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Trelloで作る仮想的な本棚

対象読者

  • これから楽しく本を読み続けたい人

  • 本を読み続けるために、楽しいマネジメントの方法を探している人

伝えたいこと

Trello のようなWebサービスを活用して本棚を仮想化すると、物理的な制約にとらわれず本を溜められます。

どうして本を管理したいのか

はじめに、わざわざ本を管理する目的や背景について考えます。
本を読むために面倒くさいことをしたくはありません。管理したい気持ちの裏側にはいくつかの想いがあるでしょう。

私の想いは以下の3つです。

自分が読んだ本を残しておきたい

足跡を残しておきたいという単純な想いがあります。
家族写真をまとめたアルバムのように、10年後・20年後に振り返って見たら「このときこんな本読んでいたのか」と懐かしい気持ちになるでしょう。

また、本はいつまでも自分の棚に居てくれません。

  • 図書館で借りる本

  • 友人・知人から借りる本

  • 自宅の本棚に収まりきらずに売る本

何らかの理由で居なくなってしまいます。

これから読みたい本や少し気になるけれど今は読まない本を記録したい

頭の中がいっぱいだと、面白そうな本や気になる本に出会っても、そもそも面白いとすら思えなくなりそうです。

頭の中はスッキリさせたいので、どこかへメモしておきたいのです。いわば未来の本棚でしょうか。

本がその後どうなるのかを追跡したい

本と自分の関係性は時間によって変わっていくものです。

  • 気になっていた本は結局読んでいないのか

  • 途中まで読んで止めたのか

  • 面白くて何度も読み返したのか

  • 読書感想文を書いたのか

  • 新しい発想や本へつながったのか

10年前は自分にとって価値のない難しい本でも、今になって読んでみると内容の奥深さを理解できるかもしれません。

自分の成長とともに、自分を取り巻く本との関係性も成長します。
その変化を覚えておきたいのです。

どうやって本を管理するか

カンバン

私はカンバンというシステムをおすすめします。カンバンボードとは?

カンバンとは、あるタスクとそのタスクがたどる状態を視覚的にわかりやすくしたものです。
※ここでのタスクとは本を読むこと

私がTrelloで作った仮想的な本棚

テキストデータでのエクスポート

データをテキストでエクスポートできるサービスがよいでしょう。
そのサービスがいつ終了しても良いように。

テキストデータであれば、他のサービスへ移行する際に楽です。

なにで管理するか

私は Trello を使います。

ただし、これはカンバンのようなことができれば、どんなサービスを使っても大丈夫です。

例えばNotionにもカンバン機能はあるので、Notionで行っても問題ないでしょう。

仮想的な本棚の作り方

まず自分が本を読む際、どのような流れを作りだしているか描きます。

参考までに私の例を載せます。

本を読む際の流れを描き出す
  1. ある本が気になる・読みたいと思う

  2. 図書館で借りるまたは購入する(まだ読んでいない)

  3. 自宅の本棚に置く(まだ読んでいない)

  4. 読み始める

  5. 読み終わる

  6. 読書感想文を書く

  7. 読まないまたは途中で止める

大切な点は、自分と本の関係性です。

  • どうやって本のことを知り

  • どこで出会い

  • どんなふうに付き合うのか

  • どのような関係になりたいのか

私は書店やインターネットの書評、本の中に書かれている参考文献などから、気になる本や読みたい本を知ります。

東京駅にある丸善で出会ったり、Amazonで出会うこともあります。図書館で定期的に開催されている特集コーナーで遭遇することも。

そして図書館から借りたり書店やAmazonで購入したりして、自宅の本棚に収めます。

読み始める本もあれば、棚に入れただけで終わる本もあります。

私と本との関係性が行き着く先はこの3つです。

  • 読み終わること

  • 読書感想文を書くこと

  • 読まないまたは途中で止めること

もちろん時間が経てば、読まなかった本を読んだり、再読したりと新たな関係が始まることもあります。


これができあがったら、カンバンにします。

再掲しますが、Trello で作った本棚はこんな感じです。

私がTrelloで作った仮想的な本棚


最後にこの本棚を改善します。

本との関係性は日々変化して成長します。
それに合わせて本棚も成長させましょう。


以上が、私の仮想的な本棚に関する話でした。
お読みいただきありがとうございました。


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