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デザイニウム TECHブログ

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デザイニウムのテックブログをまとめたマガジンです。
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#AugmentedReality

【技術解説】浅草の歴史散策アプリ「NHK AR タイムワープ」(Android/iOS)の紹介と解説

こんにちは!デザイニウムのエンジニアの佐久間(@ppengotsu) です。今回の記事は、当社がシステム開発、デザインを担当したNHKさんのアプリ「NHK AR タイムワープ」の紹介と技術面の解説をしていこうと思います。 「NHK AR タイムワープ」は、現在の浅草のまち並みと昔の映像を同じ場所に重ね合わせて、過去と現在を往来して浅草を散策できるアプリです。NHKで7月17日(月・祝)に放送された街ブラ番組「時空を超えて記念撮影 まちかどタイムワープ」で使用されました。

Sonyのモーションキャプチャー「mocopi」をつかってみた(後編)〜徹底検証!mocopiで出来ること

こんにちは、デザイニウムのCGクリエイターの秋山です。 Sonyのモーションキャプチャーmocopiを使用しておおよそ1ヶ月と少し経ちました。この間に、様々なモデルにmocopiを適用して動かしてみました。 はじめにどんなキャラでも、頭と手と足があるキャラクターであれば簡単にセットアップし動かす事が可能なので、苦労せずにすぐに試せるのがmocopiの面白い点の1つですね。 こうして動かしていると、段々と出来ることと苦手なことも分かってきました。この記事では、mocopiを

【技術解説】ARアプリ『Finding Serendipity』実現への道

どうも、デザイニウムのMIZUTANI KIRINです!今回、自分が開発に関わったLIFULL HOME’Sさんの「Finding Serendipity」を技術面からどうやって実装したのかなどを紹介していきます。現在(2023/01)このアプリはパブリックテストとして公開していますので、是非ご参加ください。 「Finding Serendipity」とは?Finding Serendipityは、ユーザーがAR上に残した街の魅力やその時の感情を蓄積し、風景と重ねて表示する

【8thwall】Lightship VPS for WebとAR STREET PAINTINGの紹介

こんにちは。デザイニウムの桐井です。 今回は、先日Niantic社の8thwallに追加された新機能、Lightship VPS for Webについてご紹介したいと思います。 はじめに8thwallにVPS(Lightship VPS for Web)機能が追加されました。 これまではスネイティブのアプリで実装されることが多かったVPS機能をWebブラウザで実行できるようになり、体験がより手軽になったなと感じています。 VPSや8thwallについては過去に解説記事がある

Google ARCore Geospatial API をつかったデモとAR活用事例

はじめに2022年5月、GoogleのARフレームワーク「ARCore」のSDKに「ARcore Geospatial API」が追加されました。デザイニウムでは、ARとVPSを組み合わせたコンテンツ開発にいち早く注目し、様々なVPSサービスを使ったR&Dやコンテンツ開発をすすめてきました。もちろんGeospatial APIも発表直後からメンバーが続々とデモ開発を行っており、この記事では今までに制作したデモ動画と合わせてGeospatial APIの機能や活用案などをご紹介

【Three.js】Webカメラから取得したRGB情報を使って3次元空間上にパーティクルを表示してみる【Shader】

こんにちは。デザイニウムのBBOY/エンジニアの平澤(@eatora22)です。今回は、Webカメラから取得したRGB情報を用いて、Webブラウザ上でパーティクル(大量の粒子)を表示してみたいと思います。 はじめにまずはこちらの動画をご覧ください。 Webカメラから取得した映像が3次元空間にパーティクルで描画されています。また、以下URLより実際に試すこともできるのでぜひチェックしてみてください(一部スマホだと見れないかも)。 コード解説今回はソースコードもGitHub