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アーツ千代田 3331特別企画展「アーリー90's トーキョー アートスクアッド」展 6/8(月)再開。 7/26(日)まで会期延長。PV映像も公開

概要

アーツ千代田 3331 は、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、4月7日(火)より約2 ヶ月間休場していた展覧会<アーツ千代田 3331 特別企画展「アーリー90'sトーキョー アートスクアッド」展>を6月8日(月)より一部開催内容を変更し、再開する運びとなりました。同時に展覧会の会期も2020 年7月26日(日)まで延長し、換気、ギャラリー内の人数制限、非接触型体温計での来場者全員の検温、アルコール消毒液の常設等、必要な感染防止策を講じ開場いたします。また会期延長を受けて、展覧会開始以来実現する事が叶わなかった八谷和彦氏による体験型パフォーマンス<実演「視聴覚交換マシン」>についても、日程を再設定し実施する予定です。ぜひご高覧下さいますようお願い申し上げます。

基本情報

■再開日:2020年6月8日(月)
■終了日:2020年7月26日(日)

時間
12:00 - 19:00 ※ 最終入場 18:30

〈 ご入場について 〉
展示室の中に5 名以上が在廊しないよう、入場人数の制限を行います。ご入場をお待たせする事がございますのでご了承下さい。/ご来場に際し「新型コロナウィルス等の感染防止対策」へのご協力をお願い致します。/会期中の社会状況を鑑み、開場時間の変更や休場がある場合もございます。ご来場前にアーツ千代田 3331のWeb サイトやSNS 等にて、開場の状況をご確認ください。

料金
当日券 800円
前売券 500円(ArtSticker限定)
*高校生以下無料
*千代田区民は身分証明書のご提示で無料 
*障害者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名は無料

会場
アーツ千代田 3331 1階 3331 Gallery・ 地下1階 B111
〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14

助成
令和元年度文化庁優れた現代美術の国際発信促進事業
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京

主催
アーツ千代田 3331

URL
https://90s-archive.3331.jp/

みどころ

1.内と外が混ざり合う展示室 <1 階ー3331 Gallery>

1F展示風景_1_900

1 階3331Gallery 展示風景

50 ㎡あまりの展示室は床のレンガが名残を示すように、90 年代初頭は中学校の玄関として使用されていました。かつて内と外を繋いでいた場所に、当時「展示室」という空間にとどまらず、ゲリラ的に路上で展示を行って来たアーティストたちが再集結しました。会場内に混在する作品は、ひとつのインスタレーション展示のようにキャプションも無いまま並びます(作品詳細は会場で配布されるハンズアウトを参照)。60・70 年代の混沌とした時代感への憧憬と、80 年代後半か ら90 年代初頭のバブル崩壊を若き日に経験したアーティスト達の戦略的な視座も合わさり、「90 年代」というひとつの相反する雰囲気を作り出しています。

2.当時の熱気や勢いを伝えるアーカイブルーム <地下1 階ーB111>

B1F 90年代資料室 展示風景_900

地下1 階- B111 展示風景

技術が発達した2020 年の現代であっても、当時の熱気や時代感といった、目では捉えられない物事については再生不可能でしょう。それらに少しでも近づいて頂く場所として、地下1 階にアーカイブルームを設けました。入口には中ザワヒデキ氏所有の旧型Macintosh が並び来場者を出迎えます。これらは中ザワ氏が当時発行していたフロッピーアートマガジン「JAT」の再生機材で、作家在室時には画面に映るジャギーでファニーな誌面をご覧頂く事も可能です。本展キュレーター西原珉による関係者へのインタビュー映像と書き起こしテキスト、並びに当時発行された「ガロ」や「スタジオボイス」「BT(美術手帖)」のほか、「Art Summit Members」や「RADIUM EGG」「PEPPER SHOP」といった貴重な雑誌も閲覧可能です。

3.館内各所に点在・介入する作品 <地下1 階、1 階ー館内共有部>

中村政人《床屋》_2_900

館内共用部 展示風景

アーツ千代田 3331 というアートセンターの共有部に介入するように、ナカムラクニオ、竹内やすひろ、ピーター・ベラーズ、鈴木真梧、曽根裕、岩井成昭、宇治野宗輝、中村政人、飯田啓子らの作品が、地下1 階~1 階の館内各所に設置されています。「新宿少年アート」「ザ・ギンブラート」「大阪ミキサー計画」といった当時のアートプロジェクトを追体験するかのように、もしくは全く知らない街の小道を歩いている時のように、来場者の目線の先には、いくつもの驚きと発見が用意されています。

出品作家・協力者

出品作家
会田誠、飯田啓子、伊藤敦、岩井成昭、宇治野宗輝、大岩オスカール、オクダサトシ、小沢剛、鈴木真梧、曽根裕、竹内やすひろ、中ザワヒデキ、ナカムラクニオ、中村政人、八谷和彦、ピーター・ベラーズ、福田美蘭、松蔭浩之、MOJOWORK

インタビュー・資料提供協力者
アズビー・ブラウン、池内務、神谷幸江、黒沢伸、小山登美夫、謝琳、白石正美、高石由美、林保太、パルコ木下、眞島竜男、米山馨

本展キュレーター
西原珉

イベント
実演「視聴覚交換マシン」/八谷和彦

7 月18 日(土)、25 日(土)
各日2 回 15:00-16:00、17:00-18:00

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八谷和彦《視聴覚交換マシン》サイズ可変, ミクストメディア, 1993 年, 撮影 黒川未来夫


□会 場:アーツ千代田 3331 1 階 コミュニティスペース
□定 員:先着12 組(2 人1 組)
□参加費:500 円/組 *当日会場で現金にてお支払いください。
□参加方法:当日会場で参加申込を受け付けます。 *先着順
□受付開始:開始時刻の1 時間前より

*視聴覚交換マシンは2 人1 組で体験する装置ですので、なるべく2 人でご参加ください。相手がいない人は、当日会場で見つけてください。ただし無理強いは厳禁です。
*1993 年レントゲン藝術研究所での最初の体験会での設定を一部変更して実施いたします。
*新型コロナウィルスの社会的状況を踏まえ、イベントの内容を一部変更・中止する場合もございます。

□本展における「視聴覚交換マシン」の実施について:
・装着するゴーグルやヘッドホンは使用の度にアルコールにて消毒します。
・体験者の方には、ご参加の際、住所、名前、連絡先をご記載いただきます。
・体験者の方には、手指の消毒をお願いいたします。

*実施の詳細については、アーツ千代田 3331 ウェブサイト等にてご案内いたします。

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TCMは「世の中の体温をあげる」という想いをかかげ、「Soup Stock Tokyo」等を手がけてきた遠山が構想する「新たなアート体験」に、PARTYが得意とする「デジタルでの体験設計」を融合させ、アートと個人の関係をテクノロジーで変革させ、新たな価値の提示を目指しています。