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The Typewriters第二号 収録内容紹介➀

そろそろ夏休みやお盆という人も多いのではないでしょうか。こんにちは! The Typewriters編集長のロナルド始澤です。
 さて、第二号の入稿も終わり、あとはコミックマーケットでの頒布開始を待つばかりとなりました。
 もちろんコミックマーケットに行けない人のためにも書店委託もしております。2,500円(税込み2,750円)同人イベントより割高になってしまいますが、確実に入手したい方はこちらもご検討ください。
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1568725

それではコミックマーケット100お品書きです!


8/13(土)一日目東2 O-40a MOZA MOZAです。 お誕生席なので見つけやすいと思います。是非お立ち寄りください!
(※今回は入場にチケットが必要です)

それでは、今回の新刊の収録内容を紹介していきたいと思います。

新刊:The Typewriters第二号 収録内容その①
短編小説

雨子『インスタント・コーヒーブレイク』
今年から私の同じ部署の金澤君は、人当たりもよく、柔らかい雰囲気をもった人だった。そんな彼は休憩室に自分のコーヒー用具を食器棚に置いていた。その姿を見た私は……
コーヒーから始まる私と金澤君との交流を描く短編小説。

眞崎十一『Retro Future In Cafeteria』
白く靄がかかるカフェの中、ぱちぱちと響くタイプライターの打鍵音が鬱陶しくも心地良い。――近未来を舞台に作家とパラレルな世界で起こるシュールレアルな物語。

実川れお『そろそろ』
雑居ビルの四階にある、小さな会員制ラウンジの名はマリア。ボーイのトモヤは仕事上の付き合いでしかなかったアヤカと秘密裏に交際を始めてしまった。お開きの合図である『プラスチック・ラブ』が流れる店内。アヤカはまさに太客とのアフターに連れ出されようとしていた……。

三浦 新『寄生蟲』
「『都会的』ですね」それがシイナという少女が俺を見て、最初に口にした言葉だった。白く細長い指。吸い込まれるような黒々とした瞳。俺はシイナの本質をようやく理解する、俺を支配している本能で…そして俺は熱病にうなされているように、理性が遠く離れていく。

ロナルド 始澤『サイレンス・サイレンス』 私は現実生活とは違う、本能的なラインで行き詰まりを感じていた。だから私は都心の喧騒を離れ、ほとんど家出同然で、ひなびた田舎のおじさんの家に転がり込んだ。この感情をどうすればいいのかわからないまま、私は夏休みを過ごす。

今回の紹介はここまでです。収録内容②につづきます。お楽しみに!

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