【コミュラボ】改めて自己紹介(2周年の2021年4月版)
コミュラボ は「コミュニティのインキュベーションの場」です。
2019年2月28日にゆうこすさんをお迎えしてのキックオフパーティーからスタート 。
気づけば2年が経ちました。ここまで来れたのも、みなさんのおかげでした。ありがとうございます!
2周年を迎えたコミュラボの自己紹介を、改めてさせていただきます。
そもそも「コミュニティ」とは何か
もしあなたが「コミュニティとは○○である」の「○○」に何か入れるとしたら??
そもそも間違いはないし、答えはいくつもあるでしょう。形態は、地域でのご近所仲間、ゼミやサークルや同窓会、商品やサービスの愛用者の集まり、地域の仲間など、いろいろありますよね。そのいずれにも共通する「在り方」は何でしょうか?
コミュラボ での共通認識はこれです。
ベースはコミュラボ 主宰の辻貴之が書いたnoteに詳しくまとめてあります。
この共通認識のもと、コミュニティを立ち上げたり、盛り上げたり、参加したりする人の集まりが、コミュラボ です。
コミュラボ の三層構造ーゼミ・ラボ・チアー
コミュラボ は、コミュニティに対する興味関心の度合いに応じた三層構造になっています。
ー①コミュゼミ
最も関心が高い「コミュニティを立ち上げる」人たちの集まりが「コミュラボ の『ゼミ』」、略して「コミュゼミ」です。
コミュゼミ第1期は2019年3月から6月にかけ、永田町GRiDで24名で開催。
12人ずつの2クラスに分け、最終回に「自分が立ち上げたいコミュニティ」についてプレゼンすることをゴールに、月2回ずつ計6回開催しました。
第1回は、自己紹介とゼミ仲間でのチームビルディングのワークを行った後に、「自分がコミュニティを立ち上げたい理由」をモチベーション曲線ならぬ「コミュニティ曲線」を書いて整理しました。
第2回からは、旗の立て方、活動の計画、会員の集め方や組織の設計、情報の伝達、コミュニティのライフサイクルなどの知見を、具体的な事例や豊富な経験、そして、マッキーバー やマクミラン&チャビスの論文などアカデミックな研究と共に共有しました。
そして最終回では、地方創生から社内活性化まで、いろんなコミュニティのアイディアがプレゼンされました。
ー②コミュラボ のラボ
次いで関心の高い「コミュニティを動かす人」たちの集まりが「コミュラボ のラボ」、略して「コミュラボ 」です(本体の名前と一緒、すなわちコミュラボ の看板的存在です)。
主な活動は、Facebookグループでの知見の共有、ゲストを招いてのオフ会、そこでの気づきを活かした日々の各自の活動、の3本柱です。
中でも「ならでは」は、オフ会。
2019年4月4日開催のNewsPicksアカデミア編集長(当時)の野村高文さんと語る「メディアとコミュニティ」を皮切りに、2021年4月2日開催の株式会社スマイルズ代表取締役の遠山正道さんと語る「アート、そしてアート思考とコミュニティ」まで、月1回ないし2回のペースで37回開催してきました。
20年3月まではゼミを開催していた永田町GRiDの1階にあったtiny peace kitchenで、それ以降はオンラインで開催してきました。
オフ会ゲストは多岐にわたります。
キックオフのゆうこすさん、第1回の野村高文さん、そして作家の乙武洋匡さん、シェアリングエコノミー活動家の石山アンジュさん、
脳科学者の枝川義邦さん、株式会社エール取締役の篠田真貴子さん、令和にバズった女子大生のくつざわさん、
コミュニティマーケティングの小島英揮さん、サイボウズの藤村能光さん、
Yahooアカデミアの伊藤羊一さん、noteプロデューサーの徳力基彦さん、「転職と副業のかけ算」のmotoさん、
2020年に入って、プレゼンの神である澤円さん、ユニリーバの島田由香さん、プロデューサーの小国士朗さん、オンラインになってTokyo Work Design Weekオーガナイザーの横石崇さん、
株式会社俺の中北朋宏さん、Peatixの藤田祐司さん、女優の伊澤恵美子さん、クルミドコーヒーの影山知明さん、
ONE JAPANの濱松誠さん、劇団ノーミーツ主催の広屋佑規さん、がくちょこと仲山進也さん、NewsPicks副編集長でJobPicks編集長の佐藤留美さん、
クリエイティブストラテジストの工藤拓真さん、コミュニケーション・ディレクターの佐藤尚之さん、6curryの新井一平さん、
2021年に入ってからは、アート思考の若宮和男さん、副業力の染谷昌利さん、黒田悠介さん、音声メディアVOOXの洪貴花さん・岩佐文夫さん、
…と、改めて書き出すと驚愕する、コミュニティやチームビルディングに造詣の深い素敵な方々をゲストにお招きし、少人数で質疑応答を挟みながらの2時間+αを過ごしてきました。
また、このご時世になる前は、渋谷のカフエマメヒコに井川啓央さん、恵比寿の6curryに廣瀬彩さん、神保町の未来食堂に小林せかいさんをお訪ねし、現地でコミュニティの在り方や考え方、日々の動き方などをお伺いしました。
また、スナックCANDYをお借りして、ラボメンバーが「スナックのママ」となって「スナックとコミュニティ」について語ったこともありました。
20年10月には、残念ながら閉店することとなった我がコミュラボ のホームであるtiny peace kitchenで「tiny peace kitchenとコミュニティ」をテーマに開催したこともありました。
そして、2020年1月21日の第16回オフ会「澤円さんと語る『自分の企画化とコミュニティ」からは、グラレコがスタート。
守隨佑香さんをお迎えし、多方面にわたる議論を一枚のグラレコにまとめていただいた上に、シメに「守隨まとめ」として一言でまとめていただいています。今では、これがないとコミュラボ ではない!という必須の存在です。
③コミュチア
そしてコミュニティに関心がある「コミュニティに参加する人」たちの集まり「コミュラボ のチア」、略して「コミュチア 」です。文字通り、コミュニティに参加することでコミュニティを盛り上げ、いずれ、動かしたり、立ち上げたり、「ラボ」や「ゼミ」に参加する可能性のある方々です。
2021年の展開
1月12日に開催した第32回オフ会「アート思考とコミュニティ」でご一緒した若宮和男さん(若さま)からの衝撃的な刺激をきっかけに、動き出すことにしました。
若さまもラボオフ会終わりでいろんなことを考えられたようで、こんな学び多いnoteをまとめてくださっています。
これを拝読し、改めて「アート思考にコミュニティが生きる」と気づきました。そしてより深く「アート思考とは」そして「そのコミュニティとのつながり」を学びたくなりました。
自分が学びたいゼミを企画しよう!でもコミュラボは「幸せと美味しいものは独り占めせずおすそ分け」がモットーなので、みんなと一緒に学びたい!と思い、若さまにその思いをぶつけ、コミュゼミ第2期「若宮和男さんと学ぶ『アート思考とコミュニティゼミ』」を開講する運びとなりました。
ちょうど若さまの新著「ぐんぐん正解がわからなくなる! アート思考ドリル」が発売されるタイミングでもあり、コミュラボ 2周年というタイミングでもありました。
その思いに共感してくださった16人の仲間と共に、3月25日にゼミはスタートしました。
同時に1年半、新規募集を閉ざしていたコミュラボ 第3期の門戸も開きました。
いずれも従来は主宰の辻と面識がある方のみに門戸を開いていました。
しかし、今回はゼミは初の外部講師の招聘、しかもオンラインでの一般公募、としたので、お初の方々もたくさんお越しくださいました。
しかも、活動がオンライン主体なので、従来の山口や岐阜からの参加者以外にも、大阪や福井からも参加してくださる方もいらっしゃいます。
こうして少しずつですが、この状況に負けずに、若さまや、かねてからのコミュラボ メンバーとともに、新たな取り組みを始めています。
改めてコミュラボ とは
コミュニティを作る・動かす・参加する人たちが集う「コミュニティのインキュベーションの場」です。
なので、このコミュニティ「で」は何かすることは、ありません。あくまで人を「インキュベーション」します。コミュラボ のラボのご案内で記したように、参加者の皆さんの日々で活かせる気づきを共有する場です。
これを「コミュラボ はBy the community ではなく throught the communiyである」と称しています。しかし言い換えれば、同じ志を持つメンバーとの出会いとその相互作用による気づきが、ここにあります。
コミュラボ で過ごした方々が、いろんなコミュニティを立ち上げ、動かし始めています。その一員になってくださる方が、一人でも増えると嬉しいです。2021年のコミュラボ は、ラボの第3期であなたを待っています。
【The Community Lab. #コミュラボ】 コミュラボは、コミュニティが生まれる・動く「きっかけ」の場所です。関心の度合いに応じて①ゼミ、②ラボのラボ、③チアの三層構造となっています。その活動をおすそわけします。