愛してる

いいじゃない。
”愛してる”から始まる恋愛だって。

あなたの笑顔
あなたの仕草
あなたの声

みんな好き

あなたの考え方
あなたの書く文章
あなたの視線

みんな好き

好きになったきっかけは、
あなたの書く文字。

何気なく目に止まった文章は
子供について。

その文字からは、
子供の尽きることない元気と
溢れるような笑顔が
元気よく踊ってた。

生きいきと、躍動感に満ち溢れ、
目の前に絵が浮かんでね。

それから、文章を読み重ね
少しずつ、私の中に”あなた”が
溜まって、いつしか私の心が
”あなた”でいっぱいに。

けっして全部がピタリなわけじゃない。
「あわないな」
そう思うところもあるのよ。

でも、あなたの「あわない」ところも、
”あなた”の一部。

受け入れて、消化して、昇華して。
いつしか、そんな”あわない所”も
許せて、認めて。

不思議なもので、認めてみると
「あわない所」も愛おしく感じたの。

そう、すべての始まりは、
「愛してる」

始まりは、「愛してる」から。
いいじゃない、それで十分幸せだから。

恋するあなたの詩集｜𝑦𝑢𝑘𝑖 /唯野ゆき｜note