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読書#21「蓮如」 五木寛之

読書#21「蓮如」 五木寛之(新書10:名著4:その他7)

著者独自視点(偏見?)を交えながら、蓮如の人柄がよくわかるように書かれている。

聖人として確立された親鸞と対照的に人間ぽい蓮如が、偉人なのかもしれないけどどこか愛おしい。

親鸞さんとは言わないけど、蓮如さんと親しまれているという現代にまでその人間性がにじみ出ているのが面白い。

どこか堅苦しい現代に、脱力系の生き方を提示してくれる一冊。

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