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The Sims 4…究極のお人形遊び。

 シムズは、どえらく昔からあるタイトルで、かれこれ20年くらい以前からあるのではないでしょうか?

 私が初めてシムズを発見したのは、ソ○マップのゲームコーナーでした。昔からゲームが好きで…まあ、コンシューマゲームとかしてたんですけど、PCゲームもたまにやってました。

 なんとなく手にとって、ゲームの箱の「お品書き」を見ると、ものすごく自由度が高そうな煽り文句なんです。

「そんなことまでできんの?」

 とか思って、半信半疑で買いました。当時のシムズを作ってたのは、かのウィル・ライトで、もちろん私も「シムシティ」のファンでした。初期のシムズはなかなか毒がありました。なんせ、放っておくとすぐにシムが焼け死ぬのです(笑)

 普通、そんなに焼け死ぬかよ?

まあ、考えつくあらゆる「死に方」でシムが死ぬっていう…(笑)そんなわけで、かれこれシムズをやり始めて20年ってわけなんですが。

 近頃のシムズは、方向性が「家族向け」で「ダイバーシティ」で、もうホボ初期のウィル・ライト風味はなくなっています。そして今やファンは、もともとの「シムズ」の遊び方はしなくなっています。

 言うなれば、自由度の高い「お人形遊び」って感じです。かつて、はるか昔にリカちゃんが、世界で初めて(?)腕とか足が曲がるようになったときのように、簡単にポーズを作って、簡単に着せ替えできて、今や顔まで相当自由に作れるようになりました。

 そうなると、「お人形遊び」の究極の遊び方は「お話作り」ですよね。どっからどう見ても「アメリカ仕様」の作りのゲームなので、舞台はアメリカ(っぽいところ(笑))にならざるを得ないのがしょうがないですけど。

 海外のシムズファンのストーリーサイトとか見ると、マジですごいところとかあります。とにかく、画がリアルで真剣に映画を見てるような…。ゲーム本体も、そういう「趣味」の人のニーズにもかなり応える作りになってます。

 たとえば、「家族」を自由に入れ替えできるようになっているし、役者であるところの「シム」を勝手に動かないようにもできるし、「見かけ」とかをその場で自由に変えられるし、舞台装置の背景オブジェも近頃、自由に配置できるようになりました。すごいわ。

 それに、EA自身が、ゲームmodを簡単に作れるツールを配ってます。サイトでは懇切丁寧にmodの作り方が載っていて(英語だけど)mod作りも面白い。

 まあ、そういうわけで、萌える話を自由に作れるのがすごい。もはや、ゲームをそれ自体で遊ぶことはほとんどないけど、これは究極の時間つぶしですねえ。子供の頃、お人形遊びが好きだった人は外せないかも。

 そういう意味ではリカちゃん以来、と申せましょう。

 しかし、もともとのゲームの色合いがおもちゃ箱をひっくり返したような感じなので、これが不満といえば不満かな?画面の色合いを自由に変えれるようになったらいいのにね。

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