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【New Event】 HARUKAITO by islandで開催。松下 徹「Long Circuit」がArtStickerに加わりました。

概要

この度、HARUKAITO by islandにて開催される、松下 徹 による個展「Long Circuit」の作品をArtStickerでもご覧いただけるようになりました。

AとBの現象に一見は何の関係もない。
しかし、長いスパンで見ると、それは関係している。
松下徹は1984年生まれのアーティストであり、2012年高須咲恵と発足した活動を開始したSIDE COREのディレクターとして知られる(SIDE COREには2017年より、西広太志も参加)。アーティストの顔とキュレーター(あるいはプロデューサー)の顔。一見すると相反するようにみえるそれは、キャンバスに描くのか、あるいは都市自体、出来事自体をキャンバスとして描くのか、支持体が違うだけで同じ松下から生まれた行為だ。

松下の作品は、現象自体を(たとえば振り子の動きやひび割れといった化学変化など)用いて作られている。現象は自分ではコントロールしきれないものだ。地球の自転による引力や電子の反応といった、マクロ・ミクロの力を松下は作品づくりに取りこんでいる。

SIDE COREは「都市空間における表現の拡張」をテーマに多数の展覧会を企画・開催してきたが、アーティストという、松下自身ではコントロールしきれない生の人間と一緒に、ある種反応をおこしながら、都市空間に表現を落とし込んでいく。そしてそれがまた波紋や現象を生んでいく。
松下は、その種を見つける人であり再発見していく人でもある。
いわば、探求者であり第一の目撃者、発見者でもある。
今回の個展では、そういう松下のスタンスが、作品をとおしてみられるチャンスになるはずだ。
−伊藤悠

ARTIST COMMENT

制作のプロセスには必ず反復があり、そこに「待つ」という時間が含まれている。ある意味、無題に思える時間を繰り返しながら、次はどうしようか、あれはどうしようかと直感的に考えている。
その部分の時間の結果には「存在しない、想像上の作品」があり、今目の前にある作品と対になっていると想像する。実際存在しないそれが視えてきたら面白いと思う。

また、今回のタイトルのLong Circuitとは、漏電(Short Circuit)の遂になる造語だ。今回電気の放電を視覚化する作品が2種類ある予定なので、そこにも意味がかかっていたりする。

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作家プロフィール

松下徹 / Tohru Matsushita

1984 神奈川県生まれ
2010 東京藝術大学先端芸術表現科大学院卒業
2012 [SIDE CORE]として活動をはじめる

基本情報

松下 徹「Long Circuit」

会期: 2020年4月3日(金)- 2020年4月26日(日
会場: HARUKAITO by island
住所: 東京都渋谷区神宮前6-12-9 BLOCK HOUSE 2F
開館時間: 13:00〜19:00
休館日: 月〜水
観覧料: 無料
URL:   http://islandjapan.com/exhibition/505/

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