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夢想して、虚構を信じ、創作に努める

 音楽鑑賞中にヘドバンしながら室内徘徊中の鏡に映った自身をふと見やると、動きが微妙にズレていることに気付いて「主観と客観は違う、違うんだ……」と軽くショックを受けました。ある程度覚えた曲で、音に合わせて動いているような気がしていたのですが……。ダンスなんかもその主観・客観の差を埋める特訓があるんでしょうか。
 ……などと打ち込んでいたら、クラスでダンスやろうぜ企画から第一の脱落者になった記憶が蘇ってきてしまった。有酸素運動と音楽を合体させたやつ、しかも人前でなんて運動苦手陰キャには厳しいものがあったぜ……。


 どうも、暴食すると翌日から不穏な唸り音とおならが頻発する、ごはんです。
 お腹ギュルギュルって鳴ります。腹の虫ではなく、下しそうな音。そしてだいたい朝に下してる。あまりにも分かりやすすぎる健康バロメーター。


 今朝見た夢。
『ぼっち・ざ・ろっく!』のぼっちちゃんが『アンパンマン』の登場キャラ達に激ウマ手料理を振る舞い「凄いよぼっちちゃん!」「なんと鮮やかで美しい盛り付け!」など賞賛を浴びるも、実は料理音痴で食べた皆が翌日体調不良に。「みんなどうしたの……?」「えーっと……」と場が妙な空気になった所でGood morning……。

ぼっちinワンダーランド

 謎な組み合わせのクロスオーバー、見栄えも良く「味も最初は」良いのに実は料理音痴な後藤ひとりちゃんという謎の設定、そして続きが気になる所でwake up……。
 ツッコミどころ満載なストーリーは睡眠中に見る夢にありがちですが、いち視聴者としては中々面白いものもあったりしますよね。ゲームのバグのようにシーンがループしてるとか。
 昨晩、寝る前に『ぼっち・ざ・ろっく!』の原作漫画を少し摂取してから入眠したので、今朝の夢はその影響かもしれません。アンパンマンだった要因は不明ですが、カバオくんだけ覚えています。ネット上ではネタにされがちだからかな?


 比較的最近見た夢で面白かったものがもうひとつ。
 映画『グリッドマンユニバース』のオリジナルifエンドを見たのですが、こちらについては意外と整合性が取れていました。

 諸々の事件が解決し、脳内オリジナルシーンを経て、さあエンドロールだ!映倫マーク出して終わりだ! となりそうな所で、無数に存在するであろうユニバースへの入り口がオープン。主にダイナゼノンチームが一人ずつ召喚されていた……ような気がします。
 戦国グリッドマングリッドマンドグマなど、未履修ながらも情報をかいつまんだ作品群を象徴するようなシーンが映し出され、蓬くんが「なに?どうなってんの!?」と叫びながら柵から身を乗り出していたシーンが印象的でした。キャラ的にも想像に難くない。

 そして、いわゆる「俺たちの戦いはこれからだ!」エンドと相成りました。
 実在する『グリッドマンユニバース』……というとややこしいですが、実際に上映していた方は皆元の世界へ揃って帰っていたので、完全に妄想オリジナルifエンド、上手いこと創作に昇華できていればSSというやつ。それくらいのポテンシャルを感じられる夢でした。ポテンシャルのある夢ってなんだ。

 ただ、映画『グリッドマンユニバース』から個人的に感じていたメッセージがそのまま具現化したような夢でもありました。あんなユニバースもありだよね、と。
 あの映画からは「どんな虚構も創造も肯定してくれる」そんなメッセージを個人的には感じていて、それは「全ての創作、解釈」も肯定してくれているように思えました。
 現実には二次創作なんかは問題があったりなかったりしますが、少なくともグリッドマンユニバースの中では肯定的なメッセージを感じることができました。「君が考えたそのユニバース、いいね」と。

 劇中で「国家や歴史も虚構」「君達人間は唯一、虚構を信じられる生き物だ」という台詞がありました。裕太・内海が前半で演劇・舞台映像に感涙していたシーンを引き合いに出し、その信じる力をもってして種族として発展してきた、という旨のことを言っていたと思います。

 まあ何が言いたいのかと言うと、全ての創作を肯定してくれているような(気がする)グリッドマンユニバースのメッセージに感動した自分が、夢の中で新たなユニバースを生み出した、という話です。少なくとも2代目ちゃんには肯定してもらえそう。夢の内容ほとんど覚えてないけどな!

『グリッドマンユニバース』は個人的に趣味・仕事に関わらず、創作に携わっている人にこそ見て欲しいなと思える映画でした。人生で見た好きな映画TOPやもしれない。

1画面に本来同居するはずのない二人がいる件

『蒼穹のファフナーEXODUS』の某キャラが生き残るifストーリーの夢を見たり、『SSSS.DYNAZENON』のif最終決戦の夢を見たりしたこともありますし、アニメの夢を度々見るあたりに自身の根っこからオタクな性質を感じざるを得ません。ゆめ、みるのたのしい。

 創作経験はゼロに等しいものの、自身が創作の心得を持っていたら美味しい素材だろうな……と思えることが、見る夢などの観点からも度々あります。キャラ設定を考えるのは以前、友人と共同でやった時にすこぶる楽しかったので、世界観設定などを練り込むのは楽しそうだなぁとは思います。

 消費するタイプの趣味は途中で枯れてくる人もいる、という噂を聞いたことがあるので、幼少期から完全に消費側の自分としては現状に思うことがないこともないですね。生みの苦しみを、私は知らない(?)


「見た夢の話」を前置きにしたら長くなって本題に回し、本題としては分量が少ないと思っていたらいつの間にか文字数がかなり膨らんでいました。
 当ブログは創作とは無縁ですが、うーんと唸りながら気付けばボリューミーな文章になっていた……という経験は少し近い所があるのかな?などと勝手に思ったりもしています。異論は絶賛受付中。


 春はあけぼの、世は情け、果てはラビリンス。
 そんな整合性ちゃんカモンな文章が浮かびつつ、この支離滅裂さはもしやまだ寝ぼけているのか?などとぼんやり思いながらGood night……。

P.S.
グリッドマンユニバースのメモリアルイラストブックに夢芽さんの……

ボロボロチームとピカピカチームになってのいいよね……

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