルコードが載っていてColaboratoryにそのままアクセス可能なことで、とりあえず動かしてみることができるのでめっちゃ良い。
BERTからOpenPose、そしてエッジ・コンピューティングとしてRaspberry Piでの利用も書いてある。
O'Reillyのやつは書籍として何度も読むとして、からあげ本は手を動かすのに最適な感じで、タイミングとしてちょうど良すぎるのであった(大感謝)。